私の居酒屋、蕎麦屋放浪記

 
太田和彦や吉田類などの居酒屋散策の著作やテレビ番組が人気となって久しいが、最近の私の居酒屋、蕎麦屋散策を紹介します。落ち着いた渋い居酒屋もいいが、いわゆる大衆酒場もおもしろい。最近は若い女性も見かけるようになり、おじさんの世界が変わりつつあります。また、近頃は昼から飲める大衆食堂も人気のようです。
 
 たぬき東十条店(東京都北区十条) (2015.12.7)
今年の忘年会の第二段は、義弟仲間(OJI会)と東十条にある居酒屋たぬきだ。関西風の串揚げが有名で、お魚も新鮮でおいしかった。つまみは、串揚げ、あじのたたき、たぬき豆腐、お酒は4人でビール2本、焼酎2本。人気のたぬき豆腐は、豆腐の上にわかめ、てんかす、きゅうり、かにかまがのったものに天つゆがかかっている。豆腐は冷たかったが、暖かい豆腐でも良いかも。アジのたたきは水槽から取り上げたものをすぐにさばいてくれる。5時前に入店したが、後からどんどんお客が入ってきてすぐにいっぱいになった。それにしても一人2000円は安い。帰りはいつものように王子に出て、菊乃屋で飲みなおしカラオケを歌って解散。
 
 大安(東京都品川区中延)(2015.11.28)
以前から気になったお店で、今回忘年会で初めて利用した。先週下見に一度訪れたが、満員で入店できず、その際の女将さんの丁寧な対応に思わず予約を入れてしまった。今回は4人ということで、店の奥の堀こたつの座敷に通された。まずは様子見で瓶ビールを注文。女将さんと息子さんの二人でやっているようだ。お通しはマグロの酢味噌和えとまずまずの味。次にお刺身、やりいか、ほたて、しまあじを注文。お刺身にあわせて辛口日本酒を燗で。お刺身は新鮮であっという間にたいらげ、次に串焼き、かきフライ、塩辛、塩らっきょうを頼み、つみれ鍋などを注文。どれもおいしく日本酒が進む、結局4人で一升以上飲んでしまう。最後におにぎりでしめて一人4400円とはリーズナブル。新年会もまたここでやることにした。地元ながら今回初めての店で満足の一夜でした。
 
 吞処 鯱(東京都品川区中延)(2015.11.21)
お店の前に人力車があり以前から気になっていたお店。店内は10人ほどの団体一組のみ。二人でカウンターに陣取り、まずはビールで乾杯し、茶豆と海老のから揚げを注文。最初マスターと奥さん二人でやっていると思ったが、奥に料理人がいるようだ。店内には日本酒専用の冷蔵庫があり、マスターお薦めの一の蔵酒造の限定ひやおろし金龍をいただく。まろやかな口当たりでお酒がすすむ。つまみにめかぶ、豆腐ステーキを追加注文。更に一の蔵の吟醸を頼み、しめに鯱焼きを注文。長いものみを使用したお好み焼きともんじゃ焼きの間の感じでおいしかった。ちなみにマンターは静岡県清水の出身で趣味が人力車らしい。中村勘三郎を乗せたこともあり、写真が飾られていました。
 
 クレセントムーン(東京都目黒区原町)(2015.11.7)
西小山にあるロックバー。ロックバーというので騒がしいバーを想像していたが、店内は意外に静か。BGMはなつかしい歌のカバー曲とおとなしめ。今回はグルーポン利用で飲み物とつまみがセットになっていたが、まずはジンライムからはじめ、次にウィスキー水割りに。最初はマスター不在だったが、途中でライブから帰ってきて、いろいろな話で盛りあがった。最近まで近くの別で場所で営業して水槽など内装にこだわっていたが、騒音問題でここに移転。残念ながら水槽はなくなっていた。最後に注文した洋風煮込みが意外とおいしかった。マスターに聞いたが、西小山の日本酒バーはしばらく休業とのこと知らなかった。最近、西小山もだいぶいろいろなお店が出来ていて楽しみになった。
 
 酒処はなまさ(東京都目黒区原町)(2015.11.7)
以前、散歩の途中で気になっていたお店。バーに行く前に娘むこを誘って寄った。昨年からやっているようだが、元中華屋さんをそのまま居ぬきで使用、カウンターは真新しい。まずはビールを注文。サッポロの赤ラベルとはなつかしい。店内は常連らしきお客が多い。さしみ三点盛りを頼んだが、三浦半島三崎漁港から直送とうたっているだけに刺身の種類も多く、新鮮でおいしかった。最後はレモンサワーでさっぱりして、次のバーに向かった。日本酒もいろいろそろえているので次は日本酒でおさしみを味わってみたい
 
 翁庵(東京都千代田区神楽坂)(2015.11.6)
靖国神社の帰りに前回行った蕎麦やが見つからず、最後に見つけた蕎麦屋さん。
まずはビールで喉をうるおし、つまみに板わさ、枝豆、から揚げ、げそあげを選び、日本酒のかん酒に切り替える。瓶の正一合の金陵だ。三人で4本吞んでほろ酔い加減で最後にざるそばでしめた。昼酒は最高だ。これからは熱燗がうまい時期だ。
後で調べると、創業100年の老舗。地元の方やサラリーマンが多い。かつそばが名物。なるほどかつのメニューが多かった。次回はかつ煮などをさかなにお酒もいいな
 
 富士川(東京都大田区大森)(2015.10.06)
酒場放浪記で紹介された大森駅東口近くの商店街にある大衆酒場。3時過ぎたが既にカウンターには常連客が座り、店内は昭和レトロな雰囲気。二階三階もあるが、今日は一階のテーブル席に。久しぶりの澤村さん、田中さんとまずは生ビールで乾杯。次に北海道の日本酒男山を頼む。タイミングよく口開けで、コップのお皿に溢れるまで入れてくれる。口当たりの良いさわやかな酒だ。つまみは刺身四点盛り、カキフライ、しめ鯖、生うに、くじらベーコンなど。次に八海山を楽しみ、最後にサワーでしめる。最近は北区の居酒屋探訪が多かったが、大田区の大森、蒲田にも他にも面白い居酒屋があり、次回探索したい。
 
 かもすや酒店(東京都品川区中延)(2015.8.13)
大森君と前回の日本酒バーに続き、日本酒専門店を訪れた。地元にあり以前から気になっていたお店。急な階段を登り、店内に入ると中は意外と広く、開放感があり黒を基調とした落ち着いた雰囲気。早速。日本酒飲み放題に料理5品つきのおまかせかもすやコース(2時間制限、4860円)を注文する。好みのグラスを選び、約70種の中から好きな日本酒を注文すると、冷蔵庫の一升瓶から日本酒が提供される。最初はビールで喉をうるおし、早速獺祭50(山口)からスタート。次に国士無双(北海道)、満寿泉(富山、奈良萬(福島)などを選択。お水も一升瓶で提供。料理も毛ガニ、たこ刺身、煮貝、揚げ物、煮魚とボーリムがあり、おなかも一杯。全国の蔵元会も年に何回か開かれてる。
 
  西小山ラウンジ 水曜日だけの大人の日本酒BAR (東京都目黒区西小山)
元会社の後輩の紹介で西小山にある日本酒BARに行ってきました。地元にいながら今まで知りませんでした。水曜日だけの限定オープンで女優で日本酒ソムリエが一人で切り盛りしています。店内はカウンタ6席、ソファ4席とコンパクトで内装も落ち着いている。まずは今回初めてなのでききざけセットを注文。10種類の中から3種(山口の獺祭純米大吟醸、新潟の鶴齢大吟醸、長野の大信州純米超辛口)を選ぶ。久しぶりに静かな雰囲気の中で日本酒を味わいました。また、友人を誘って来てみたくなりました。まさに日本酒をゆったり静かに味わえる大人のBARでした。
 
 智屋(東京都大田区池上)(2015.5.11)
澤村さんと池上本門寺散策の途中で見つけた名代本門寺そばを看板とする参道脇の蕎麦屋。以前からあったようだが、2013年に老舗のお店を引き継いだらしい。まずはビールで喉を潤し、つまみは鴨ロースとゴボウのチップ。次にお目当ての日本酒獺祭を注文。枡に入ったコップに並々と注がれたお酒に口をもっていきこぼさぬように飲む。上品な香りと奥行きとさわやかな後口のきれには同じような香りとにおいがある鴨のロースはぴったり。但し一杯900円なので一杯のみで、あとは越の景虎を熱燗で頂く。つまみに板わさを追加。最後にもりとデザートに名物のくずもちで〆た。
 
 山田屋(東京都北区王子)(2015.5.1)
先週に続き今年3回目の訪問です。澤村さんと小石川散策の帰り東京メトロ一日乗車券で南北線を利用して王子に。まだ四時過ぎにもかかわらず、常連の客で賑わい、空いている入り口近くの席につく。まずはキリンラガーで喉をうるおす。一万七千歩とは良く歩きました。肴はこはだ、ぬた、イカフライ、お決まりの落花生、半熟玉子、アジフライを注文。次に日本酒にとりかかり、まずは白鷹黒松大徳利を常温で、さらに白鷹の生酒を注文。こはだは脂がのっており、とてもうまかった。最後にこはだをもう一皿とほんれんそうの胡麻和え追加注文してお開きとした。王子の人気居酒屋とあって何時行ってもにぎわっていた。帰りに柳小路の菊の家をのぞいたが、まだ時間(六時過ぎ)が早く閉まっていた。
 
 まるよし(東京都北区赤羽)(2015.4.16)
義弟と司法書士のところに行った帰り、まるます家で一杯やり、はしごで立ち寄る。ここも赤羽で有名な居酒屋で、酒場放浪記などで何度も紹介されているらしい。中はコの字カウンターとこ上がりだけのこじんまりした感じ。カウンターの一番奥の席を勧められ、お客さんの後ろをぎりぎり通る。早速ホッピーとお薦めのマグロぶつとやきとりを注文。焼酎(ナカ)はコップで提供され、自分で濃さを調整できる。周りの客の多くがきゃべ玉を頼んでいたが、ここの名物らしい。それと後でわかったがカレー(カレールーのみ)もおいしいらしく、これをきゃべ玉にかけるらしい。赤羽の居酒屋は朝からやっている店が多いが、ここは午後からやっているが、開店と同時に満員になるほど人気がある。まるます家もここも昼間からのんべい(おじさんだけでなく、女性客もいる)でいっぱいだ。赤羽の居酒屋恐るべし。
 
 尾張屋(東京都江東区清澄)(2015.3.30)
澤村さんと深川散策のおり、偶然見つけたお蕎麦屋さん。最近立て続けに飛び込みでも良いお店に遭遇する。2013年に改装したというお店は木を多用し、杉のお盆もしゃれている。店内は1時を過ぎたというのにほぼ満席。まずはビールで乾いた喉をうるおし、つめたいそばがついた天丼セットを注文。普段ならそのあと日本酒というところだが、夜に飲み会があるので我慢。天丼は大きなえび2匹でご飯の量もちょうど良い。そばもこしがあり、だしもまずまず。次回は日本酒も是非ためしてみたい。
 
 安曇野(東京都世田谷区太子堂)(2015.3.2)
澤村さんと世田谷界隈を散策した帰り三軒茶屋で偶然に見つけた。奥の座敷に通され、まずはビールで乾杯。おかずはそら豆と板わさ。次に日本酒は山形のお酒初孫のお燗。辛口でお酒が進む。結局二人でお銚子を3本飲み干した。野菜の天麩羅を追加、最後にかけそばとせいろで締めた。お昼時を過ぎたこともあってお店は静かで、落ち着いて飲むことができた。帰ってきて杉浦日向子のそばやで憩うの本を見るとこのお店が紹介されていた。最近、飛び込みでも良い店に出会うことが多い。
 
 山田屋(東京都北区王子)(2015.2.7)
昨年11月に続き、義理の弟のグループ3人で土曜日の4時から訪れた。昨年と同じテーブルでまずは瓶ビールを注文。まずは半熟玉子のそばでおなかを満たし、次に定番の落花生、アジフライ、ハムカツ、まぐろ剥身、おしんこを注文。ビールのあとはこれもいつもの焼酎のお湯割り。最後にタマネギスライスとおからサラダで仕上げ。残念ながら煮こごり、いもサラダは売り切れ。今年の花見と関西旅行の打ち合わせを済ませ、料金は一人1500円とリーズナブル。最後に柳小路の居酒屋菊の家に移動しカラオケで仕上げた。
 
 夏見屋(千葉県船橋市市本中山)(2015.1.4)
法華経寺の帰りに偶然見つけたそばやさん。日本酒がほしくなりお薦めの千葉の地酒に移る。これが面白い嗜好で、木の器のおかん。最後はそばでしめたが、喉越しの良いお蕎麦でした。帰りに出口で主人に会え、にしんの煮ものやお酒の感想を伝えることが出来よかった。お店のサービスも良く、次回はほかの料理もためしてみたくなるお店でした。
 
 十和田(東京都台東区浅草)(2014.11.18)
向島の帰りにそばを食べに雷門満留賀を訪れたが、残念ながら定休日。急遽、同じ並びの十和田に入った。メニューの雷門セットがおいしそうだったので、熱燗と共に注文。お酒は秋田の刈穂。これを杉のお銚子とおちょこで頂く。杉の香りがなんとも言えない。特に杉のお銚子は初めてだ。セットメニューは天麩羅、板わさ、鴨にく、サラダ、そばとお酒のつまみに最適だ。三人で熱燗を4本吞みいい気分となりました。やはり、楽しい仲間と昼酒は最高だ。帰りにニュー浅草に立ち寄り熱燗おおとっくり2本と湯豆腐で締めた。
 
 山田屋(東京都北区王子)(2014.11.1)
縄のれんをくぐると店内はとても広い。同伴者は常連なので、主人に気楽にあいさつし一番奥のテーブルにつく。まずは定番のキリンの大瓶ラガービール。つまみはにこごり、おでん、肉豆腐、落花生、たまねぎスライス、そして半熟玉子。半熟玉子はここの名物で、だしをはった半熟玉子にそうめん風の麺が入っている。ビールのあとは焼酎にきりかえ、つまみ追加でハムカツ、アジフライ。これもさくさく、あつあつでおいしい。5時過ぎに入店し、6時ごろには満員状態。つまみは一品200円前後と実に庶民的、また訪れたい店のひとつです。ちなみに食べたお皿は、最後にテーブルで精算するためそのままで。
 
 永坂更級 布屋田太兵衛(東京港区麻布)(2014.10.31)
麻布十番にあるそばの名店。ここは200年続く老舗の中の老舗の蕎麦店であるが、平日午後2時ということもあり、店内は静か。それでもビールやお酒を飲んでいる客が多い。まずはビールと天麩羅と板わさを注文。次に日本酒熱燗2合(銘柄は黒松白鷹)を2回おかわり、昼間のお酒はまことにおいしい。最後に太兵衛そばで締めておなかもいっぱい。ひさしぶりの日本酒でほろ酔い気分で家路についた。この近くには更科堀井や麻布永坂 更級本店などの名店もあり、次回はそちらで蕎麦と日本酒を味わいたい。
 
 新世界やまと屋6号店(大阪府)(2014.9.6)
新世界にある串かつ発祥の店のチェーン店。ここは大衆食堂といった雰囲気で食事メニューが充実している。メニューで壁が一杯。名物の串かつ安くおいしい。お酒類も安く、日本酒2合で1合サービス。焼酎もボトル1000円。(ちゃんとしたメーカー品)さすが大阪。ショーケースにはいろいろなおかずが並び百均一食堂といわれている。べにしょうがの天麩羅を食べるの忘れてしまいました。朝9時より夜9時まで営業
 
 新世界山かつ(2014.9.7)
やまと屋で紹介されたお店。今回はお酒とカラオケのみでしたが、本来は牛すじの味噌カツがおいしいらしい。先日も関西テレビの魔法のレストランで紹介されたとのこと。店は7月にオープンしたばかりカウンター4席とテーブル席2席とこじんまりした感じ。男ぶりの良いマスターが一人でやっている。カウンターの上に友人が彫ったと言う欄間がめずらしい。次回はおすすめの味噌カツを是非食べてみたい。
 
 大阪京橋 丸一屋(大阪府)(2014.4.5)
4月の関西旅行で偶然見つけた居酒屋。環状線の京橋駅よりすぐで元気の良い元お姉さんが仕切っている。カウンターとテーブル席があり、常連はカウンターで飲んでいる。メニューは豊富で東京の居酒屋と同じだが、串揚げやすじ煮込みなど関西独自のメニューがある。季節もののほたいかや若たけの煮物もおいしかった。関東でいうしめさばのきずしもあったが、残念ながら注文するのを忘れた。次回も行きたくなるような店でした。
 
 池袋清龍(東京都池袋)(2014.3.23)
先日の関西旅行の反省会を池袋清龍にて行いました。ここは埼玉県蓮田にある蔵元経営の居酒屋です。清酒清龍は20年以上前に飲んだことがあったが、まさか居酒屋をやっていたとは最近まで知らなかった。ビールで乾杯のあと、せっかくなので利き酒セットを注文。原酒、本醸造、純米原酒、大吟醸を楽しんだ。肴も色々用意されており、値段も一人2500円とリーズナブル。新橋、三田や上野にも店があり、蓮田の蔵元見学(利酒と食事付)にも今度是非行って見たい。。
 
 斉藤酒場(東京都北区十条)(2014.3.12)
昭和3年創業の東京の東十条にある老舗の居酒屋。夕方4時半ごろ開店ということで開店前から10人以上の客が並んでいる。実際開店はそれから20分ほどで、開店直後にほぼ満員になった。今日は昨年末に北海道に一緒に行ったメンバー。店内は昭和のイメージで、落ち着いた雰囲気。まずはビールで乾杯、つぎに日本酒。つまみは200円から300円と実に庶民的。肉豆腐、ハスきんぴら、マグロのブツ、うどの酢味噌和え、ポテトサラダなど、どれも酒飲みにはたまりません。仲間と来ている人のほか常連は一人出来て、ビールや日本酒を飲んでさっさと帰るひとが多かった。また、行きたい店が増えました。
 
 旅路(東京都北区王子)
斉藤酒場から王子に向かい、昨年末に行った柳小路に向かった。
実は斉藤酒場の前に1軒行っているので、3軒目のお店。
70過ぎのおじいさんが一人にやっている割烹居酒屋で魚がおいしく、特に刺身や煮魚がうまい。常連さんが多く、ビールもお客が冷蔵庫から出してくる。さすがに3軒目は記憶が薄れ店の名前も後で確認しました。でも王子は南北線で一本で帰れるので気分も楽。
 
 浅草 神谷バー(東京都台東区)(2014.1.25)
明治13年に神谷傳兵衛が創業した日本最初のバー。デンキブランが有名で、建物は大正10年に作られ、現在国の登録有形文化財。1Fがバー居酒屋、2Fがレストラン、3Fが割烹スペースとしてリニューアルされている。今回は2Fを利用したが、我々もそうだが中高年のグループが多かった。やはり皆さんビールと名物のデンキブランを飲んでいたが、皆さんまだまだパワーがあって元気いっぱいでした。
 
 神楽坂 山せみ(東京都新宿区)(2014.1.3)
サントリー美術館の帰りに、神楽坂毘沙門天をまつる善国寺の近くにある蕎麦やで熱燗と辛味そばを堪能してきました。もともと中野にあった店で2009年に移転。ここに来る前に辛味だいこんの話をしていましたが、偶然入った蕎麦屋に辛味蕎麦がありました。辛味そばは信州特産の辛味だいこんを使ったもので辛味がなんとも言えません。焼き味噌もおいしく、熱燗がすすみました。
となりの席では、老夫婦がてんぷらをさかなに仲良くお酒を飲んでいました。良い雰囲気の中で新年早々おいしいお酒とさかなを楽しみました。
 
 王子柳小路 菊の家(東京都北区)(2013.12.27)
戦後の闇市がはじまりと言われる王子の飲み屋街。ここを流れていた音無川(石神井川)は名所江戸百景といわれた桜の名所だった。
家庭料理をうたっている菊の家は昭和23年創業のカウンターだけのこじんまりしたお店。先日の北海道旅行のメンバーで反省会の流れでメンバーのなじみのこの店を訪れた。昔からの周りのお店がどんどんなくなっている中、親子二人でがんばっている。さくら新道が火事で焼けてしまったあと、王子のなつかしいこの柳小路がいつまでも残っていてほしい。
 
 三軒茶屋 お山のすぎの子(東京都世田谷区)(2013.12.16)
世田谷のボロ市の帰りに、三軒茶屋を散策。キャロットタワー26階より富士山を望み、三角地帯を探検し、裏道の喫茶店でコーヒーで一息つき、見つけておいた蕎麦とうどんの店で熱燗で一杯です。このお店は中もきれいで、店の雰囲気も落ち着いています。毎週、木、金、土には生演奏もやっているそうです。日本酒は吉乃川、新潟県長岡の400年以上続く老舗酒蔵のお酒です。肴は、板わさ、ホタルイカの沖漬け、ゴボウのてんぷらとシンプルですが、辛口のお酒にも合います。しめにうどんとそばを食べましたが、手打ちで量もちょうど良かったです。時間が早く、三角地帯の飲み屋はやっていませんでしたが、次回は是非訪れてみたい。
 
 赤羽 まるます屋(東京都北区)(2013.12.10)

10月のある日、義弟に誘われ北浦和までワインの試飲会に行った帰り、義弟の案内で赤羽1番街の名物居酒屋まるます家を訪れた。朝の9時から営業していており、酒のほか食事メニューも充実している。土曜日の5時過ぎにもかかわらず、店の外にもお客が並んでいる。店内は大型コの字カウンターが3本あり、昭和の居酒屋の雰囲気がいっぱい。赤羽は戦前軍事施設が多く、そのため飲食街が発展したという。まずはサッポロ瓶ビールで乾杯し、名物の鯉の洗い、マグロの赤身の刺身(マグロブツは売り切れ)、ゲソ天、どじょうとじを注文。どれも新鮮でおいしい。ビールのあとはこれも名物のジャン酎モヒートを注文。これはハイリキ1000mlとライムとミントがついてで950円となんともお得。最後に名物のうな丼も食べたかったが、さすがにおなかが一杯で断念しました。また、行きたい居酒屋の一軒になりました。次回は王子の斉藤酒場あたりを探索したい。
 

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