民主党都連
3外国人学校を視察

2003年6月16日

 6月16日、民主党都連として、都内にある韓国学園、中華学校、朝鮮学校の3外国人学校を視察しました。

 最近、国立大学への受験資格や外国人学校への寄付金控除といった問題で、「インターナショナルスクールは認めるが、アジア系学校は認めない」という国の動きが顕著となっています。これに対して、外国人学校の関係者などが反発を強めていることは報道にあるとおりです。

 このような問題に対して、民主党都連は、まず実態を把握しようと、都内にある外国人学校のうち韓国学園、中華学校、朝鮮学校の3校を訪れ、カリキュラムや教材などの説明を受け、授業内容をそれぞれ見学しました。

 韓国学園では、すべての教室で大画面のプロジェクターが設置されているなどIT化が非常に進んでいること、また週10時間の英語の授業とともにそれ以外の授業でも英語を使って教えるているなど、英語教育が充実していることに驚かされました。

 SARS対策として体温を測らされた中華学校では、学校運営が財団法人では教育界の情報が入ってこないため、学校法人化を検討しているそうです。国語の教科書以外は、日本の学校と全く同じ教科書を使っているとのことでした。

 すれ違う生徒たちが元気に挨拶をしてくる朝鮮学校では、廊下にクラスごとのテストの平均点や成績上位者の写真を貼り出すなど、子どもたちに競争を促していることが印象的でした。また、昼食時間は、学生食堂で生徒が食べている500円の焼き肉定食をいただきました。

 参加したのは、国会議員では、都連会長の海江田万里さん、山花郁夫さん、石毛えい子さん、鈴木寛さん、円より子さん、前職の藤田幸久さん。都議会議員では、馬場裕子のほか、政調会長の和田宗春さん、林知二さん、河西のぶみさん、富田俊正さん、初鹿明博さん。その他、マスコミ関係者などからも参加がありました。

 

外国人学校視察1  外国人学校視察2