| 仏像の彫り方 |
| 寸法取り |
| 寸法取り (一)仏像の寸法は、曲尺の尺寸を使います。 (二)寸法の基準は、足下から頭髪の生え際までの長さを10で割った寸法 (一つ)です。白豪の高さまでの寸法を基準にする方法もあります。 仏像の大きさを示すとき、「光際何寸」と表現します。この光とは白豪を指します。髪の生え際を基準にするときは、「髪際何寸」と言います。この説明例の場合は「髪際」です。 仏像の種類によって、頭髪の高さが異なるので、同じ基準を適用する事によって、種類の異なる仏像を同じ尺度で制作する事が出来るようになります。 (三) 1尺の仏像を作るときは、(一つ)を1寸に、6寸の仏像であれば(一つ)を6分に、1尺5寸の仏像の場合は(一つ)を1寸5分にすれば良いのです。 (四)それぞれの部分の寸法は次の通りです。 (1)髪の生え際までの高さ・・・・(十) (2)正面の横幅・・・・地蔵菩薩や立ち姿の如来は(三つ半)この寸法のことを「肘張り」の寸法と言います。観音菩薩の立像は(四つ) (3)奥行きは、後ろから(二つ)の厚みの寸法が、「顔の鼻先」「お腹の厚み」「足先」になります。この寸法は、3尺ぐらいまで当てはまりますが、これ以上大きなものには別な寸法になります。 (4)如来立像や地蔵立像の場合 お腹から手首までの寸法(腹から前に出ている袖口の長さ)・・・・(半〜半の半) 観音立像の場合は(一つ) (5)右手首の高さ・・・・(七つよりすこし上) (6)両手首の間・・・・(2つ) (7)後ろ襟・・・・(9つ) (8)顔の幅・・・・(一つ半) この寸法を「耳張り」の寸法と言います。 (9)顔の奥行き・・・・(一つ半+ゆとり) (10)顔の長さ、生え際から・・・・(一つ半)これは首の縦幅を含んでいます。 (11)顎の奥行き・・・・(半) (12)肩・・・・首の奥から後ろ襟を結んだ線 (13)耳・・・・鼻先から(一つ)を中心線として、眉毛の一番上の線から(一つ)長さ (14)目・・・・生え際線から(半)下 (15)鼻・・・・目線から(半の半)下 (16)へそ・・・・下から(6つ) (17)手・・・・幅(半)長さ(一つ)。 |
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