説法釈迦如来座像

像高5寸 総高9寸 材料 桧

釈迦如来
釈迦如来は、仏教の創始者です。
 釈迦族の王子の時、人々の苦しむ様を見て、この解決方法がないかとなやみ、地位や家族を捨てて山に入り、出家しました。
始めに、苦しみを分析し「四苦八苦」であることに至りました。「生、老、病、死」と5,怨み憎む者に会う事 6,愛する者と別れること 7,求めて得ること能わざる事 8,略説すれば身心全て、が合わせて「四苦八苦」  
 その次に、すべての事柄が、原因があって結果があるという「縁起」や、物事全てが時間により変化するという「無常」などの仏教の根幹思想を考え出し、「苦」の原因は「渇愛」(過ぎた欲望)であり、それを滅すれば解決することを悟ったのです。
 このような内容を、人々に話して聞かせている姿が、この像の「説法釈迦像」のお姿です。
「印相」(お手の形)は「与願施無畏」です。「左手」の「与願」は「願い事を聞き届ける」、「右手」の「施無畏」は「畏れなくてもよい」と言う意味を表します。
 インドから中国、朝鮮半島を経由して入ってきた仏像は、日本に入ってから1500年経った今では、すっかり日本人の顔立ちになっている事にも注目して下さい。 
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