* ひょうたんスペシャル *
〜生い立ち編〜





ひょうたん人形・マラカスのひょうたんは、ウタシロが種から
育てたひょうたんです。愛情がいっぱいつまっています♪

 春〜初夏 

←ひょうたんの種が芽吹きました♪
土は果実用のものを使用しています。すくすく育ってね〜。

そして梅雨時。ウドン粉病にかかってしまいました(涙)。薬剤散布をしつつ、 ここで葉が全滅してしまえば着果もなくなってしまいます。気が抜けません。

←ようやく花をつけた〜♪
ひょうたんの花は一夜咲きです。花粉は夜、筆などで雄花の花粉を雌花に受粉させます。 同じ夜に雄花と雌花が両方咲かないと受粉作業できません。
ちなみに小さいほうが雌花です。なかなか雌花が咲かずにひやひやしました


 夏〜秋 

無事着果実したひょうたん。→
まだうぶげが生えています。

で。実ったら今度は虫害。アブラムシ大量発生です;葉が枯れては折角実った
ひょうたんに栄養がいきわたらず、途中でしぼんで腐ってしまうのです〜。
お天気もわるい日が続いてしまい・・・実際に収穫できたのは着果した半分くらい?

それでもどうにか収穫できた瓢箪→
右下のは萎んでしまった実です。





秋〜初冬  

←収穫した瓢箪は、茎につながっていた部分から数センチ穴をあけて2ヶ月程土をまぜた水につけこみます。
中身と表面の皮を腐らせて取り除くためです。ちゃんと熟していない実は、ここで実ごととけてしまいます。



←で、2ヶ月後。結構大変なことになります(笑)







初冬〜冬 

漬け込んだ瓢箪をどろどろの水から取り出し、タワシで擦ると表皮がつるんととれます。
タワシ側半分が皮をとった状態。色が全然違うのが伝わるでしょうか?→
中にたまった水も振ったり試験管用っぽい細いタワシなどで取り除きます。


で。匂い&アク抜きと腐敗防止のために、更にまた漂白剤につけこむこと10日前後→






冬〜初春 

←アク抜きがすんだら、今度は逆さにして干します。
ひび割れないようにしながら、しっかり乾燥させて匂いがぬけるまで待ちます。
このあたりで年越しをしました(笑)



←そしてやっと加工作業です。
スプレーで着色。これに手書きで絵付けをし、再度ラッカーをかけて色落ちを防ぎます
更にウタシロが命をふきこみまして・・・




 そして誕生!

そして完成です!今年できたのはこちらの皆。
マラカス2体と、ちびっこいマスコット。
集合写真でございますv










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