ダッフィーのお洋服(縫い方研究)

女の子のように、中学校や高校で家庭科をやっていれば何の問題もないのだが。。。
小学校の家庭科のみでは、糸の通し方と、ちょっと縫ってみたくらいしかわからず。。。
用語も何も知っちゃあいない。。。


端の処理

端の処理。
ロックミシンが本格的だが、布の端をジグザグに縫っても効果的。
Pict_1706.

折り返して端を縫っておけば、端が綺麗。
縫い代は0.7cm程度ほしい。
Pict_1707.

三つ折りにして、袋縫いしておけば、端がほつれてこない。
縫い代は1.5cm程度ほしい。
Pict_1708.

三巻押さえを使うと、生地端3mmくらいを三つ折りに巻き込んで縫ってゆける。
ただ差し込めばよいほど簡単ではないが、一定の手順で綺麗に!の端の処理ができてしまう。
P1012002.

縫い合わせの処理

片返し。
Pict_1726.

伏せ縫い。
Pict_1726. Pict_1727.

折伏せ縫い。
Pict_1728.

袋縫い。
縫い代は、各1.5cm程度ほしい。
Pict_1729.

本来の縫い合わせの処理

折は、アイロン掛け等で、折をきっちりつける。
仕付け糸で抑える。
縫製。
ってのが正式だが。。。
面倒なので、せいぜい待針で止めてミシン^^


袖の縫いつけ

袋縫いの場合。
Pict_1799.

袖は、洋服と同じ形で縫い付けていたが、どうも和服は違うらしい。。。
洋服は、中表で縫い付けているが、
和服は、身ごろ、袖、ともに布端の処理をした後に、端の部分を重ね合わせて縫い付けるらしい。
まあ、そのほうが、縫いやすくはあるのだが。。。


襟の縫いつけ

Pict_1758.

帯、紐の縫い方

端を織り込んで縫いつけ。
幅が2cm以下だと、表返すのが大変なので
Pict_1961.

中表で縫い付けて、表返し。
Pict_1962.

縫い残しの位置。
Pict_1963.
この縫い残した箇所から、表返す。
縫い残しの幅が小さければ、表返した後、そのままか、手縫いで隠れるように縫いつけ。
1. 片方の端を縫わずに、ここから表返し。
2. 中央を縫わずに、ここから表返し。
3. 中央から少しずらせて縫わずに、ここから表返し。


縫い方の基本

正式なものは。。。家庭科でやっているはずだが。。。
その後裁縫をやっていないと、ロクに覚えていない^^

待針や針は、員数の点検を確実にしないと、行方不明になるといずれ刺さって痛い目を食う。。。

基本的に、端の処理は、すべてやるべきだが、縫い付けてゆく結果(例えば、身ごろや、袖の縫い付けのように)、別の処理で兼ねられる場合は、省ける。


マチ針は多いほうが確実ではある。
ミシンの縫い始めは、手回しで送るほうが確実。
縫いはじめと縫い終わりは、折り返してミシンを進め、ほつれ止めに。
ミシンの反転は、ボタン操作のバックもあるが、手回しで針を刺して、布をまわすと確実に進む。
P1017077. P1017078. P1017079. P1017080. P1017081. P1017082.

マチ針は、縫う方向に対して直角に。
P1010122. P1010123.

滑りの悪い布の場合。
ミシン送りの構造上、上糸側がブレーキになりやすい。
その結果、同じ長さの布を重ねて縫い合わせても、上糸側が余ってしまうことがある。
この場合、上糸側には、滑りの良いほうをまわすほうが良い。
また、ティッシュ等の薄い紙を重ねて一緒に進めると、滑りがうまく進む。
縫い終わったら、その紙を破り取れば良い。


テーピング

バイアステープの場合は、端を折り込んだほうがきれい。(写真のテープの左端)
P1010131.

テープ類の縫いつけ。 両端がほつれてこないタイプなら、両端側を直接縫いつけ。
Pict_1796a.

両端がほつれて来るタイプや、幅を調整するには、両端側を折り込んで縫いつけ。
Pict_1796b.

片側は、折り込む前に縫いつければ、ミシン目が見えない。
Pict_1796c.

袖の赤線。3cm x 28cmの赤い布を、外表で縫い合わせ。
写真 左:処置後 右:処置前
P1010154.

Pict_1791.
@外表で縫い合わせ。
A端を折り込んで縫いつけ。
Bスティッチを兼ねて縫いつけ。


カーブの部分は、円周の外側を先に縫って、円周の内側のほうは皺を寄せる形にする。
P1010155.

パイピング。
表側から縫い付けて、裏側に。
P1010140. P1010141. P1010142.

Pict_1790.
@表に対して、飾り布を裏側で縫いつけ。
A飾り布を裏側に巻いて、端のほうで、表側のスティッチを兼ねて縫いつけ。


Pict_1944a. Pict_1944b. Pict_1944c.
@中表で、相応の位置に縫いつけ
A表返して、エッジにステッチ
B端を縫い合わせ
C折り返して縫いつけ


リボンの縫いつけ

基本は、2枚を重ねて縫いつけ。
Pict_1844a.

2枚を重ねる代わりに、糸を往復させてリボンの代わりに。
Pict_1844b.

リボンを切って重ねて縫いつけ。
Pict_1844c.

リボンを切って重ねて縫いつけ。
Pict_1844d.

リボンを折り返して縫いつけ。
Pict_1844e.

マジックで線を書き込み。
Pict_1844f.

リボンを切って縫いつけ。
Pict_1844g.

ファスナーの縫いつけ

Pict_1821.

スパンコールの縫いつけ

Pict_1800.
端を結んで縫いつけ、余りを切り落とし。


Pict_1801.
端を縫いつけ、折り返して縫いつけ。


ファー、ボアの縫いつけ

裁断の際は、毛並みを掻き分けながら。
縫いつけは、中表にした後、毛並みを織り込んでから、縫い付ける。
縫い目に挟まった毛足を引っ張り出す。


Pict_2020.

縫いつけ順序

上着。
(上着、ジャケット、ベスト、シャツ、ブラウス等、基本は同じ)
Pict_1818.
1.布端の処理/裾
2.布端の処理/前襟側
3.布端の処理/後ろ襟側
4.布端の処理/前身ごろ
5.身ごろ縫い付け/脇
6.身ごろ縫い付け/肩
7.袖の縫いつけ
8.襟の縫いつけ
(裏地を付ける場合) 1-4.布端の処理 で、裏地を中表で縫いつけて、表がえす。
(袖なしの場合) 4b.布端の処理/袖口


ズボン
Pict_1819.
1.布端の処理/裾
2.布端の処理/ウエスト
2b.布端の処理/尻尾の穴の周囲
3.縫いつけ/脚
4.縫いつけ/腰
尚、ゴム通しは、4.の前にやってしまい、4.によって縫い付けてしまってもよい。


各パーツの基本的な縫い方

ダッフィーのお洋服(お洋服の縫い方)
ダッフィーのお洋服(和服の縫い方)


アイロンプリント

白い布用[透過型]
1.アイロンを加熱(180度)
2.生地の上に印刷面を下にして載せ、アイロンをあて、全体重をかけてギューっと15-20秒、5-6回。
3.冷えるのを待って、裏紙をはがす。
4.仕上げ紙を載せて、アイロンをあて、全体重をかけてギューっと15-20秒。
5.冷えるのを待って、仕上げ紙をはがす。


カラー布用[不透過型]
1.裏紙をはがす。
2.アイロンを加熱(180度)
3.生地の上に印刷面を上にして載せ、シリコン紙を載せて、アイロンをあて、全体重をかけてギューっと15-20秒。


注意)
付ける際に、布の埃は、特に白い布用[透過型]では、注意。
洗濯は、処理後1日以上後。なるべく印刷面に接触しないように。
アイロンをかけるときは、印刷面に直接アイロンが当らないように。


接着芯

アイロン接着タイプの貼り方
アイロンタイプは、その名のとおりアイロンの熱をあてて接着するタイプ。

1.芯を貼りたい生地の織りジワを、アイロンできれいにとります。
2.アイロンの温度は中温(150度前後)が適当。
3.アイロンは滑らさずに上から押し当てるようにする。(10秒強が目安)
4.中央→外側の順に空気を逃がすようにかけてゆく。
5.アイロン後、熱が冷めるまで生地を動かさないようにする。


ハトメ孔

ハトメ穴のあけ方

用意するもの
1.(千枚通しのような)ハトメ孔あけ
ハトメ孔あけに詰まっているものを綺麗に取り除く
2.下に敷く厚紙、新聞紙等

ハトメ孔あけを、全体重をかけ、ハトメ孔あけを回転させながら垂直に押し込む。

刃先というものは、「V」字の形ですが、そのまま使うと、その「V」字の角度のままです。
が、刃を引きながら使うと、実際に切り込めているときの、刃先の角度は、元の「V」字の角度より、遥かに鋭くなります。




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新規作成日:2010年7月29日/最終更新日:2023年2月18日