投資信託の買い増しの読み方
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投資信託の買い増しの読み方
投資信託には、単位型と追加型がある。
このうち、追加型は、時価で追加の買い増しが出来る。
一般に、投資信託は10000円がひとつの単位のようだ。
この中に応募手数料が含まれるかどうかは別として、概ね10000円でスタートしている。
が、成績の良いものは12000円にもなってゆくが、運用成績の悪いものは、7000円程度に下げたりする。
社債などの場合、償還まで待てば、原則的に額面で償還するが、投資信託はそのようにはならない。
もちろん、当初の設定額である10000円を目標に復活を目指すだろうが、下がったものを挽回するのもなかなか難しくもあるだろう。
その意味では、当初価格を割っていてるものよりも、上回っているものの方が運用成績が優れていて有望であるともいえる。
ただ、逆に、上回っているものは守りにはいり、10000に収斂してゆくと見られなくもない。
むしろ、ポイントとしては、総資産残高を見ると良いらしい。
総資産残高が減っているということは、やがて早期償還されてしまう可能性がある。
逆に、総資産残高が増えているものは、有望視されている証ともいえるらしい。
安いときに買って高いときに売ると利益が取れることは一般の投資と同じだ。
投資信託の場合、目論見書にも記載されているが、その投資対象の動向に連動する。
米国株ならニューヨーク市場やドル為替、インデックス型なら日経平均やTOPIX、など、投資対象の動きに連動する。
その為、その投資対象の動きを読み、下落時に買い増し、上昇時に売れば利ざやがおいしい。
ただ、投資信託の場合、手数料が2-3%と比較的高額であることと、個々の株価ほど急激な価格変動がないため、短期間で利ざやを稼ごうとすることには、自ずと制約がある。
その意味では、積み立てのように、定期的に定額で買いますのも一つの方法である。
尚、上記すべてについて、取扱会社によって、細かい差異がある。
新規作成日:2005年4月27日/最終更新日:2005年11月26日