投資信託銘柄分析
尚、本情報の利用に関する責任は、当方では一切関知いたしません。
投資信託の数は近年では星の数ほど出ている。
各種投資対象や運用方法に趣向を凝らしている。
その運用内容や成果はさまざまで、どれが良いのかも良くわからない。
ここでは、垣間見た、いくつかについて、分析してみたい。
掲載している銘柄は、あくまで目に付いたものであり、別段の優良、不良などを意味していない。
尚、あくまで私の主観であり、該当銘柄について、専門家による客観的評価ではない点を留意されたい。
また、銘柄の詳細については、各目論見書に記載されている。
- グローバル・ソブリン・オープン
追加型投資信託 毎月決算型
運用会社: 国際投資顧問
当初設定日: 平成9.12.18
申し込み手数料上限: 1.157%
信託報酬: 純資産総額に対して1.3125%
監査費用: 純資産総額に対して0.0042%
信託財産留保額: 換金の受付日の翌営業日の基準価額の0.5%
課税前分配金総額: \4131 / \480 (*1)
直近の基準価格: \7874(2005.5.16)
最高基準価格: \11686(1998.8.12) / \8033(2004.12.16) (*1)
最低基準価格: \6485(2000.09.21) / \7586(2004.6.25) (*1)
平均基準価格: \8269.858946(1997.12.18-2005.5.16) / \7844.820408(2004.5.17-2005.5.16) (*1)
世界主要先進国の政府関係債券を投資対象とし、為替変動を伴う。
平成16年末時点での投資資産総額が3兆6269億円を超えている、超巨大ファンド。
基準価格は当初設定額\10000を割り込んでいるものの、総額では(+)であり、また、ここ一年は安定した状態といえる。
- 財産3分法ファンド(不動産・債券・株式)毎月分配型
追加型投資信託
運用会社: 日興アセットマネジメント
当初設定日: 平成15.8.5
申し込み手数料上限: 3.15%
信託報酬: 純資産総額に対して0.9975%
課税前分配金総額: \830 / \600 (*1)
直近の基準価格: \10903(2005.4.28)
信託財産留保額: 換金の受付日の翌営業日の基準価額の0.3%
不動産等25%、債券50%、株式25%に分配投資。組み入れ比率は変動する。
2003年末頃当初設定額\10000を割り込んだものの、ここ一年は\10500-\11000にかけて堅調な状態といえる。
- PCA米国高利回り社債オープン
追加型投資信託 毎月分配型
運用会社: ピーシーエー・アセット・マネジメント
当初設定日: 平成15.1.30
申し込み手数料上限: 3.375%
信託報酬: 純資産総額に対して1.7325%
直近分配金: \50.00(2005.5.10)
直近の基準価格: \8761(2005.5.16)
信託財産留保額: 換金の受付日の翌営業日の基準価額の0.3%
主として米国の高利回り社債に投資する。
高利回り債券(ハイ・イールド債)とは、格付けが投資不適格(BB以下)のものを言い、ためにクーポンレートが高いものとなっている。
その中でも格付けが上位のBB,BB-などの銘柄を投資対象としている。
格付けが低いものは、欠損のリスクがあるが、景気が安定している状態では破綻するリスクも少ないと見られている。
しかしながら、今後金利上昇の局面を迎えた場合、現有のクーポンレートのメリットが薄まり、元本評価額が低下することも予想される。(償還すれば満額だが、市場価格は流動する)
原則として為替ヘッジは行わないため、為替変動を伴う。
ここ一年では、\9500に始まり、\9600をつけたものの、多少の上下はありつつも、下降局面となっている。
- セクターインデックス
追加型投資信託
運用会社: 日本投信委託
当初設定日: 平成1.11.22
A 建設、不動産等、B 食品、医薬品、C 化学、繊維等、D 鉄鋼、造船等、E 非鉄、ガラス・土石等、F 機械、自動車、G 電機、精密、H 商業、サービス等、I 金融、J マネープール、の各業種等のファンドがあり、業種ごとに重点投資される。
平成元年の設定のため、現在では軒並み当初元本を割り込んでいるが、各業種ごとの平均株価をある程度反映しているわけで、これから投資をする向きには、あくまで現在の価格が当初元本である。
- トピックスオープン
追加型投資信託 インデックス型(TOPIX連動型)
運用会社: UFJパートナーズ投信
申し込み手数料上限: 2.1%
信託報酬: 純資産総額に対して0.651%
信託財産留保額: なし?
東証株価指数(TOPIX)に連動する投資成果をめざしている。
- 日本・規模別セレクトオープン
追加型株式投資信託 国内株式型
運用会社: 日本投信委託
当初設定日: 平成3年9月27日 (低位株ポートフォリオは平成6年2月10日 店頭株ポートフォリオは平成6年12月22日)
超大型株ポートフォリオ、大型株ポートフォリオ、中小型株ポートフォリオ、低位株ポートフォリオ、店頭株ポートフォリオ、マネーポートフォリオの各規模等によるファンドがあり、重点投資される。
- 十二航路
通貨分散外国債券ファンド 毎月分配型
追加型株式投資信託 バランス型
運用会社: 安田投信投資顧問
当初設定日: 平成17.5.27
米ドル、ユーロ、円を除く通貨の国の債券に投資し、イギリス、ノルウェー、スウェーデン、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカなどを対象としている。
投資対象債券の格付けは、A格のものとされている。
今後金利上昇の局面を迎えた場合、現有のクーポンレートのメリットが薄まり、元本評価額が低下することも予想される。(償還すれば満額だが、市場価格は流動する)
原則として為替ヘッジは行わないため、為替変動を伴う。
毎月の分配は債券クーポンにより行われ、また、年2回、債券値上がり益を原子とした分配を行う。
(*1) 各数値 / の左側は全期間、右側は直近の約1年間を示す。
新規作成日:2005年5月17日/最終更新日:2005年5月18日