リスク
尚、本情報の利用に関する責任は、当方では一切関知いたしません。
リスク、すなわち、取引における危険度である。
金融自由化となった今日、あらゆるリスクが存在する。
が、これをうまくコントロールすることにより、リスクを押さえ、リターンにつなげることが出来るというもの。
- 紛失・盗難
現金で持っていれば、金融機関や市況による損失は伴わないが、落としたり、盗難などの危険を伴う。
- 流動性・換金性
必要なときに、すぐに現金化できるかどうか。
また、どのくらいの期間、現金として必要としないものなのか。
同じ株式でも、出来高の少ないもの=流通性が悪く、価格の如何にかかわらず、買い手自体がいない場合もある。
同じ外貨でも、ドルなどは国際通貨だが、発展途上国の聞いたこともないような通貨では、為替市場閉鎖などを含め、換金出来ない場合もありうる。
- 金利変動
金利が上がれば、債券価格が下落する。
金利が下がれば、債券価格が上昇する。
既発債券で見た場合、債券価格と残存クーポンの合計が、その時点の新発債券の価値に対応するように動く。
- 為替変動
外貨建て商品は、為替変動によって、大きく上下する。
円安となれば、円換算後の資産は増加。
円高となれば、円換算後の資産は減少。
- 信用度
格付けなどが目安となっているが。
- リスク幅
投資は、「2倍にもなるが半分にもなる」といわれるが、この表現はリスクを正しく表現していない。
半分は1/2であり、2倍と1/2倍は、ともに係数が「2」であるからよく言われるのだが・・・。
仮に株価が100円のとき、+100円なら2倍の200円だが、-100円なら、ゼロになってしまう。
逆に、100円の株価は、最大-100円しか下がらないが、上は+100円の200円を超えてもいくらでも上がる可能性はある。
新規作成日:2005年8月11日/最終更新日:2005年11月26日