運用報告書

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運用報告書


投資信託などをやっていると、定期的に、各期毎に運用報告書、ファンド概況、などという冊子が送られてくる。

これには、目論見書に記載された内容に基づいて運用した、期間中の結果などの報告が記載されている。

記載内容はさまざまだが、市況概要と、該当ファンドの運用状況、今後の見通しや方針、基準価格の推移、ファンド経費などの報告、投資対象の一覧、などが掲載されている。

一般に、見られもせずにゴミ箱というのが多いようだが・・・。
分析すれば、ファンドの将来性、すなわち、見切りか、継続かなども見えてくる。
また、規模の違いもあるのだが、投資銘柄の選択の参考とすることも出来るだろう。

同じようなファンド、或いは同じ期間であっても、その分析が全く同じと言うことはなく、為に運用成績にも差が出てくるのである。

市場動向と比較して、大きく上回っているか、或いは下回っている場合、その期間に何が原因でそうなっているかを読み解けば、非常に有益なものである。

市況が活況を呈しているにもかかわらず、下落しているようなファンドは、簡単に言えばファンドマネージャーがへたくそである。
まれに、どういった馬鹿なへまをすれば、これほど下がるのかというものもある。
もちろん、そんなファンドは見切りをつけるべきだし、同じ投資会社の信頼性も押してしるべしである。
誤解のないように付け加えれば、株価、金利、為替、不動産、など、必ずしも連動しない分野が影響している場合には、単純にいえないので注意が必要だ。
例えば、2005.10頃の日本経済も株価も上昇しているが、円安である。
常識的には不可解だが、実際そうであり、この展開では、株式中心のファンドは好調でも、外貨建てだとマイナスもあるだろう。
要因分析は的確になされなければならない。


投資信託 運用報告書
26DEC-21. 26DEC-22.



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新規作成日:2005年10月18日/最終更新日:2005年10月18日