ポートフォリオ
尚、本情報の利用に関する責任は、当方では一切関知いたしません。
資産の投資先の集合をポートフォリオと呼ぶ。
ポートフォリオの範囲は、預金、保険、証券、金、その他投資、など、広範囲に及ぶが、その構成は各自の自由である。
分散しておけば、それだけ市場の変化による急激な変動から守られる反面、リターン幅も少なくなる。
ハイリスクハイリターンの一点投資か、ローリスクローリターンの分散投資かは、投資スタンスによる。
また、預金や、債券、保険などの比較的堅いものと、株、金、その他投資など値動きの大きいものなど、どの程度の配分にするかもポイントである。
一般には、当座に必要な資金は預金として手堅く、当面必要としない余裕資金を株などの投資にとするのが通常である。
構成比が何割が安全かなどと言うものはなく、各自の定例収入、資産状態、生活体系、当面の使途、将来計画、更には社会情勢によって、さまざまである。
また、借入金などの負債を抱えてまでやるかどうか、返済能力、全損時のリスクなど、ある程度想定していないと、不幸な人生を送る羽目にもなりかねない。
2005.11頃においては、株が好調であり、この時期に、或いはこの前後から、株式に重点投資していれば、かなりおいしい結果が得られたはずであるが、このまま一本調子と早合点して、借金までして重点投資しても、反落時に持ちこたえられないようでは、目も当てられない。
値動きのある投資は、上がりもすれば下がりもする。
下がった場合に持ちこたえられる体制があるかどうかもポイントである。
すなわち、余裕資金なら、下がっても戻るまで待てるし、損切りしても生活に支障は出ない。
もちろん、将来買おうとしていた車や住宅の計画が破綻してしまうかもしれないのだが・・・。
が、生活資金を投入し、或いは借金を抱えてまで投資していた場合、下落は生活苦に直結する。
更なる借金や、高額の金利負担は、生活を破壊するだろう。
新規作成日:2005年11月13日/最終更新日:2005年11月13日