優良銘柄の選び方

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短期での勝負をかける場合は市場動向と目先の株価の推移がポイントだが、中長期の歳を考える場合は、優良銘柄を選びたい。

優良銘柄のポイントは企業業績である。

企業業績は、貸借対照表、損益計算書、などによる分析が必要になる。

利益の上がっている企業は、先ずは優良企業である。
ここで、利益には、営業利益、経常利益、当期利益、など色々あるのだが。
営業利益は、本業による損益であり、本業でいくら儲かっていても、他の部門で大赤字ではお話にならない。
これに対して、経常利益は、企業活動の結果を合わせて計算する。
当期利益は、経常利益に対して、決算結果を処理するためのもので、ある意味数字はいくらでも作りようがある。
別に粉飾決算とか、過少申告とかの違法な話とは別に、単に、配当額算定のための数字と見ても言い過ぎではない。

また、資産合計が前期と比べて増加方向にある企業は、企業体力がついてきているといえる。
減ってきているようでは先行きが恐ろしいだろう。
特に、法定準備金や余剰金が増えてきていれば、一時的な赤字にも耐えうるというものだ。
また、不動産や株式が多い場合、会計方法によっては、時価換算の差が含み資産であり、或いは、変動要素でもある。


会社の情報は、ディスクロージャーとして、各種報告書として公開されている。
この報告書は、監査法人などによって監査が行われたうえで開示される。
が、粉飾決算などは後を絶たない。
その意味では、報告書の信用度は、監査法人がどこかによっても信頼性が分かれる。
粉飾決算で賑わした監査法人などは論外である。


ある意味ずるい方法かもしれないが、各種投資ファンドの目論見書や報告書等に記載されている構成銘柄(ポートフォリオ)を選ぶ手もある。
各投資ファンドのスタンスにもよるのだが、目論見書記載のスタンスと、自分のスタンスが一致していれば、ある程度同一条件を満たしているといえる。
注意点は、各種投資ファンドの目論見書や報告書等の作成時点の話であり、その後の社会情勢の変化に伴う修正は見えないということだ。
そして、見直しの結果は新しい目論見書や報告書等に記載されてくるわけだが、この段階で外されていた銘柄は、目論見を外したということである。
また、構成銘柄(ポートフォリオ)は、複数をもって平均的な利益を追求しており、一つだけ選んだ場合は、当たりはずれが大きいことがある。


また、優良銘柄と、有望銘柄は必ずしも一致しない。
優良銘柄は、現在好調であり、将来が必ずしも保証されているわけではない。
有望銘柄は、将来が有望視されているが、現在必ずしも安定ということではない。
経済環境や、業界動向、個別企業の分析が求められる。


株式の分類にはいくつかあるが、上場株式数によるもの、株価によるものがある。
上場株式数によるものは、大型株(2億株以上)、中型株(6000万株〜2億株)、小型株(6000万株未満)で、上場株式数が少ないほど値動きが大きい傾向にある。
株価によるものは、値がさ株(3000〜5000円以上のもの)、中位株(1000円前後のもの)、低位株(500円以下のもの)で、低位株のほうが上昇倍率の期待度が大きいものの、安い理由についての分析も必要である。


銘柄選択のための参考材料として、レーティングというものがある。
証券アナリストによる投資判断のことで、企業格付けとは異なるので注意が必要だ。
評価は、1〜5や、A〜D、強気〜弱気、などつけ方は色々だが、評価時点において、一定期間内に平均株価に対してプラスかマイナスかを予測したものである。
一定期間内は、一ヶ月〜半年、平均株価は、日経平均やTOPIXなど、レーティングによって異なっているから、それぞれの評定条件を確認しておかないと、無意味に外すことになる。
念のための注意点として、「平均株価に対してプラスかマイナスか」であるから、例え「プラス」でも、平均株価かマイナスの局面では、株価が下がっている場合もある。


企業分析のポイント
成長性の分析 ・・・伸び率
売上高、営業利益、経常利益、当期利益の、対前期伸び率
経常利益2桁伸びで売上高プラス。

収益性の分析
株主資本利益率 ROE
総資本利益率
売上高営業利益率

安全性の分析
自己資本比率 30-50%以上が安定
流動比率 (流動資産 / 流動負債) ・・・短期(1年未満)の支払能力
固定比率 (固定資産 / 株主資本) ・・・100%超は超えている分が負債


株価の判断基準
配当利回り
1998頃は、日1.21%、米1.33%、英2.93%

配当性向
1998頃は、日30%、米59%、英69%、独79%

PER
業績修正による株価変動

PBR
暴落時の底値判断
PERが高く、PBRが低いのは要注意。


スクリーニングの一例
連結PER 10倍円以下
売上高伸び率 20%以上
経常利益伸び率 20%以上
経常利益 5億円以上


無配継続銘柄の業績はよくない。
経常利益の伸び。
売り上げの伸び。
1株利益の伸び。


点数制による判定


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新規作成日:2005年11月14日/最終更新日:2006年7月22日