普通預金
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普通預金
普通預金、郵便局では通常貯金。
出し入れ自由で、キャッシュカードが普及し、お財布代わりといわれる。
定期預金と組み合わせた総合口座にしておけば、残高不足となっても、自動的に当座貸し越しによって、出金が可能である。
犯罪の巧妙化によって、カード番号や暗証番号の盗み読みが進み、カード自体を盗まれなくても、預金を奪われる時代となっている。
対策として、カードの本人認証を4桁の暗証番号のみならず、生体認証などとする試みも始まっている。
ただ、全国的な統一システムでない限り、利用範囲が限定され、便利さとリスクが抱き合わせとなっている。
かつては、「暗証番号は覚えやすいもの、例えば生年月日や電話番号など」と言ってカードを勧めていた金融機関が、「わかりやすい番号は危険と」いとも簡単に言ってのける神経は何とかしてもらいたい。
また、最近、こういった犯罪に対して、金融機関の保護責任が求められ、対策として、一日の出金限度額が定められている。
従来は100万円程度は何の問題もなかったのが、50万円、しかも一日あたりという設定に突然されていて、急な出費に出金できずに迷惑することも多い。
キャッシュカードの利用は便利だが、時間外、休日や、他行での利用には手数料が必要となってくる。
一般に、時間外、休日が+105、他行が+105で、最大+210となる。
ただ、金融自由化のおかげで、各種の制度や金融機関の扱いによって、系列は無料とか、時間外もサービスの特典など、色々あるようだ。
ただ、頻繁に制度も変わっており、安易に昔のサービス状況と同じと考えていると、高額な手数料にびっくりすることになる。
キャッシュカードの利用に、デビットカードというものがある。
お店での支払い地、キャッシュカードによって、口座から直接出金支払いされるものである。
24時間とは行かないまでも、通常の生活時間は利用可能であり、なんといっても手数料がかからないことだ。
普通なら、何かを買いたいときには、お金を引き出してから買いに行くから、それが時間外や休日、或いは系列店舗がない場合など、手数料が必要である。
が、それがダイレクトにしょりされ、手数料不要は、今時珍しいサービスである。
携帯電話がお財布代わりとか、Suicaなど、色々独自にやっているが、意外と知られていない、広範囲なサービスである。
ネット取引を可能としておくと、インターネットによって、振込などが行える。
いちいち店舗に出向く必要がない。
また、通常の振込よりも、手数料は安い。
証券会社などへの振込みの場合、ネット振込なら手数料無料というものもある。
手数料は、金融機関における経費の請求ではあるが、今時の低金利時代、100円単位の手数料は、利用者を馬鹿にしきっている。
100円の利息を得るために、0.02%の定期預金なら、500000円も一年間預けなくてはならない。
それをいとも簡単に手数料請求しているのだ。
利用者も対策を計らねばなるまい。
新規作成日:2005年12月26日/最終更新日:2005年12月26日