投資の考察

尚、本情報の利用に関する責任は、当方では一切関知いたしません。


株価などの投資商品は、日々値動きする。
単純に「値上りする」といったところで、
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のように、一直線で推移することは極めてまれで、
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のように、上下を伴いながら推移する。


さて、お手軽な投資商品に、インデックスファンドというものがある。
平均株価指数などに連動する投資信託だ。
今や日経平均株価は、16500から20000円へと夢は膨らんでいる。
おそらく1年前後で18000円を超え、2年以内に20000円に届き、或いは22000円にも達しよう。
1、2年で、1、2割の利ざやが取れるということは凄いことだ。
今時、銀行預金では、1割増やすには1000年かかる。

さて、1、2年で、1、2割の利ざやが取れるということは凄いことでも、一直線で推移するのではなく、途中は山越え谷越となるだろう。
また、平均という以上、それ以上の大きな動きは望めない。

仮に、一直線の動きとしよう。
このとき、一つが青線のように動けば、仮に2社の平均であれば、一方は赤線の動きをとる。

ここで、緑線の部分のように、上昇局面だけを取れれば、何倍もおいしい。
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逆に、茶線のような下落部分のみを掴んでしまえば奈落のそこに落とされる。
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日経平均は、225社が対象であり、このようにキレイな平均を取るわけではなく、上がりっぱなしもあれば、下がりっぱなしの銘柄、業種を広く含んで推移している。

ある程度の上昇局面で満足できればそれでよい。
が、横ばいが続き、或いは上昇が緩やかであれば、何か手を打ちたいのは当然だ。
ここで、緑線の模索が必要となってくる。
当然のことながら、緑線そのもののように、底から天井を丸々取れることは難しい。
ある程度控えめな利ざやとなるのは致し方ない。
同時に、茶線のようなケースを食うリスクも伴う。

平均的なお任せ度が高いほど、値動きが少ないが安定し、
独自性が高いほど、値動きも大きく、リスクも高くなる。




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新規作成日:2006年1月16日/最終更新日:2006年1月16日