2005.12 ジェイコム誤発注
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2005.12.8ジェイコム株の誤発注による市場混乱が発生した。
新規公開株である、ジェイコムの株式の注文に際し、証券会社のミスで、1株61万円とするべきところ、61万株1円という処理が投入された。
このため、市場には61万株という大量の売りが投じられたため、ジェイコム株の株価は一気にストップ安で暴落。
その後、発注ミスに気づいたため、大量の買戻しが行われ、ジェイコム株の株価は一気にストップ高で高騰。
市場では、証券会社による誤発注の憶測から、多額の損失をかかえる証券会社が特定できないため、金融株全般が売られ、市場は一気に暴落した。
この間、誤発注の証券会社は、限定した関係先にのみ通知したため、市場の混乱は終日続いた。
この誤発注は、関係証券会社においては、数百億とも言われる損失を出すが、他の企業に直接的な悪材料となる性質でもないことから、市場は早期に収拾を見た。
下のチャートの赤▼が2005.12.8(木)で、翌日2005.12.9(金)にはほぼ戻している。
結果論だが、暴落、戻し、という図式を見ている。
尚、後続の急落は、円の急騰によるもので、本件とは無関係。
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2005.12.8
始値 15,470.65
高値 15,523.15
安値 15,183.36
終値 15,183.36
前日比 -301.30
2005.12.9
始値 15,127.08
高値 15,447.13
安値 15,117.15
終値 15,404.05
前日比 +220.69
ジェイコム 2462 東証マザーズ サービス業
ちなみに、ジェイコム株は、
2005.12.8
始値 672000
高値 772000
安値 572000
終値 772000
その後、2005.12.9(金)〜2005.12.13(火)は取引停止、2005.12.14(水)1020000、2005.12.15(木)1220000の連日のストップ高、2005.12.21ザラバの2220000を最高値に、2006.1には1500000前後で推移している。
新規作成日：2006年1月20日／最終更新日：2006年1月20日
