未公開株 / グリーンシート

尚、本情報の利用に関する責任は、当方では一切関知いたしません。


未公開株 / グリーンシート


未公開株も、株式としての意味は同じである、

全くの未公開株と、店頭取引銘柄とがある。
未公開は、上場市場に対してを言う。
全くの未公開株は、創業時の出資株式か、100%子会社、或いはこれらに準ずるもので、一般に売買される性質のものではない。
これに対して店頭取引銘柄は、一般に売買が行われている銘柄である。
が、上場されていないため、市場売買が出来ないから流通性は極めて悪い。
尚、JASDAQなどの市場登録のものは、ここには含まない。

規模が拡大し、やがて上場ということになると、未公開株も妙味が拡大する。
上場後は、一般の上場株式と同様の、流通性や値動きとなる。

ただ、全くの未公開株でも、一つの有価証券であるから、個別に売買取引すること自体は違法ではなく、こういったものの流通が存在しないわけではない。
が、価格の正当性や、取引業者の信頼性など、リスク材料は大きい。


グリーンシートは、日本証券業協会が、未公開企業の株式を売買するために、平成9年7月からスタートさせた制度。
未公開企業への資金調達を円滑ならしめ、また投資家の換金の場を確保する目的で、証券取引法上の有価証券市場とは異なったステータスで運営されている。
平成18年1月24日現在の指定社数は91銘柄(エマージング68銘柄、オーディナリー15銘柄、フェニックス7銘柄、投信・SPC1銘柄)

取引は、募集・売出し・私募の一部を除き、その店頭取扱有価証券の売り・買い気配を提示している証券会社の取扱部店でなければ行えない。


株式上場へのステップ
株式自体は、これらの中の各タイミングで発行されるため、何らかの形で取得できる機会がないわけではないが、上場への道筋が保証されているわけでもなく、未知数な部分も多い。




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新規作成日:2006年1月28日/最終更新日:2006年2月14日