株式市場での取引

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株式市場での取引

株式売買


東京証券取引所の場合、立会時間は、前場9:00-11:00、後場12:30-1500である。

立会い開始に際しては、板寄せが行われる。
これを、寄付きという。
そして当日最初の値段が、始値とされる。

板寄せは、その時点で出されている売買注文を、すべて同時に出されたものとして扱い、注文価格順に整理し、売買注文をつき合わせてゆく。
注文を書き込まれた板を寄せ集めて合わせたことからこの名前がある。

日中の取引は、ザラバと呼ばれる。
ザラバ方式は、注文を受けた順番に、値段順に約定してゆくもので、売りは安い順に、買いは高い順に、売買注文値と数量をあわせて約定する。

立会い終了に際しては、板寄せが行われる。
これを、引けという。
そして当日最後の値段が、終値とされる。

引けにおいて、ストップ値で売買数量が著しく異なる場合、ストップ配分が行われる。
これは、売買数量の少ないほうを、多いほうに対して抽選方式による比例配分するものである。

証券取引所も一つのシステムであり、さまざまなことが起きる。

システム停止の場合、手作業となるが、もはや今日の処理量はまかなうことは不可能で、取引停止により、打ち切りとなるだろう。

取引停止には二通り有り、終了時間を繰り上げと、全銘柄の売買を停止がある。
終了時間を繰り上げは、通常15時終了としている立会時間を繰り上げるもので、時間が早まる以外は通常通りに処理される。
が、全銘柄の売買を停止した場合、単なる打ち切りであり、引けの板寄せなどが行われないため、ストップ値の比例配分も行われない。
この場合、終値は「値つかず」となり、終値の発表は、気配値が示される。


注文の方法。


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新規作成日:2006年1月30日/最終更新日:2006年1月30日