年金保険
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年金保険
年金保険も生命保険の一つであるが、老後のために主体を置いたもので、さまざまな商品が出ている。
また、保険である以上、死亡保険金などの支払いがある。
ステージは3つ有り
1.入金、積み立て
2.据え置き、運用
3.年金支払い
になる。
入金、積み立ては、
一時払いの場合は、最初に全額を払い込むため、まとまった金額が必要である。
積み立ては、月々積み立ててゆくため、毎月の支払額が少なくてすみ、積み立て期間中の運用部分によって、総額も低く抑えられる。
この効果は、積み立て期間が長いほど大きくなる。
ただ、現在のような金利事情では、膨らむ分は僅かであり、総額はほとんど変らない。
例えば、100万円を、毎月一万円の積み立てでためるとすれば、100ヶ月、すなわち、8年4ヶ月必要である。
据え置き、運用は、
一定期間据え置く間に、資金運用してもらうことで、原資の増大を計る。
一般に、期間が長いほど、利回りは良くなる。
年金支払いは、
期間を限定して支払い、
生涯に渡り支払い、
一括支払い、
などがある。
期間を限定して支払い、は、期間が限定されているため、毎回の支払いは大きく出来る。
生涯に渡り支払い、は、毎回の金額が低くなるものの、一生涯に渡り支払いが継続される。
一括支払い、は、年金の主旨から外れるが、まとまった資金を必要とする場合には便利である。
バブル崩壊後の最近の金融事情では、通常の運用における成果は僅かである。
これは、支払保証をする以上、投資形態を取りづらく、そのため、低い利回りで甘んじざるを得ず、結果、支払われる金額も、大して大きくない。
これに対して、投資信託などの投資商品を組み合わせたものがあり、高いリターンが期待できる半面、元本割れのリスクも負う。
ここで、年金原資保証型というものが出来ている、
投資商品により高いリターンを期待できると共に、元本割れのリスクが限定できるものである。
注意しなければならないのは、年金原資を保証するわけで、中途解約等の場合、その時点の運用結果が反映するため、元本保証されているわけではない点である。
尚、これらの各種組み合わせが、すべてそろっているということでは無い。
新規作成日:2006年2月16日/最終更新日:2006年2月16日