公的年金
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公的年金
年金の計算は、生年月日、性別、加入年数や、制度によってさまざまな条件となる。
仮に、「昭和60年1月1日生まれ男性、加入期間38年」として試算してみよう。
厚生年金の方が受給金額が高いが、掛け金も比例的に高額を支払っているので、基本的に等価である。
国民年金の期間 38年
年額 75万円
65歳〜80歳までの年金額の合計 1200万円
払込総額\13800 x 12 x 38年 = 629.28万円
会社員(厚生年金)の期間 38年
60歳までの加入期間にかかる平均給与月額 35万円
年額 191万円
65歳〜80歳までの年金額の合計 3056万円
国民年金の期間 19年、会社員(厚生年金)の期間 19年
60歳までの加入期間にかかる平均給与月額 35万円
年額 133万円
65歳〜80歳までの年金額の合計 2128万円
公務員(共済組合)の期間 38年
年額 75万円
65歳〜80歳までの年金額の合計 1200万円
払込総額\13800 x 12 x 38年 = 629.28万円について、
これを年1%で運用できていた場合の年金原資は約7609771円、これを65歳以降年75万円づつ支払うと76歳で完済。
これを年3%で運用できていた場合の年金原資は約11452804円、これを65歳以降年75万円づつ支払うと89歳で完済。
これを年3.5%で運用できていた場合の年金原資は約12755984円、これを65歳以降年75万円づつ支払うと98歳で完済。
これを年4.5%で運用できていた場合の年金原資は約15920486円、これを65歳以降年75万円づつ支払うと永久。
すなわち、掛金を自分で運用することを思えば、かなり安定しているといえる。
社会保険庁
http://www.sia.go.jp/
年金加入記録照会・年金見込額試算
http://www.sia.go.jp/sodan/nenkin/simulate/index.htm
新規作成日:2006年3月20日/最終更新日:2006年3月20日