手口

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手口

投資アナリストなど経済に精通しているものではないのでご注意。
しいて言えば「軍事アナリスト」

バブル期以前は、CB転換社債を中心にしていた。
預金金利が3%を割り始めていたが、額面割れを中心に、そこそこのレートを取れていた。


バブル期には、どんな銘柄も必ずプラス、要はなんも考えなくてもプラスが取れる時代もあったが、バブル期をはさんでそんな時代は去った。


約10年前、日経平均株価が20000円前後の頃、海運株が安かった。
日本郵船は堅実だったが、それ以外は低迷。
株価低迷以前に、会社存亡の噂も多かった。
このころ、幾つかを買っていたが、果たして2社は激減した。
が、3社は倍増。
ここ数年株式市場低迷でチェックもしなかったことが幸いし、更に高騰をゲット。
海運株から配当が得られる時代が来るとは・・・


また、預金金利が下落する一方、電力株など比較的株価も安定し、配当も硬いものは、預金代わりに面白い。
ということで、安目を狙って幾つか確保。


このころ、株式市場も底と考え、日経平均株価連動型の投資信託を仕込んでいた。
がー、株式市場は更に低迷。
16000円を割り込み、更に10000円を割れば、見る気力も失せた。


2003年頃、日経平均株価は8000円前後の最安値を更新したらしい。
この時期、見る気もしなかったのでほってあったが、このころ仕込んでいれば、今時は長者だ。


2005.4気分も乗ったので体制を組んだ。
低位の造船株、日経平均株価連動型の投資信託、外貨建てMMFなんかを、ボツボツ集めてみた。


2005.7-10前後には、1ドル110円を超えたので、ころあいを見てドルの利食い。
為替差益とMMFのレートで、年利換算で10-20%を確保。
今時、5000円もの金利を確保しようものなら、1000万円単位の元本が必要なところだ。
2005.11には1ドル118円をもついており、結果的に設け損ね。


2005.8-10かつて、底と思って買っていた投資信託群が、いい加減塩漬けで、現況を見るに、さすがに日経平均株価20000円は先の話だ。
が、日経平均株価14500円前後にはつきそうだ。
されば、現状の日経平均株価12000-13000円程度に対して、10%以上を確保できそうな今、ナンピンでついてみる。
運良く、9末には14000円に迫った。 さすがに14500円を直ぐにはつけないだろうが、遠からず塩漬け分の清算は果たせそうだ。


2005.10始、近日の上昇基調に基づき、幾つかの有望銘柄がちと下げたのを気に投入。
が、これは、期末の利食い時期での下落であって、この後数日下降。
第二週には戻ったが、本来は、その数日間下げた底をさらうべきで、下げる前に拾っても、精神衛生上良くないだけだ。


2005.10.18ジリジリ下降傾向もそろそろ一段落と見ていくつか打って出た。
が、市場は若干先んじて強く動いたようで、指した値まで届かずに反発。
仕込みに失敗。
Pict_0285.
青線を予想し、緑の範囲で指したが、赤線の推移のため、引っかからず。
と言うことで、上昇局面に応じて範囲拡大。
と、反落し、下方範囲総なめ。
結果的に反発して戻したため、底あさりに成功か。
Pict_0286.

2005.11末、日経平均も14600円をも超える展開となり、概ね好調。
かつて、底と思って買っていた投資信託群の塩漬けも、ナンピンでついてみたおかげで、概ね解消。
次は15000円とも、16000円とも言われ、その意味では、当面の壁は15000円、中期的には16000円を指向と言うところだろうか。
この設定を正しいとするなら、インデックス型投資信託でも1割の上昇が見込める局面ではあるわけだが。
過去半年の好調な実績値を温存する意味では追加することによって利益率を薄めるのも何なのだが、中期的には今追加すべきだろうか。


手数料の安い証券会社での口座準備も整ったので、小額で打って出た。
が、一日の値動きは思うに任せず。
更には一日のうちの上下の利ざやも大した額にはならない。
率を競うのも面白いが、それでは単なるゲームだ。
-幼少期より「お金で遊んではいけない」と言われているし-
中長期でみればそこそこ上昇も期待できれば、短期で神経を削る必要もないかなぁと。
新規導入の情報ツールにより、価格帯とか各種条件での洗い出しも簡単になり、その後個別に精査することも出来る。
ということで、手数料の割安の範囲内で、ちびちび買い集めてみることに。


2005.12日経平均が15000を超えた。
インデックスファンドも好調に利が載った。
が、平均株価は16000から更には18000を狙うだろう。
とすると、ここでの利食いよりも、先への膨らみが期待される。
過去の買い付け単価から比べて何割か高いため、載った含み益が薄まるのも面白くないが、通算でプラスを増やすほうが得策だ。
と、2005.12.8、馬鹿みたいな理由を発端に300円近く下げた。
このまま下がるのか、一時的な下げなのか、15000を超えた調整時期なのか・・・。
とりあえず、いくつか買い増し。
翌日(12/9)200円戻り、千載一遇の好機だったかもしれない。
果たして12/12 +300円で、一気に3%取ったことになる。
手数料等を引いたとしても1%を3日で取れれば、年120%。銀行金利の1万倍だ。
別の見方をすれば、1万円が1億円分の働きをしたということである。




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新規作成日:2005年10月11日/最終更新日:2005年12月12日