デイトレシミュレーション
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デイトレシミュレーション
投資アナリストなど経済に精通しているものではないのでご注意。
しいて言えば「軍事アナリスト」
ちと思うところがあって、デイトレードを研究中。
が、どうも巷で騒がれるようには進みそうもない。
手数料を安く、利幅を取るには、ある程度の額面が必要で、その場合損失も大きいと、なかなか手が出せない。
ということで、シミュレーションをしてみる。
ただ、シミュレーションで致命的なものは、実際の売買が出来るかどうかの確証が得られないところだ。
ここで、いくつかの取り決めが必要となる。
買値は、指定時刻以降、指値-1円(単位によっては5円など)をつけた場合に成立とする。
売値は、指定時刻以降、指値+1円(単位によっては5円など)をつけた場合に成立とする。
成行き買いは、指定時刻以降20分間でつけた最高値での成立とする。
成行き売りは、指定時刻以降15分間でつけた最安値での成立とする。
デイトレに徹するため、必ず当日清算とする。
例えば、10/17 住友重機械工業 1000株
9:00成行き買いとすれば、9:00-9:20の最高値731円で買いの出来。
約定金額 731,000円(計算単価) 731円、手数料 3,992円、消費税 199円、合計(概算) 735,191円
ここで、手数料往復で7000円程度食うので、それを利ざやとすれば、739円以上で指したい。
が、あいにくこの日は、9:27前後の736円を最高値に下降を続けた。
回復の見込みがないので、14:45成行き売りで清算とすれば、14:45-15:00の最安値711円で売りの出来。
約定金額 711,000円(計算単価) 711円、手数料 3,883円、消費税 194円、合計(概算) 706,923円
735,191円 - 706,923円 で、-28268円の欠損。
作戦失敗。
同様に、
9:00指値750円とすれば、残念ながら当日では725円で始まり、736円を最高にとどまったため、買えずじまいとなる。
仮に、売りで始められるとすれば、
9:15成行き売りとすれば、9:15-9:30の最安値725円で売りの出来。
約定金額 725,000円(計算単価) 725円、手数料 3,959円、消費税 197円、合計(概算) 720,844円
13:00の安値719円を見て、717円で買いを指すが、13:30までに716円に達しないため、不成立。
13:30の安値718円を見て、719円で買いを指し、13:31安値717円をつけたため、719円の買いの出来。
約定金額 719,000円(計算単価) 719円、手数料 3,927円、消費税 196円、合計(概算) 723,123円
723,123円 - 720,844円 で、2279円の利益。
-28268円の欠損例と、2279円の利益例を比べれば、極めて労リスク多く益少ないように見えるが･･･。
ま、下降基調の局面では、手を出すなと言うことでもある。
もっとも、720,844円投入での、2279円の利益は、0.3162010367065143795855393870778%の利益であり、年利に換算すれば、115.4133783978777485487218762834%である。
シミュレーション
訓練の意味もあり、後だしジャンケンとしないために、開始前に作成しておく。
- 10/18 住友重機械工業 1000株
9:00指値710円で買い。
前場で買えない、または、715円を超えれば、成行き買いに変更。
買えた時点で、買値+15円で、売り。
30分間で売れない場合は、買値+10円で、売りに変更。
売れない場合は14:45、成行き売りに変更。
果たして結果。
のっけから720円より上昇。
為に、上記想定より成行き買いに変更。9:00-9:15の最高値731円で買いの出来。
9:15もって746円で売りを指す。
9:15-9:45値は730円前後のため売れない場合として、741円で、売りに変更。
が、この日は735円を高値に、725円前後の推移。
14:45成行き売りで清算とすれば、14:45-15:00の最安値722円で売りの出来。
買い 731,000 + 3,992 + 199 = 735,191
売り 722,000 - 3,943 - 197 = 717,860
差引き-17,331円でさっそく撃沈。
念のため付け加えれば、前日に想定したものと乖離したままの結果であって、当日見ていれば、機動的に作戦変更があったはずの例である。
結果的には、始値723円を見た段階で、725円で買って、735円の売りを入れていれば、
買い 725,000 + 3,959 + 197 = 729,156
売り 735,000 - 4,014 - 200 = 730,786
差引き1,630円 が取れてはいた。
この例は、別に後出しジャンケンではなく、当日貼り付いて見ていれば、判断しえた推移ではある。
往復の手数料が値動きの8円分を占めるので、利ざやを稼ぐのもなかなか大変ではある。
その為、定額制や、一件2000円程度の手数料と言うものが、必須条件ではある。
実戦
手数料の安い証券会社での口座準備も整ったので、小額で打って出た。
が、一日の値動きは思うに任せず。
更には一日のうちの上下の利ざやも大した額にはならない。
率を競うのも面白いが、それでは単なるゲームだ。
-幼少期より「お金で遊んではいけない」と言われているし-
中長期でみればそこそこ上昇も期待できれば、短期で神経を削る必要もないかなぁと。
新規作成日：2005年10月17日／最終更新日：2005年11月22日