数学的試算

尚、本情報の利用に関する責任は、当方では一切関知いたしません。


銘柄の選択は難しい。
特に、デイトレード対象だと尚更だ。

上昇幅が大きいに越したことはないが、あくまで結果論だ。
上がるときもあれば下がるときもある。

さて、今回は数学的に見てみよう。

(4753ライブドア)に対して、2005/9/14〜2005/11/29の値動きを見てみた。
2005/9/14始値476
2005/11/29終値574
当日の騰落は、終値 - 始値で、平均+0.5(最小-39、最大+27)
当日の値幅は、高値 - 安値で、平均+16.18(最小+5、最大+42)
持越の騰落は、始値 - 前日終値で、平均+1.571428571(最小-5、最大+20)
当日の上昇は、高値 - 始値で、平均+8.46(最大+41)
当日の下落は、安値 - 始値で、平均-7.72(最大-34)
であった。
基本的に上昇傾向の銘柄ではあるが。
この銘柄この局面の場合、
開始早々に買い付けれは、当日中に平均+0.5(最小-39、最大+27)、
高値を取れれば平均+8.46(最大+41)、
外した場合平均-7.72(最大-34)
ということになる。
また、持越の場合は、前日終値より、平均+1.571428571(最小-5、最大20)上がっているから、のんびり見た当日の騰落よりも、持ち越したほうが効率が良いことになる。
すなわち、無理して損切りせずに、翌日を待ったほうが良い傾向でもある。
もちろん、当日の値幅は、平均+16.18(最小+5、最大+42)なので、これの上下を取れれば言うことはない。
注意点だが、高値、安値は、単に当日中のもので、安値の後に高値をつけたかどうかは別の話である。
ま、この場合、持越しを高値で売って、安値で買い戻せば、翌日に更においしいということだ。
或いは、信用で売りを立てる手もあるが、外した場合のリスクは大きいだろう。
一つの考察として、
前日終値の+1.571428571(最小-5、最大+20)で翌日始まり、+8.46(最大+41)の上昇と、-7.72(最大-34)の下落の後、+0.5(最小-39、最大+27)で終わる。
一日中場にはり付ける場合は別にして、投入して結果を待つ場合、この数字を基本にして散布界を取って入れておけばよいことになる。
例えば、前日終値の+1で買って始まり、+8の上昇を目論んで売りを入れておく。差益+7。
あるいは、前日の持越しに対して、前日終値の+10(+1.571428571+8.46)の上昇を目論んで売りを入れ、また、前日終値の-7(+1.571428571-7.72)の下落を目論んで買いを入れておく。含み益を含めて、+17である。
ここで欲を出して散布界を広げると、買えない売れないと話にならないし、弱気に散布界を狭めると、利ざやが薄い。




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新規作成日:2005年11月30日/最終更新日:2005年12月1日