安全高利回りの試案
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超低金利時代、少しでも高配当を得たいものだ。
が、投資商品にはリスクが付きまとう。
リスク分散の対策として、複数の商品のセットがお手軽だ。
が、もう一つ、良く考えてみたい。
預金金利は年0.03%前後だ。
が、株価はここ半年で30%前後上昇している。
半年で30%というのは、年利回りに換算すると60%である。
率だけで比較すれば2000倍である。
ここを良く考えたい。
年利回り換算で2000倍といえば、要は2000年分ということである。
すなわち、半年で2000年分の利回りを得たわけである。
さて、株価は上がりもすれば下がりもする。
すなわち、出金時に下がっていればリスクである。
ここで、既に2000年分の利を得ているわけであるから、プラスのうちに安全確実な預金に振り替える。
この先、利率がゼロに近いとしても、既に2000年分の利を得ているわけだ。
例え10年間低金利で甘んじて薄まったところで、200年分に落ちるだけだ。
200年分といえば、どんな人の余生をも余りある。
一般に、人間は欲があるから、半年でこれだけ上がれば「もっともっと」となるだろう。
が、リスクを冷静に考えれば、この先の上下と、現時点での利益をどう考えるかを良く考えるべきだ。
すなわち、現行金利よりもどのくらい上回れば満足するのか。
確保した利益をも賭けて上を望むのか、ここらあたりで満足するのか。
柔軟な発想と、分析、冷静な判断が求められる。
新規作成日：2005年12月7日／最終更新日：2005年12月7日