2006年の展望

尚、本情報の利用に関する責任は、当方では一切関知いたしません。


景気低迷の期間をへて、2005年には日経平均も16000円を回復し、ようやく弾みがついてきた。
とはいえ、このまま一直線に上昇することもないだろう。
去年、日経平均が16000円はおろか、15000円にも届くような予想はどこにもなかった。
しかし、2005年後半の状況から、行け行けドンドンのムードも広まっている。

本来堅実である日本経済の実力に対して、株価は極めて安いと見る外人投資家は多く、そのため外人買いは伸びている。
また、ペイオフや国内の超低金利の結果としての個人資産の行き場も模索されている。
そしてインターネット、モバイル時代を迎え、個人投資家のネット取引も急激に増大している。

こういった観点から、続伸は間違いないだろう。
しかし、バブルの亡霊を曳きずる向きや、損失に恐怖を抱く投資家は、高値警戒や崩れ始めると歯止めが利かない。

一つの峠は18000円、そして当面の目標は20000円だろう。
しかしながら、いくつかの節目での上下も伴うだろう。
こういった流れに対応すれば、より効率的な投資も出来るというものである。

最終的に上昇すれば、ほったらかしでも上がっているわけだが、波の上下でうまく運用できれば、更に利を乗せることが出来る。
一時的な、瞬間風速的な上下は無理に追うと火傷をするが、波を読めば失敗も少ない。

ゼロ金利政策の見直しがあれば、為替にも影響が出そうだ。
秋の、小泉首相の退陣も大きなテーマだろう。

正月早々はご祝儀相場といわれる。
が、このまま上昇を続けるのか、ここで一息つくのか。
一般に年明けは弱いようだ。
その後、年度末に向かい上昇、そして決算期の利食いでの一服。
その後、年度末に向かい上昇、そして中間決算期の利食いでの一服。
そして年末に向かって上昇。
通説半分、期待半分。


更には、以降数年も視野に入れたい。
統計的に、戌年は助走、亥年は続伸、子年は最高潮、そして丑年は減退のようだ。

大きく下がる前に利食いの整理。
大きく下がったときに買い集め。
長期的な計画が求められる。


日経平均2006予想推移
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新規作成日:2005年12月29日/最終更新日:2005年12月29日