1026 東京 第50回文化財防火デー消防演習

1026 東京港 観測記 平成16年1月23日 金曜 晴れ 10:00〜12:15

今日は、第50回文化財防火デー消防演習を見に、浅草寺へ。10:05浅草寺雷門、10:10会場。10:28から訓練が始まり、自衛消防隊による初期消火や、負傷者、文化財の搬出、消防隊の臨場による消火活動、そして一斉放水で、約10分とてきぱきと終了。その後11:00まで講評などが行われたがこちらのほうが長かった。11:40撤収。
ついでに、大手町の東京消防庁PRセンターを見学。

文化財防防火デーについて
昭和24年1月26日早朝に奈良県の法隆寺で火災が発生し、国宝である十二面壁画が焼失しました。その後も文化財の火災が多発したため「先人達が残してくれた文化財を火災から守ろう」という世論が高まり、昭和25年に文化財保護法が制定され、昭和30年からこの日を文化財防火デーとし、今回でちようど50回を迎えます。
過去、東京消防庁管内でも、平成12年に青梅市で都指定の史跡天寧寺境内の回廊部分が焼損する火災が発生しています。
日本の文化財は、木や紙などの可燃物で作られているものが多く、一度火災になると大きな被害をもたらします。文化財の周囲での喫煙やたき火はやめましよう。また、消防用設備等の点検、自衛消防訓練などを実施し国民共通の貴重な財産である文化財を守っていきましょう。

消防演習の概要
1.演習の想定
10時30分頃、浅草寺本堂1階の湯沸室から出火し、自動火災報知器の鳴動により、火災を知った浅草寺職員が、119番通報するとともに応援に駆けつけた浅草神社自衛消防隊及び地元町会の防災団と協力して、初期消火、負傷者の応急救護、拝観者の避難誘導、文化財の持ち出しにあたるが、折からの強風にあおられ、延焼拡大し他の文化財等への延焼危険が生じている。
2.演習日時及び場所
(l)日時 平成16年1月23日(金)10時30分から
(2)場所 台東区浅草二丁目3番1号 金龍山浅草寺及び浅草神社
3.統裁者等
(1)統裁者 第六消防方面本部長
(2)統括指揮者 日本堤消防署長
(3)指揮者 日本堤消防署警防課長
4.参加隊及び人員等
(1)消防隊 17隊168名
・指揮隊 l隊、 ・クィックァタッカー 2隊、・ポンプ隊 7隊、 ・レインボー5 1隊、
・はしご隊 3隊、 ・10トン水槽隊 1隊、 ・資材輸送隊 1隊、 ・救急隊 1隊、
(2)消防団
・日本提消防団 4隊(第1、2、3、4分団) 30名
(3)浅草寺自衛消防隊、浅草神社自衛消防隊 40名
(4)町会・防災団(地元10町会)D級ポンプ 3隊 140名
(浅草東、仲見世、浅草中央、浅草西、浅草一丁目三栄、浅草二丁目、浅草公園、浅草馬道一丁目、花川戸一丁目、花川戸二丁目各町会)
(5)災害時支援ボランティア10名


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新規作成日:2004年1月23日/最終更新日:2004年1月25日