1040 横浜港 DD112まきなみ就役

1040 IHI横浜 観測記 平成16年3月18日 木曜 曇り/雨 10:45〜14:20



今日は、IHIマリンユナイテッド横浜工場(旧IHI横浜第三工場)で、海上自衛隊の改むらさめ型(4600t)である「たかなみ」型護衛艦DD112まきなみ(2241番艦)の就役式(引渡式、自衛艦旗授与式)が行われるので出動。8:54西小山⇒武蔵小杉・特急の予定が朝方の人身事故の影響で普通⇒横浜⇒新杉田、徒歩で10:15正門。そしてマリンクラブへ。10:00〜10:30が受付時間で、10:35車で構内を通って10:50式場へ。従来は、前後からくまなく撮影するところなのだが、今回は撮影場所も実際の環境もかなり制約されているので、少し写して待機位置へ。進水のときは、IHI横浜第三工場(当時)最初の護衛艦の船渠進水と言う特殊性からか、報道も多く来ていたが、今日はそれほどでもなかった。進水時は防衛庁代表は中谷防衛庁長官(当時)であったが、本艦の艦長が防衛大の同期ということで、本日も一般来賓として見えているという。
去年は、海上自衛隊創設50周年の記念の年で、本艦は護衛艦建造100隻目の記念すべき艦でもある。
出港式の取材扱いはないとのことで、12:30車で新杉田駅まで送っていただき解散。
天気は雨なのだが、それほどでもなさそうなので、まずは出港の光景を写しに転進。が、駅を間違えて1つ手前で降りたところ、かなりの雨。まあついでにと思ったら、迷路のような道で行ったりきたり。やっとたどり着いたときには、横殴り(むしろ水平)に吹き付ける雨。しばし証拠写真でもと待機したが、波も押し寄せてきそうな様相なので、撤退。京急の駅に着いた段階では、小降りになっていたが、作戦終了、撤収。
やはり車で来るべきだったと共に、早めに見切るべきであった。

「DD112まきなみ」の就役式(引渡式、自衛艦旗授与式)の様子は次の通り。
11:33防衛庁代表(古庄海上幕僚長)到着で式は始まり、11:36引渡式、引渡書/受領書の授受(マリンユナイテッド社長⇔契約本部代表)、11:38社旗降下にて終了。続いて、11:41自衛艦旗授与式(防衛庁代表⇒艦長)。11:42乗組員乗艦、11:46艦長乗艦、11:47防衛庁代表乗艦。11:49自衛艦旗掲揚。11:50防衛庁代表訓示、現状報告、艦内視察。その間、音楽隊の演奏あり、12:12防衛庁代表退艦、12:13退場、式典終了。一行は、つづいて、祝賀会が開催される。

IHIマリンユナイテッド横浜工場(旧IHI石川島播磨重工業横浜第三工場)は、1964年、IHI石川島播磨重工業横浜第ニ工場として発足しており、東京第一工場の長い伝統、高い技術力、豊富な経験と人材を受け継ぎ、旧横浜工場の設備を一新し、2001年4月に旧IHI石川島播磨重工業横浜第三工場として生まれ変わった。2002年には、IHIの造船部門と、住友重機械工業の艦艇特殊船部門が合併し、IHIMUとして発足。横浜工場は、2003年3月に住友重機械工業浦賀造船所の機能も統合して、生まれ変わっている。


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新規作成日:2004年3月18日/最終更新日:2004年3月18日