1106 横須賀港 拡散に対する安全保障構想(PSI)海上阻止訓練 乗船・立入検査に関する展示訓練
1106 横須賀港 観測記 平成16年10月27日 水曜 曇り 9:30-16:30
在泊の艦船
船越地区: MSC683、MSC681すがしま, MSC682のとじま。YC09、LCU2002輸送艇2号。DD125さわゆき,DDG168たちかぜ, DD122はつゆき。MST463うらが,DD123しらゆき。
田浦地区:YT67,YT68,YT79。YO14, YO29。PM89たかとり,PC87すがなみ。MSO302,MSO303。
今日は、「拡散に対する安全保障構想(PSI)海上阻止訓練 乗船・立入検査に関する展示訓練」へ。
今回のPSIの訓練は、本来は昨日の相模湾での訓練がメインなのだが、主管たる海上保安庁に前々から言っていたにもかかわらず満員などと言うことで見送ったが、折からの新潟の地震で主要報道陣は軒並みキャンセルで、たいした報道もされなかったようだ。
果たして本日の方は、海上幕僚監部の格別の計らいで参加。
7:47西小山⇒白金高輪⇒三田・特急⇒追浜⇒京急田浦。と、移動途上に「風が強いため、当初予定した沖合いではなく、岸壁係留のまま実施する為、集合時間を1時間遅らす」との連絡が来たが、当初予定で田浦港へ。時間があるので、港内撮影後、入場。
10:55 DD123しらゆき乗艦。11:25-ビデオを交えた確認。12:00頃から参加各部隊参集。
13:00先ずは海上自衛隊「いかずち」立入検査隊。大型ボートで来場、16名が舷側より縄梯子で乗艦、半数に分かれて艦橋と、前甲板へ。代表取材は艦橋へ、その他は前甲板。前甲板では、立入検査隊により、氏名、職種、生年月日、国籍、などが確認され、IDを返還し確認終了。そして格納庫へ移動し、不審貨物を検査、容疑物件発見で「状況中止」。
続いて13:50、オーストラリア。税関チームと言うことだが、税関主導で海軍が支援する体制だ。海軍はFFH151 ARUNTAのチームで、女性もいた。基本的なものは、海上自衛隊同様だが、格納庫での点検は本格的なもので、おびただしい資機材を活用し、また、構造物の隅々まで点検する細かさで、なにやら「しらゆき」の内緒の品物が「発覚」しそうな雰囲気だ。
14:45次はフランス海軍 ヴァンデミール乗船班。これも基本的に海上自衛隊同様だが、チーム編成が違うのか、格納庫での検査はかなり早々と進行していた。
15:25最後はアメリカ沿岸警備隊、WHEC720のチーム。これも基本的に海上自衛隊同様だが、チーム編成が違うのか、格納庫での検査は早々と終わっていた。
展示訓練はこれで終了し、16:00統裁官の第一護衛隊司令 石橋一等海佐の会見で終了。
16:38京急田浦⇒金沢文庫・特急⇒三田経由で撤収。
新規作成日:2004年10月30日/最終更新日:2004年10月30日