1113 東京港 南極観測支援 AGB5002しらせ 出港、ヴァンテアン ランチタイムクルーズ
1113 東京港 観測記 平成16年11月14日 日曜 曇り 11:40〜14:00
- 漁業練習船 神鷹丸(東京水産大学) 月島埠頭F6バース北端在泊(南向き)
- 漁業取締船 開洋丸(水産庁) 晴海埠頭H3バース在泊(東向き)
- 漁業練習船 海鷹丸(東京水産大学) 晴海埠頭HJバース付近在泊(南向き)
- AGB5002 しらせ 晴海埠頭HLバース付近(南向き)より12:00出港
- HL01 昭洋 潮風桟橋RKバース西側在泊(南西向き)
- HL02 拓洋 潮風桟橋RKバース西側在泊(南西向き)
今日は、AGB5002しらせ が、南極観測支援の為、出港する日だ。が、防衛大学校の開校祭やら、横浜港での漁船のパレードもある。しかし時間的に掛け持ちは不可能だ。ということで悩んだ末に、「しらせ」出港シーンをいつもとは違う形で狙ってみることにした。12:00出港であるから、レストランシップ ヴァンテアン のランチタイムクルーズの出港時間と同じであり、洋上撮影を企画。
前日、予約を入れて、レストランシップ ヴァンテアン のランチタイムクルーズへ。11:20乗船受付け、今日は団体さんが多い。11:40乗船、シーサイドデッキへ。11:55出港のドラ?、舷門閉鎖?、12:00出港の予定。が、「しらせ」は既に離岸したようで、12:04前進も開始している。果たしてヴァンテアンも離岸、針路を南へ。船は10ktで南下、「しらせ」は本船を気にしてか、比較的微速で、ヴァンテアンが先に12:08?レイレインボーブリッジ通過。が、今度は「しらせ」が思うようについてこない。12:12「しらせ」もレインボーブリッジ通過。と、先導のパイロット船が減速し、12:14「しらせ」も正面が見え、本船の後方につく気配と見た。ならばとAデッキへ上がる。この間約1分。が「しらせ」は本船の左舷を追い抜く姿勢を見せている。うーん・・・・、レインボーブリッジを背景にしたベストチャンスを外した。果たして品川ふ頭沖で本船を追い抜き、12:18船の科学館手前で帽振れ、12:35港外へ、そして12:43パイロットを下ろしてオーストラリアへ向かっていった。
今回「しらせ」離岸時の紙テープは実施されなかったようだ。艦上も「しらせ」乗員のみのようで、一般の観測隊員は、すべてオーストラリアまで飛行機で現地合流のようだ。
城南島付近では、ちょうど羽田空港C滑走路からの離陸機の航路を通過するので、離陸機が真上を通過するが、離陸後旋回する頃には雲の中に入ってゆく。
羽田沖を4ktで更に南下。今回は空港寄りを航行。離着陸が良く見えるのだが、いかんせん天気が悪い。13:00?反転、13:22船の科学館沖。1333レインボーブリッジ、13:50?着岸。13:55?下船。
下船時に、船長さんつかまえて記念写真取るのはいいんだが、通路際で下船客のお見送りをしているわけで、「もう一枚」「あと一枚」「このこだけでもう一枚」「年賀状用に一枚」などと通路を塞ぐ無神経な七五三の家族には参ってしまう。「一枚」つーのは「1」なんだから、何枚も何枚もってことじゃないんだが・・・。一万円札での支払い時に、「もう一枚」なんていわれてもださんだろうが。
●海上自衛隊 第46次南極地域観測協力 期 間 16.11.14(日)〜17.4.13(水)
指揮官 砕氷艦「しらせ」艦長 1等海佐 大平愼一、乗組員 170名
総行動日数151日、南極圏行動日数99日、総航程約20,000浬
協力の概要
1.人員輸送 往路:58名(フリーマントル〜昭和基地) 往路:67名(昭和基地〜シドニー)
2.物資輸送 往路:約995トン 復路:約325トン(廃棄物等持ち帰り物資)
3.支援作業
・艦上観測支援: 観測隊員が計画する停船観測等、艦上で行われる各種観測を支援する。
・野外観測支援: 観測隊が計画する野外観測において、人員及び機材等を空輸する。
・基地作業支援: 昭和基地における建設工事、機器整備作業及び荷受作業を支援する。
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新規作成日:2004年10月30日/最終更新日:2004年10月30日