1118 立川 海上保安試験研究センター取材

1118 立川 観測記 平成16年12月24日 金曜 曇り 13:30〜19:00

今日は、立川にある、海上保安試験研究センターの取材へ。ここは95.7.20に一度来て以来だ。
12:00?五反田⇒新宿・青梅特快⇒12:47?立川。徒歩で向かうが結構距離はあった。
13:30入場。先ず施設の概要のお話を伺う。職員数は40名というからかなりコンパクトな組織ではある。別段の研究職ではなく、一般の海上保安官とのこと。なぜ立川にあるのかというと、災害時の防災拠点としてのスペースを活用しているという意味もあるらしい。実際、月1回程度、ヘリコプターに給油を実施していて、今日も午前中に飛来したというから惜しいことをした。
そして施設内へというところ、日立神奈川で会ったという職員が、いきなり「あの時は迷惑を被った、怪しい奴だから確認をしろ」とおかしげな話に。まるで犯人扱いだが、「工場内の立ち入り禁止のところをあちこち巡って写真を写して世界の艦船に売ったのは一人しかいない」といういい加減な考察で、突っ込めば推論仮説のレベルだし、「あちこち巡って」と「たまたま隣においてある」のは大きく違うし、大騒ぎをするほどの客観性は持ってない。そもそもが、今まで当方にあらゆる関係者から一言も話が来ていないのも変な話だ。ましてや「しきしま」や「つるぎ」の丸秘写真を電波雑誌などに載せたのならともかく、百歩譲って良識ある編集部に託したものにそれほどの問題はなかろう。丸秘写真を高く売るなら、スパイ事件の当事者とされたロシア武官と一緒に写った当時の海上保安庁長官の微笑ましい写真のほうが、それこそ報道関係垂涎の的である。
14:10第一試験研究棟の加工室、かつてはレンズを製造していたが、現在では行われておらず、保管室となっている。
14:30科学捜査研究室。船舶衝突時の塗膜片の鑑定などを行う。
14:43回流水槽棟。船体試験や、波力発電の実験などを行う。
14:58風力試験室。風力発電の実験などを行う。旗の耐久試験も行い、アクリルが悪く、ポリエステルが最良らしい。そしてこの成果の旗が試験的に導入されるという。
15:16化学第三研究室。海洋汚染の鑑定のため、石油類の分析を行う。
15:38化学第二研究室。燃料油の品質鑑定を行う。海洋に出る大型船は、年に1度確認する。
15:42化学第一研究室。化学第一測定室。麻薬等の鑑定も行う。
15:54供試魚飼育水槽。水質確認用のメダカを飼っている。水槽はS字マークに作られている。
外観を写して16:30出場。

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ついでに、国営昭和記念公園で開催されている、WinterPresentへ。たまたま昨日のニュースで開催を知ったのだが、ちょうど近くなので寄って見るが、実は立川飛行場の南だったのに1ブロック間違えて1500mほど余分に散歩してしまった。
17:05入場。20:00から花火もあるのだが5分程度らしいので、19:00出場、19:38快速⇒新宿⇒目黒にて撤収。

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新規作成日:2004年12月24日/最終更新日:2005年1月1日