1198 横浜港 地球深部探査船「ちきゅう」入港、国土交通省 浮体式防災基地 回航
1198 横浜港 観測記 平成17年9月2日 金曜 晴れ/海上靄 8:45〜16:00
- 地球深部探査船「ちきゅう」 三菱重工横浜製作所10:00入港
- ピースボート「Topaz」 大桟橋Bバース付近在泊
今日は、横浜本牧の三菱重工横浜製作所に、地球深部探査船「ちきゅう」が入港するので出動。
地球深部探査船「ちきゅう」は、JAMSTECの大型掘削船で、三井造船玉野造船所で進水され、三菱重工長崎造船所で艤装工事が行われた。
7:37駐車場(82183km)⇒8:15子安⇒8:43本牧海釣り桟橋。週末の性か結構混雑なので、市内を外して大黒経由に。あいにく海上は靄。地球深部探査船「ちきゅう」は、8:15浦賀水道航路に入る予定だが、まだ姿は見えない。一般の船舶なら概ね一時間で横浜航路に入ってくるのだが、運動性能にすぐれる船でもないからゆっくりなのだろうか。
果たして9:30彼方に薄っすらと櫓らしきものが見えてきた。あいにくの逆光で、海上の靄とあいまってイマイチだが撮影ポイントが他にないので致し方ない。10:35概ね着桟したので10:40出場。
ついでに周辺の探索。三菱重工隣接の護岸は脚立が必要で一点撮りだ。南本牧埠頭へ渡る橋は、土砂運搬道路が邪魔。南本牧埠頭からは順光だが手前に草木が茂っている。
さて、昨日行われた川崎市総合防災訓練東扇島会場の国土交通省 浮体式防災基地 が回航されるはずなので状況を確認すると、13:00離岸で川崎航路を出て、15:30横浜航路に入るようだ。鶴見運河をそのまま南下されるとベイブリッジを通らないのだが、外側を回ってくるようだ。
11:50大黒ふ頭。ベイブリッジスカイウォークへ。果たして時間が余ることは織り込み済みなので、昼寝でもよいのだが、涼しいところでデータ処理等。
15:30前ようやく姿を現した。15:40頃ベイブリッジ通過。
16:00(82235km)⇒16:55駐車場(82257km)にて撤収。
独立行政法人 海洋研究開発機構(JAMSTEC) 地球深部探査船「ちきゅう」
全長210m、幅38m、総トン数約57100t、速力約8-10kt。
アジマススラスタ6基。乗組員約100名、研究者約50名。
ライザー掘削システムを搭載し、水深2500mの海底から7000mの掘削が可能。
三井造船玉野造船所で進水、船体を完成後、三菱重工長崎造船所で掘削装置の搭載好事を行った。
グローマーチャレンジャー、ジョイデスレゾリューションに続いて、統合国際深海掘削計画(IODP)の主力掘削船として活躍する。
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新規作成日:2005年9月2日/最終更新日:2005年9月2日