1266 東京 東急目黒線(不動前-洗足)地下化工事

1266 東京観測記 平成18年7月2日 日曜 小雨/曇り 0:40〜5:35

今日は、東急目黒線(不動前-洗足)地下化工事の、線路切り替え工事が行われる。
ということで、夜更かしの延長で出動。
まずは終電前の西小山の状況。改札口等はこのままらしい。0:48下り終電車。
つづいて踏み切りの状況を確認しつつ洗足駅へ1:00。ここはちょうど見下ろせる位置のはずだったが、フェンス等が張り巡らされていてNG。途中の状況を確認しつつ、2:40不動前側へ。不動前側は歩道橋がかかっていて、既に人だかりだが、多少状況はわかる。ちょうど、接続部分が見えていて、降下作業が行われている。また、3:00不要線路部分のスライドも行われた。4:30には架線の通電というが、ぎりぎりのタイムスケジュールのようだ。不動前駅直前の歩道橋の見通しがよさそうなので行って見るが、フェンスが撮影には邪魔で、試運転列車を見るにはさっきの場所がよさそうだ。
4:53先ずは下り線で試運転列車。そして5:02上り線の試運転列車。続いて5:04始発の下り電車。5:10始発の上り電車。
まだ工事は続いているようだが、このあたりで撤収。


工事は、7/1の終電(7/2 0:40頃)の後、7/2の始発(5:00頃)の間に行われる。
不動前-洗足間のほとんどの区間は、すでに地下部分が完成しており、今日の工事においては、不動前-武蔵小山、西小山-洗足の間において、この地下部分への接続工事を中心に行われる。
また、使用されなくなった踏切では、線路間にアスファルトを詰めて段差をなくしたり、遮断機の撤去、踏み切り部分以外への立ち入りを防ぐフェンスの設置なども行われる。
架線についても、接続部分の張替えに伴い、不要となった地上区間では撤去される。
工事のメインは、なんといっても接続工事だ。
不動前側では、武蔵小山方面の上り勾配部分を、ジャッキダウンして地下部分への接続する。
一説では、すでに完成している地下部分の接続部分付近をジャッキアップしてあわせるという。
また、使用されなくなった地上部分の一部は、分割され、武蔵小山側に移動され、地下部分の天井の空間を確保される。
本日の作業関係者の参加規模は約2000名と言われるが、各踏切部分ごとに数名の警備員を配置すればそれだけでもかなりの人数を必要とするのだろう。


東急目黒線は、当初、目蒲線と呼ばれ、目黒と鎌田を3両編成で結んでいたが、やがて4両編成となり、地下鉄との相互乗り入れのため、6両編成となった。
この際、多摩川園前(現多摩川)から蒲田までを独立させ、武蔵小杉まで延長されるとともに、名称も目黒線となった。
不動前-洗足間も、地下化が決定していたが、工事が遅れ、ようやく地下化が完了することになった。


東急目黒線(不動前-洗足)地下化工事
Pict_0455. Pict_0456.

架線撤去工事
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踏切工事
Dcim2772/DSC_7429. Dcim2772/DSC_7433.

接続工事
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旧線路スライド
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試運転列車 下り
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新規作成日:2006年7月2日/最終更新日:2006年7月2日