1335 東京 警視庁機動隊観閲式
1335 警視庁機動隊観閲式 観測記 平成19年5月24日 木曜 晴れ 6:25〜8:25
今日は「警視庁機動隊観閲式」を見に神宮外苑へ。艦船や自衛隊とは関係がないが、観閲行進や特殊車両と言う事で通ずるものがある。50周年の頃晴海で行われていたが、また以前の形式に戻されている。実施が早朝なのは、通常の業務や、周辺交通事情を考慮しての事だろうか。
5:20起床、5:51西小山⇒目黒⇒代々木⇒信濃町、6:25会場。ちょうど、6:30迄の徒歩行進の訓練が終わるころだった。部内行事なので、特に公募もされておらず、ほとんどが関係者のようだ。第一平日早朝なので、一般人は難しいかも。早朝ながら報道陣は脚立の列。報道陣以上に警察内部の撮影班が多い。外周の待機車両、待機部隊を一巡して7:05。7:15には儀丈隊が入ってきている。布陣位置は悩むところだが、逆光を避けて正面反対側へ。この位置は、観閲台と絵画館を背景にでき、航空機撮影には向かないが、機動隊観閲式では飛行は行われないので別によかろう。警視庁の行事は、参加車両の種類が多いので、録音機を動員したい所だったが…。7:15?総指揮官入場、人員報告(総勢2015名)。7:17??副総監入場。(来賓)東京都公安委員長入場、7:23警視総監臨場、警視総監栄誉礼、7:25国旗掲揚、人員報告(総勢2015名)。受閲報告。7:30部隊査閲、オープンカー約14台の行列で、神宮外苑の外周に待機している部隊を巡閲。分列行進発令、7:36分列行進開始、徒歩部隊の行進曲は「抜刀隊」。徒歩部隊に続いて7:52車輌部隊。航空部隊はなく、8:00分列行進終了。部隊整列。8:03警視総監訓示。来賓祝辞。出動の歌斉唱。終了報告、国旗降納、閉式宣言。8:19警視総監退場。以降、公安委員長退場、副総監退場、所属長以上退場。警備部長訓示、退場、解散と続くが、転進。
車両行進の速度が徒歩部隊並で、間隔も広く、撮影には好都合だがシャッター回数を稼いでしまう。
分列行進時、警視総監の答礼は、指揮官に対してで終了するのだが、今日はかなり長めだった。
一部に厳しい面々もいるのだが、概して、機動隊は民営化されているのではと思えるほど一般の警察官より好意的で、撮影にも支障は無い。
分列行進順序
(一般警備部隊) 制服部隊(第一機動隊〜第二機動隊)、活動服部隊(第三機動隊〜第四機動隊)、(新)出動服部隊(第五機動隊〜第八機動隊)、出動服部隊(第九機動隊、特科車両隊)、女性警察官機動隊、女性警察官特別機動隊、総理大臣官邸警備隊、
(援助隊)国際警察緊急援助隊、広域緊急援助隊、警備犬部隊。
(特殊技能部隊) 騒音取締部隊、爆発物処理部隊、化学防護部隊、銃器対策部隊、山岳レンジャー部隊、機動救助部隊、水難救助部隊、災害対策部隊。
(多角的運用部隊) 機動隊自動二輪部隊(機動隊自動二輪車、MAP)、遊撃捜査二輪部隊(オフロード二輪車)、遊撃捜査部隊(覆面パトカー)、遊撃警ら部隊(パトカー)。
(車両部隊) 1.広域レスキュー車、2.災害用投光車、3.高性能救助車、4.動力ショベル車、5.山岳救助車、6.災害用クレーン車、7.災害用給水車、8.フォークリフト車、9.災害用ショベルカー、10.クレーン付きダンプカー、11.災害用レッカー、12.重機搬送車、13.レスキュー1型車、14.レスキュー3型車、15.水難救助車、16.爆発物処理筒車、17.爆発物処理用具運搬車/爆発物処理車を積載、18.特型警備車、19.小型警備車、20.X線検査車、21.高所対策車、22.移動騒音測定車、23.化学防護車、24.投光車、25.電源車、26.エリア警戒車、27.エリア検問車、28.ゲリラ対策車、29.遊撃車4型、30.遊撃車1型、31.中型輸送車(抵公害仕様)、32.警備車兼輸送車、33.常駐警備車、34.大型輸送車(抵公害仕様)、35.キッチンカー、36.トイレカー、37.警備車兼放水車、38.遊撃放水車、39.高圧放水車、40.高所高圧放水車、41.レッカー車。
尚、組織上存在するのは、第一機動隊〜第九機動隊、特科車輌隊 の10隊と、総理大臣官邸警備隊で、(援助隊)、(特殊技能部隊)、(多角的運用部隊)等は、各機動隊の中で組織され、必要に応じて、合同部隊として行動するらしい。
新規作成日:2007年5月25日/最終更新日:2007年6月5日