1388 横浜港 JAMSTEC 海洋研究開発機構 「みらい」「かいれい」就航10周年記念船舶一般公開

1388 横浜港 観測記 平成20年3月30日 日曜 曇り/小雨 10:30〜14:10

今日は、JAMSTEC 海洋研究開発機構 「みらい」「かいれい}就航10周年記念船舶一般公開で横浜へ。
西小山⇒武蔵小杉・特急⇒みなとみらい。徒歩で新港埠頭へ。
10:35-12:00 海洋地球研究船「みらい」乗船、見学。船橋、後部船橋、分析室、トライトンブイ格納庫、格納庫、船尾甲板、を一巡。
12:10-13:30 深海調査研究船「かいれい」乗船、見学。船橋、操縦室、格納庫、船尾甲板を一巡。
14:15- マックで一服して作戦終了。
14:55みなとみらい⇒菊名・急行⇒武蔵小杉⇒西小山、にて撤収。


海洋地球研究船「みらい」
北極海を含む世界の海域で収得した貴重な観測データを世界の研究者に提供し続けている。
トライトンブイの設置を中心とした活動をしている。
言うまでもなく、原子力実験船として建造された「むつ」の現在の姿で、原子力実験船としての実験航海を終えた後、船体を大改装して現在の姿となっている。
改造に当たっては、中間にあった原子炉区画を撤去し、船首部はIHIで元の姿を残す形で、船尾部は三菱重工で大規模に改造され、再び結合された。
「二つに切った船体をつなげていて、航行中に折れないのか」という疑問の声もあるが、もともと船体はブロック溶接しているわけで、問題はない。


深海調査研究船「かいれい」
世界最深部のマリアナ海溝調査や海溝型巨大地震の巣を探る地殻構造探査を実施している。
無人探査機「かいこう」の母船として活躍するほか、ストリーマーケーブルを曳航しての地質探査も行う。
しんかい6500の母船として建造された「よこすか」の実績によって改良の上建造されており、ストリーマーケーブルの曳航方式の変更により、近年、船尾が改造されている。


JAMSTEC 海洋研究開発機構は、当初、海洋科学技術センターとして設立されていたが、JAMSTECの英文略称は同じまま、現在の組織名となっている。




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新規作成日:2008年3月31日/最終更新日:2008年4月11日