1439 横浜港 ナッチャン WORLD 寄港



1439w1 横浜港 ナッチャン WORLD 入港、大黒ふ頭探索、三次元物理探査船「資源」
1439w1 横浜港 観測記 平成21年2月28日 土曜 晴れ/曇り 6:45〜17:15

・ナッチャン WORLD 大桟橋ABバース10:20入港(南向き)
・三次元物理探査船 資源 三菱重工横浜製作所在泊(北向き)

今日は、「ナッチャン WORLD」が、横浜大桟橋に入港するので出動。
8:20浦賀水道航路南口入航予定で、横浜港は9:30スタート9:45入港のようだ。
7:01西小山⇒7:10/7:11多摩川・東急多摩川線⇒7:23蒲田・JR京浜東北線⇒7:30?鶴見。7:35-7:45松屋で朝食。7:55バス⇒8:11大黒ふ頭、8:16 L3バース、8:18 T1バース、8:25海釣り公園。
8:45桟橋先端へ行くが「ナッチャン WORLD」の姿は見えない。と、9:10観音崎のあたりに見えるのがそうなんだろうか。9:15「ナッチャン WORLD」を確認。スタート予定時刻を過ぎても入港の気配がない。航路信号も「F」だ。9:45ようやく航路に入るようだ。9:55シンボルタワー通過、10:03?ベイブリッジ通過、大桟橋へ向かっていった。

続いて3月6日に寄港する「QUEEN MARY 2」の撮影ポイントの探索へ。大黒ふ頭の探索はかれこれ10年以上も前か。。。
探索のためには車が便利なのだが、まあ、運動のためには徒歩のが良いし。
10:35大黒海釣り公園駐車場出場。10:42流通センター玄関。10:48-10:57大黒埠頭先端。途中約10分警備員と雑談。11:26-11:55 T1バース対岸/防波堤。12:00 T1バースゲート⇒12:16ベイブリッジ下。
12:34のバスで鶴見へ。吉野家で一服。

16:30?鶴見⇒桜木町/バス⇒海釣り公園。と、17:00で終了とか。17:32-17:37三菱重工に来ている、三次元物理探査船「資源」を写して撤収。


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1439w2 横浜港 三次元物理探査船「資源」、ナッチャン WORLD 見学、夜景
1439w2 横浜港 観測記 平成21年3月1日 日曜 小雨/曇り 10:30〜19:00

・T-AGOS21 EFFECTIVE 瑞穂埠頭Gバース付近在泊(西向き)
・ナッチャン WORLD 大桟橋ABバース在泊(南向き)
・漁業練習船 若竹丸(北海道教育庁) 大桟橋Dバース15:00入港(北向き)
・三次元物理探査船 資源 三菱重工横浜製作所在泊(北向き)

今日は、「ナッチャン WORLD」が一般公開するので出動。
が、うちをでると小雨がぱらぱら。。。「ナッチャン WORLD」は天気のよさそうな明日にして別のほうにと思ったが、、、とりあえず横浜へ。
西小山⇒武蔵小杉・急行⇒10:25みなとみらい。
と、小川さんもちょうど現着のようで、小川さんの車で、11:00本牧海釣り公園のあたりから、三菱重工に来ている、三次元物理探査船「資源」を写して大桟橋へ。
「ナッチャン WORLD」は、先着500名におみやげとのことで、混んでいたらいやだと思ったが、乗船行列もなさそうだ。新聞なんかでも報道がない様でまあ、見に行くほうとしてはすいていて良いのだが、宣伝効果としては。。。
11:35船尾より乗船。順路は、船尾より乗船の後、車両甲板、車両甲板(上)、旅客甲板、旅客甲板(上)、そして戻って、車両甲板(上)、車両甲板、船尾より下船。
14:35下船。と、漁業練習船 若竹丸(北海道教育庁)が入港してきた。
ターミナルデッキから写して、15:30再び乗船、16:20下船。
16:45-17:07山下公園側から写して、マックで一服。
18:00-18:40山下公園側から写して作戦終了。
日本大通・急行⇒田園調布⇒西小山にて撤収。


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1439w3 横浜港 ナッチャン WORLD 見学
1439w3 横浜港 観測記 平成21年3月2日 月曜 快晴 12:15〜16:30

・T-AGOS20 ABLE 瑞穂埠頭Eバース付近12:30入港(東向き)
・T-AGOS21 EFFECTIVE 瑞穂埠頭Gバース付近在泊(西向き)
・ナッチャン WORLD 大桟橋ABバース在泊(南向き)
・漁業練習船 若竹丸(北海道教育庁) 大桟橋Dバース在泊(北向き)

今日も、「ナッチャン WORLD」が一般公開するので出動。
昨日見てはいるのだが、今日はあまりにも天気が良いのでクリアな写真を求めて再度。
西小山⇒武蔵小杉・急行⇒みなとみらい。
12:20山下公園側から順光状態を写して13:00新港埠頭へ。大桟橋のDバースには、昨日入港した漁業練習船 若竹丸(北海道教育庁)がいる。
神奈川県警 警備艇 やまゆり が振り込め詐欺に注意をアナウンスして航行していた。
13:15-13:30神奈川県庁庁舎屋上から写して、13:55大桟橋へ。
ターミナルデッキから写して一般航海へ。
が、ものすごい待ち行列。。。14:00のオープン当初にはターミナルの入り口くらいまであったとか。。。
14:20列で、15:10乗船。順路は、船尾より乗船の後、車両甲板、車両甲板(上)、旅客甲板、旅客甲板(上)、そして戻って、車両甲板(上)、車両甲板、船尾より下船。
16:25下船。16:45作戦終了。
日本大通・急行⇒田園調布⇒西小山にて撤収。


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1439w4 横浜港 ナッチャン WORLD 入出港、NTT-WE すばる 出港、MSC602やくしま引渡出港
1439w4 横浜港 観測記 平成21年3月6日 金曜 雨 10:15〜16:15

・QUEEN MARY 2 大黒ふ頭T2バース6:10-17:15寄港(南向き)
・ナッチャン WORLD 大桟橋Bバースより入出港(南向き)
・三次元探査船「資源」(科学技術庁) 三菱重工業横浜製作所本牧工場6号岸壁より9:00?出港
・ケーブル敷設船「すばる」 NTT-WEマリン桟橋より11:00出港。
・MSC602 やくしま ユニバーサル造船鶴見製作所より13:30出港

今日は、「ナッチャン WORLD」が港内クルーズで入出港するので、「QUEEN MARY 2」に続いて転進。
ホントは、三次元探査船「資源」(科学技術庁)も出港するようだが、本牧への往復もなんなので、今日は大黒ふ頭のみで完結。
まずは9:25マックで一服。
続いて10:15ベイブリッジスカイウォークへ。
残念ながら、ランドマークタワーの高層階も見えないほどの天候。
「ナッチャン WORLD」は11:00過ぎ離岸。と、ケーブル敷設船「すばる」も離岸。
11:11ケーブル敷設船「すばる」、11:16「ナッチャン WORLD」の順にベイブリッジ通過。「ナッチャン WORLD」が入港。11:56ベイブリッジ通過。
続いて、MSC602「やくしま」の引渡出港へ。12:35移動開始13:15着。13:23,13:29ユニバーサル造船あたりから汽笛が響き、13:34 つばさ橋を通過していった。
13:37出場、13:51 L4バス停、13:58「QUEEN MARY 2」の船尾側から、14:30-14:40大黒ふ頭T2岸壁へ。
そして再び「ナッチャン WORLD」の出港へ。今回はベイブリッジ下の公園から。
15:00離岸、15:15 ベイブリッジ通過。
と、D70がブラックアウト。しかも「ナッチャン WORLD」は早めに戻ってきてしまった。15:47 ベイブリッジ通過。
16:18「QUEEN MARY 2」の大黒ふ頭T2岸壁へ。そして「QUEEN MARY 2」の出港へ。


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1439w5 横浜港 観測記 平成21年3月7日 土曜 晴れ

今日は、「ナッチャン WORLD」が函館へ向けて出港する。
天気もよいし、離岸の様子も間近に見たかったが。。。
昨日の雨の中の作戦のおかげで、機材一式干している状態で、くたびれ方も手伝ってトーンダウン。
パソコンからのライブカメラでお見送り。


今回の寄港は、和歌山県由良のドックからの回航にあわせて、函館開港150周年記念事業実行委員会が、函館開港150周年記念事業を横浜開港150周年と連携し「横浜親善訪問」として実施した。
幕末に開港されたのは、箱館、横浜、長崎、新潟、神戸の5港である。

船名: ナッチャンWorld(なっちゃん・ワールド)
信号符字: 7JDA
船型: 双胴型高速船、アルミ軽合金製
造船所: インキャット社(オーストラリア、タスマニア州)
竣工: 2008年4月
総トン数: 10,715t 
全 長: 112.60m
幅: 30.5m
載貨重量トン: 約1500トン
最大搭載人員: 800名
旅客定員: 772名
最大搭載車両数: 約350台(普通乗用車換算)/ トラック56台、乗用車178台。
ディーゼルV6 4基、出力36,000kW
推進器: ウォータージェット4機
航海速力: 約36ノット(=約67km/h。満載時)(最大速力40ノット級)
就航航路: 2008年5月2日-2008年11月1日函館−青森間で運航されていた
座席クラス
エコノミー: 568席
ビジネス: 112席
エグゼクティブ: 2名定員×22ブース、4名定員×14ブース
船内設備: カフェ、バー、ショップ、キッズルーム。船内はバリアフリー設計

東日本フェリーが所有していた高速双胴船「ナッチャンWorld」
インキャット社(オーストラリア)建造。
船名の由来は「ナッチャンRera」のイラストをデザインした京都市の小学生の川嶋なつみさん(7歳)の愛称「ナッチャン」が引き継がれ、世界中から集まった仲間たちがパレードするという船体イラストイメージから、「World」(ワールド)を合わせたもの。
「Rera」はアイヌ語の風。
「ナッチャンWorld」の船体イラストは2007年11月に「パレード」というテーマで公募され、応募総数538点から18名のイラストを採用、イラストレーター山岡敏和さんにより審査および船体へレイアウトされた。

日本船の名前には、基本的に人の名前がついていない。
東京港の水上バスに、竜馬(坂本竜馬)、海舟(勝海舟)、ヒミコ(卑弥呼)、などがあるが、ローカルなご愛嬌の存在だ。
海上自衛隊の砕氷艦(南極観測船)に、しらせ、があるが、これは南極探検の白瀬中尉の名前ではなく、彼が命名した「白瀬海浜」の「地名」である。
その意味では、なっちゃん、というのは珍しく、かつ、大胆な命名といえる。

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オーストラリアには、INCAT/インキャット社と、Austal Ships社の、高速船の造船所が二つある。

INCAT社
独自の設計による、ウェーブピアサー/Wave Piercing Catamaranが有名で、わが国でも、以前小型の「シーコム1」だったかが、横浜港-八景島に就航していた。
Wave Piercing Catamaranは、船体中央に、停泊時は着水していない船体を持ち、船首が海面に突っ込む場合に浮力となる。

米軍でも
061 98 Metre Wave Piercing Catamaran HSV 2 Swift
が使用されている。

064 112 Metre Wave Piercing Catamaran Natchan Rera
065 112 Metre Wave Piercing Catamaran Natchan World


東日本フェリー
1965年3月設立
2003年6月29日会社更生法適用を申請。
2006年10月 - リベラよりフェリー事業を分割・事業継承する目的で、100%出資子会社の(新)東日本フェリーを設立。
2007年9月1日 - 函館-青森航路に、高速フェリー「ナッチャンRera」が就航。航海時間1時間45分。
2008年5月2日 - 函館-青森航路に、2隻目の高速フェリー「ナッチャンWorld」が就航。
2008年11月1日 - 高速フェリー「ナッチャンRera」「ナッチャンWorld」の運航を休止。
2008年12月1日 - 函館-青森航路、函館-大間航路および室蘭-青森航路を廃止。前者2航路を道南自動車フェリーへ承継。 函館-大間航路は暫定的な運航継続。
国内フェリー事業から撤退した。


三次元物理探査船「資源」
総トン数約1万t、全長約86m、幅約40m、定員数約60名。
経済産業省 資源エネルギー庁が2007年に232億円(年間維持費:約90億円)でノルウェーの資源探査企業PGS(Petroleum Geo-Services)社/PGS Geophysical AS社から購入した大型探査船。
「資源」の運用とデータ分析は、PGS(Petroleum Geo-Services)社の協力のもとに同省所管の独立行政法人である石油天然ガス・金属鉱物資源機構に委託する。
「資源」は、元はノルウェーの資源企業 PGS社が運用するラムフォーム・ヴィクトリー(Ramform Victory)で、高度な探査能力を有する三次元物理探査船である。
これまで海底を平面図で調べられる二次元物理探査船は日本にもあったが、立体画像によって地層を詳細に分析できる高度な三次元物理探査船は保有していなかった。
本船の探査方法は、12本を搭載する全長6.000mの探査線(ストリーマー・ケーブル)を展開、同様に曳航されるエアガンが海底に発した地震波が跳ね返ってくるのを受信することによって精細な三次元地図を作成するもの。
船から音源を海中に発して人工地震波を起こし、海底面や地層の境界に当たって返ってくる反射波を解析して立体的な地下構造(最深5千〜1万mの範囲)まで把握できることから、東シナ海の天然ガス田開発で先を越された日本が中国に対抗して2004年、東シナ海のEEZ(排他的経済水域)境界線である日中中間線付近で天然ガス資源探査を行った際、ラムフォーム・ヴィクトリー(Ramform Victory)をチャーターした経緯もある。
その後、2007年に購入、わが国の旗のもので運用されることになった。
ラムフォーム・ヴィクトリー(Ramform Victory)時代から、船体は赤(臙脂色)、上部はクリーム色に塗装されていたが、その後、船体は水色に変更されている。



すばる
信号符字: JNDG
総トン数: 9,557.00t 
全 長: 123.33m


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新規作成日:2009年4月1日/最終更新日:2009年4月5日