1522 東京 信任状捧呈式馬車列

1522 東京 観測記 平成22年1月15日 金曜 晴れ 10:00〜12:10

今日は、信任状捧呈式の際の馬車列が運行されるので見学に出動。
西小山⇒10:00大手町。まずは坂下門側へ。基本的に馬車の通路は封鎖するようだ。
坂下門延長線上に布陣。馬車列は、10:25坂下門を出て、10:29曲がっていった。
陣地変更、馬場先門交差点/明治生命館はす向かい。10:34明治生命館出発。
10:54第二便到着、10:59明治生命館出発。
陣地変更。11:03二重橋を渡っていった。
11:19二重橋を渡り、11:22曲がっていった。
陣地変更、と馬場先門交差点の信号調整が半端で、一番悪い位置に隔離されてしまった。。。こういうことなら歩行者用信号は無理な運用するぞ。。。。11:29明治生命館出発。
陣地変更。11:57/12:00明治生命館出発。
ついでに皇居前の状況を確認して作戦終了。



信任状捧呈式(宮殿 松の間)
新任の外国の特命全権大使が信任状を天皇陛下に捧呈する儀式。
外務大臣または他の国務大臣が侍立することとされている。
大使一行の皇居の送迎に際しては、大使の希望により、皇室用の自動車か馬車が提供されている。
解任状捧呈式は、単独で行われた例はなく、新任の大使が信任状と共に前任者の解任状を捧呈するのが例となっている。

隊列は、パトカーの先導で、サポート要員が後方から車両で追っかけている。
先導の騎馬3頭は警視庁、馬車の直衛の騎馬6頭は皇宮警察、馬車は宮内庁。

信任状捧呈式馬車列経路
(往路)明治生命館→馬場先門交差点(右折)→皇居外苑→皇居正門→宮殿南車寄
(復路)宮殿南車寄→皇居正門→皇居外苑→和田倉門交差点(右折)→明治生命館
信任状捧呈式の際、儀装馬車によって新任の外国大使を明治生命館から宮殿南車寄まで送迎している。

新任大使の送迎に馬車を使用している国は、世界的に見ても英国やスペインなど数か国で、わが国の場合、自動車より馬車を希望する大使が多く、国際親善の実を挙げている。

大使の送迎に使用する儀装馬車は、二頭曳き座馭式(ざぎょしき)と呼ばれ、そのほとんどが明治の終わりから昭和の初めに製造されたもので、美術品的価値も有している。

馬車列は、天皇陛下のご即位や皇族方のご結婚などの皇室行事にも使われる。


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新規作成日:2010年2月9日/最終更新日:2010年2月9日