1693 東京港観測記 海洋資源調査船「白嶺」 寄港

1693 東京港観測記 海洋資源調査船「白嶺」 寄港

1693w1 東京港 海洋資源調査船「白嶺」 入港
1693w1 東京港観測記 平成24年3月21日 水曜 晴れ/強風 9:25〜11:00

◎海洋資源調査船「白嶺」 入港

・海洋資源調査船「白嶺」 晴海埠頭HJバース付近11:00入港(南向き)

今日は、海洋資源調査船「白嶺」が入港するので出動。
西小山⇒目黒⇒田町、徒歩で9:20?レインボーブリッジへ。
が、レインボーブリッジの開門は3月は10:00。。。
とりあえず、9:25芝浦ふ頭南公園から様子見。
しかし風が強い。。。
海洋資源調査船「白嶺」も、航路インが10:00のはずだが、、、気配もない。
東京都の浚渫船「海竜」が9:30に出港のはずだが、レーダーが回っているものの、動きそうにない。と、9:52動き出したらいきなり出港。。。
見届けて、レインボーブリッジサウスルートへ。芝浦側で待機。
と10:06、ようやくそれらしい姿を確認。台場よりに布陣。
10:23東京都の浚渫船「海竜」が戻ってきた。
海洋資源調査船「白嶺」は、10:31品川埠頭沖、10:41レインボーブリッジをくぐっていった。
10:48ノースルートへ移動。
10:51晴海ふ頭沖で回頭、着岸を見届けて、撤収。

D200/28-80mm, D90/100-300mm, 18-105mm。

今日もTDSのダッフィーくんのぬいぐるみを連れて行って、いっしょに撮影。お洋服は海上自衛隊。シェリー・メイちゃんはお留守番。


1693w2 東京港 海洋資源調査船「白嶺」 出港
1693w2 東京港観測記 平成24年3月23日 金曜 曇り/小雨 10:45〜11:15

◎海洋資源調査船「白嶺」 出港

・海洋資源調査船「白嶺」 晴海埠頭HJバース付近(南向き)より10:55出港

今日は、海洋資源調査船「白嶺」 が出港するので出動。
が、天気予報では、9:00/1mm、12:00/3mm程度の雨。。。
まあ、どうしてもの船なら大雨でも行くのだが。。。
とりあえず降っていないし出動の方向。
が、ずるずると9:30を過ぎてしまった。。。
10:03?西小山⇒目黒⇒田町、徒歩で10:45?レインボーブリッジへ。
が、ちょうど降り始めてきた。。。10:50台場よりに布陣。
海洋資源調査船「白嶺」は10:50離岸、11:02レインボーブリッジを通過、出港していった。

D200/28-80mm, D90/100-300mm, 18-105mm。

今日もTDSのダッフィーくん、シェリー・メイちゃんのぬいぐるみを連れて行って、いっしょに撮影。お洋服は、レインコート。


JOGMEC 独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構
独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構は、石油公団と金属鉱業事業団を前身とする。
金属鉱業事業団時代、白嶺丸、第二白嶺丸を運行していた。

海洋資源調査船「白嶺」
国内初となる海底や地質の状況に応じて選択できる2種類の大型掘削装置や各種調査機器を搭載し、海上で一点にとどまり掘削作業が行える自動定点保持装置など最新鋭の装置を有する。レアメタル等金属鉱物資源、メタンハイドレート、石油・天然ガスなどの資源調査に威力を発揮するものと期待されている。

2010年1月12日建造契約(契約金額:173億円)
2010年7月8日起工
2011年3月23日進水
三菱重工業 下関造船所建造

◆本調査船の基本コンセプト〜安全性と地球環境に配慮した海洋資源調査船〜
@独創性ある資源調査、技術試験が可能
2種類のボーリングマシン(海底着座型※1、船上設置型※2)を搭載し、海底熱水鉱床が形成する急峻な地形における調査やメタンハイドレートが存在する大水深域での浅層掘削が可能です。 また、音響による測深・探査機器、物理探査機器、海底熱水鉱床採掘要素技術試験機及び各種海洋環境調査機器等を搭載し、資源調査の他、各種の海底調査も実施できます。
A安全性・信頼性に優れた機能を保持
海上の一地点に止まるための高精度な自動船位保持機能と音響調査機器への影響を抑えるための水中雑音低減※3を両立させるため、複数のバウスラスター※4と大直径・低速回転型ハイスキュープロペラ※5を使用した全旋回式推進器を採用します。 また、船体中央部に開口部(ムーンプール)を設置することで、調査機器を安全かつ効率的に操作できます。
Bライフサイクルコストの最適化を実施
就航後のライフサイクルコストの最適化を実現するために、将来を見越したシステム設計、新技術や新製品の先取り、機器操作性やメンテナンスを考慮した機器配置、機関部や暴露部設置の部材等にステンレス材を多用することによる防錆対策等を実施します。
C地球環境に優しい先見的設計
推進性能の良い船型と電気推進システムを採用し、燃料の消費及びCO2 やNOx 等の排出を最小限に抑制します。国際海事機関が定めた環境基準をクリアした廃油処理・焼却装置等を搭載すると共に、近い将来適用される一般排水対策等※6 に関する条約への対応を先取りし、地球環境の保全と調査活動の両立を目指します。
また、船内照明にLED を多用し、消費電力の低減を図るとともに、船橋上に高効率の太陽光発電設備を設置し、船内の電気需要の一部を太陽光発電によって供給します。この他、海洋環境に関する各種の国際条約への対応を先取りし、地球環境の保全と調査活動の両立を目指します。
※1:ケーブルで吊した掘削機本体を海底面に設置して、海底掘削を行うタイプの装置(掘進長:50m)
※2:船上に設置した掘削機から掘削パイプを海底面に伸ばして海底掘削を行うタイプの装置(掘進長:400m)
※3:調査では音波を使用する海底探査機器を多用するため、船からの雑音を押さえる必要があります。
※4:船首下部に設置した推進機で、操船性の向上を図ることができます。
※5:翼の後退角が大きいプロペラで、翼を回転させた際に発生する気泡を減少させることができます。
※6:一般排水対策(国際海洋汚染防止条約)、バラスト水管理(バラスト水管理条約−船舶のバラスト水および沈殿物の規制および管理のための国際条約)、シップリサイクル(シップリサイクル条約−2009年の船舶の安全かつ環境上適正な再生利用のための香港国際条約)に対応します。
◆本調査船の建造の背景、経緯
JOGMEC 保有の深海底鉱物資源探査専用船「第2白嶺丸」は、公海域におけるマンガン団塊の鉱区取得や大陸棚延伸申請に使用する科学的データの取得に貢献してきましたが、昭和55 年に就航して以来30 年が経過していること、また、資源量を把握するための地下深部の掘削ができないこと(現在は海底下20mまでの掘削が限界)、十分な定点保持機能がないため長時間の掘削作業ができないこと、船内空間が少なく大型調査機器の搭載が困難であること、生態系の観察や採取の調査装備が不十分なことなど、調査能力、機能に限界があります。
このような背景から、海洋基本計画(平成20年3月閣議決定)に海洋調査船の代替整備に関する記述が盛込まれ、平成21年度補正事業として予算化されました。
◆本調査船の諸元等
主要寸法:全長 118.3m 幅 19.0m 深さ 9.2m
総トン数:約6,100t
航海速力:15.5kt
航続距離:約9,000海里
最大搭載人員:70人(乗組員34人、調査員等36人)


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新規作成日:2012年5月7日/最終更新日:2012年5月7日