1986 横浜港 電気推進内航コンテナ船「ふたば」、ロイヤルウイング ランチクルーズ

1986 横浜港 観測記 平成26年12月17日 水曜 晴れ/強風 11:00〜16:40

今日は、国内コンテナ海上輸送大手の井本商運の電気推進内航コンテナ船「ふたば」が寄港しているので横浜へ。

10:16武蔵小山・急行⇒10:30武蔵小杉・急行⇒10:53元町中華街。

まずは、11:04-11:30 山下公園から撮影。

電気推進内航コンテナ船「ふたば」は、当初予定では13:00出港。
12:00出港のロイヤルウイングは、その頃港外から入港してくるから、うまい具合にすれ違うだろう。
出港が12:30という話しも聞いたが、まあ、いずれ洋上で狙えるだろう。

11:37レストランシップ ロイヤルウイング 乗船手続き。
レストランシップ ロイヤルウイング のランチクルーズへ。
平成26年9月5日以来の乗船。(年間パスポート2回目。)

11:45乗船。11:56?出港のドラ。12:00出港。12:16 旧赤燈台通過。12:23?ベイブリッジ通過、12:35?シンボルタワー沖を港外へ。本牧沖をしばし遊弋。今回は早めの回頭。12:45反転。シンボルタワー沖通過、13:10? ベイブリッジ通過。13:27瑞穂埠頭沖で反転。13:50?着岸、13:50 下船。南風か強かった。

13:00 ベイブリッジの港内側に電気推進内航コンテナ船「ふたば」が見えてきた。13:05ベイブリッジ通過。13:07 反航、13:15港外へ。

電気推進船は、操船性能がよいので、観測船や砕氷船に使われるが、貨物船にはあまり使われていない。
それは、機関から直接スクリューを回すほうが、発電機で電気を作って電動機を回してスクリューを回すより、燃料効率がよいため。
ただ、昨今の燃料事情からは、船の速度を落として燃料を節約することが多く、一定以上に速度を落とすと、エンジンへの負担が増えるので、電気推進の出番になる。
機関から直接スクリューを回す場合、機関とシャフトの配置が定型化してしまいまうが、電気推進の場合、発電機はどこにでも置けるので、船内配置の設計が自由にできる利点がある。

続いて、横浜のクリスマスを巡る旅に。
13:58 客船ターミナル
14:19 赤レンガパーク
14:25 ワールドポーターズ
14:45-15:20 横浜みなと博物館 図書館
15:27 ランドマークプラザ
15:58 MARK IS みなとみらい
16:15 日産ショールーム
ユザワヤに寄って、作戦終了。

17:18横浜⇒17:28菊名・通勤特急⇒17:37/17:39武蔵小杉⇒西小山 にて撤収。

今日のレンズのラインナップは、18-105,28-80,150-500,。
D90/18-105,150-500, (D200)
撮影枚数約902。 うちのダッフィーくんが127。

今日もTDSのダッフィーくん、シェリー・メイちゃんのぬいぐるみを連れて行って、いっしょに撮影。今日のお洋服は、カラー・オブ・クリスマス/2014



国内コンテナ海上運送大手の井本商運(神戸市中央区)は12月中旬、電動モーターでスクリューを回して進む日本初のコンテナ船を阪神港(神戸、大阪港)と瀬戸内、九州を結ぶ航路に投入する。ディーゼルエンジンの従来船に比べ、5〜10%の燃費改善を見込む。効果を検証し、導入拡大を検討する。
内航コンテナ船「ふたば」で全長94メートル、総トン数749トン。海外基幹航路を持つ阪神港と地方港との間で輸出入貨物を輸送する。
海運各社は近年の燃料費高騰を受け、運航スケジュールに遅れが生じない程度に航行速度を落として燃料を節約する「減速航行」を進めている。ディーゼルエンジンの場合、3〜5ノット(時速5〜9キロ)に落とすと、エンジンを傷めてしまう恐れがあり制限があった。
一方、「ふたば」は発電用のディーゼルエンジン2基を積み、その電気で2台のモーターでスクリューを回す。低速航行が容易で、モーター1台を止めることもでき、燃費改善効果が大きくなるという。
エンジンの小型化で機関室が小さくなり、コンテナ積載量は同型船に比べ5〜10%増え、20フィートコンテナを211個積める。建造費は約8億円とみられ、一部は経済産業省の補助を受けた。
井本商運は「新たな取り組みでコンテナ輸送のコストを下げ、より多くの貨物を阪神港に運びたい」とする。同社の2014年3月期の売上高は75億円。


省エネ運航追求のため、内航コンテナ専用船では日本初となる2基2軸電気推進システムを採用し、低負荷航行を可能とした。
発電機1基による2軸運航も可能とし、出力レベルを必要に応じて自在に調整する事で、大幅な省エネ運航を実現している。
経済産業省から「革新的省エネ型海上輸送システム実証事業」の認定を受け、内航海運における省エネ船型開発のモデルになっている。
電気推進システム採用により機関室を縮小させて船首ブリッジ型とした事で貨物艙を船尾側に移動させたことで、従来船に比べて2重底の高さを低く設計することが可能になり、復元性向上を実現した。
この結果、既存の749G/Tコンテナ船よりも積載効率の向上が図られている。
12月12日に引き渡しを受けた後は、国際フィーダー貨物と国内貨物(動脈・静脈)のモーダルシフトによる海上コンテナ輸送の拡大を目指し、国際コンテナ戦略港湾及び我が国流通のさらなる省エネ化、低コスト化、多ルート化に寄与していくとしている。

■主要目
船名:ふたば
船主名:向島ドック
運航船社:井本商運
主要貨物:コンテナ専用船
完工日:2014年12月12日
全長:93.90m
垂線間長:86.00m
幅:14.00m
深さ:6.70/3.59m
満載喫水:3.54m
総トン数:749t
載貨重量:1780t


戻る TOPに戻る


新規作成日:2015年1月7日/最終更新日:2015年1月7日