520 横須賀港 LST4001おおすみ、DDG171はたかぜ 見学

520 横須賀港 観測記 平成10年6月14日 日曜 小雨 10:15-15:00

今日は、LST4001おおすみ の一般公開が有るので、横須賀へ。9:03西小山⇒9:10田園調布・急行⇒9:32/9:37横浜・特急⇒汐入⇒10:15基地入場。基地内で、清水@W氏、名古屋@A氏、埼玉@S氏、横須賀@K氏と合流し、強力な集団が構成された。さっそく、LST4001おおすみ へ。右舷サイドランプより乗艦。車輌甲板から、後部のLCAC格納庫へ。たしかに、2艇トントンに格納されているが、それでも左右1m弱はあるし、時化たときはLCACの運用自体困難も伴うので、こんな物かもしれない。もっとも、高さの余裕が2m弱のようで、エアリフトアップした状態では、こちらの方がぎりぎりかも知れない。LCACは、当初、国産の話があったようだが、結局アメリカのものを買わされたようだ。アルミの地肌そのままだし、各所の表示も英語ばかりで、見た目、アメリカ海軍の物を積んでいるようだが、機関モジュールの外舷に、自衛艦旗が描いてあった。50tの戦車は1台搭載可能だが、甲板の厚さは1吋弱のようだ。このウェルデッキ、注水出来ないように報じられているが、3.0m迄のマーキングがあり、多少の注水運用は可能なようだ。艦内左舷より上甲板へ。3層上がるが、2層目に、陸自要員居住区があり、1区画約100名収容。上の層は、高さが180cm無いようだ。果たして上甲板。後部は、ヘリ発着甲板に成っている。何も乗っていない性もあって、広々としている。甲板の厚さは正確には測りようないが、1/2吋程度のようだ。航空機運用能力が取りざたされるが、支援設備も見当たらず、本艦自体は、やはりヘリ数機が限度のようだし、将来の空母の試験的要素も、含まれているとは言い難い。見た目だけでしか物が言えない日本人と、やり込める事だけに着目する周辺各国には困ったものだ。艦種は「輸送艦」だが、LST=Landing Sgip Tank = 戦車揚陸艦 で、こちらの方がもっと何とか成らないのかと思う。後部のエレベータは小型(15t)で、車輌、貨物専用だろう。前部のエレベータは、比較的大型だが、ヘリなどは、少々きつそうだ。また、片側ヒンジでの昇降で20tとあるから、せいぜい装甲車が限度のようだ。右舷側から艦内へ。食堂で販売していた 本艦のタオル、可愛いので買ってしまった。車輌甲板とLCAC格納庫の間は隔壁と扉がある。両舷のサイドランプの中央には、ターンテーブルがあって、車輌の搭載が容易なようになっている。12:30?一旦下艦、昼食。13:30 DDG171はたかぜ 見学、上甲板を一巡。再び、LST4001おおすみ 乗艦、14:45頃の下艦案内のアナウンスで下艦。14:50解散。15:15汐入⇒15:56/16:02横浜・急行⇒田園調布で撤収、16:40帰着。


LST4001おおすみ(98.6.14 横須賀)


LST4001おおすみ バスタオル(98.6.14 横須賀)


LST4001おおすみ LCAC格納庫(98.6.14 横須賀)


SS580おやしお 他(98.6.14 横須賀)

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新規作成日:1998年6月14日/最終更新日:1998年6月28日