526 ハワイ

526 ハワイ観測記 平成10年7月4日 土曜 〜 7月9日 木曜

会社創立25周年と言う事で、三度ハワイへの社員旅行と言う事になった。83年(10周年)、89年(15周年)、に続く3回目。初回のホテルは、クイーンカピオラニ、ワイキキホテル街東端で、公園の隣。順に中心街へ寄って、今回はパシフィックビーチ。人数も増えた事で、A班(86名)、B班(93名) に別れての旅行となった。私の場合、どちらでも良かったのだが、護衛艦の進水式を想定してA班を選択した。その後、巡視船の進水式や、CV61Independenceの帰国がこの不在中に当たるし、がっくり来ていたが・・・。

ハワイの真珠湾を意識したのは中学生の頃、\360/$1の時代で、海外旅行なんぞ、金持ちの特権。アリゾナ記念館とかの存在はその頃知り「いつの日か、訪れるときが来るのだろうか」と思いを馳せたものだった。果たして、貧乏人でも海外旅行に行ける日がやってきて、気軽に真珠湾を訪れられる。感慨一塩。
当時、真珠湾のビジターセンターで買った本は、「Warship of the Imperial Japanese NAVY 1869-1945」$27.95、約\7300(当時)だが、日本で買えば\13000はした。この本、帝国海軍のすべての艦の事が掲載されていて、結構参考になる。そして、数年後、この出版元である、United States Naval Institute のメンバーに成り、洋書の収集に熱が入る事に成る。

社員旅行ではあるが、旅費¥114,000(うち自己負担金¥30,000)のところ、¥90000について個人所得扱いになり、¥20000前後税金を負担するので、感覚的には、半額旅行である。実際、ハワイの場合、¥80000からのツアーもあるので、参加しなかった人も多い。また、パスポート取得、オプショナルツアー、現地行動費 などを考えると、+¥70000くらいは必要となった(写真は別)。

今回の通貨戦略。以前の旅行時のトラベラーズチェックが相当残っていて、その後の円高で換金できずそのままになっていたが、最近円が急落で、よっぽど旅行前に円に換えてやろうとさえ考えていた。ロシア旅行時の$1紙幣も大量にあり、少額の支払いは、この辺を充当し、後はカードの決済。と言う目論見。

しかし、ひところ $1/¥80なんて時代があった事を思うと、最近の円安は、発狂しそうな水準だ。

装備は、新たに室内撮影用に導入したスピードライトを含めた、標準装備。ビデオは悩んだのだが、嵩が1つ増えるのと、手間がかかるので、今回見送ったが、やはり、あれば良かった。なかんずく、スナップ写真的なものや、あれもこれもという時は、写真ではきりがない。もっとも、1回の充電分では、とても持たなかったような気もするが・・・。それと、必要な画面毎でパソコンに取り込める(=印刷も出来る)が、その処理も、いい加減大変そうではある。

98.7.4 土曜 晴れ 成田航空科学博物館
8:00起床、どうせ、はるばる成田まで行くならと、航空科学博物館見学を企画。9:28出⇒9:45/9:48戸越・急行成田行き⇒11:25佐倉・特急⇒11:50頃成田空港。家からは、このルートで、乗り換え1回(対向ホーム)で2時間ちょいで行けてしまう(他の交通機関は、幹線こそ便利だが、接続の乗り換えが案外大変になってしまう)。成田空港、南ウイングを一巡、展望室は北ウイング改装の為、飛行機が見れないとか。荷物を預けて、12:20⇒12:40成田航空科学博物館。先ずは、屋外展示機を順に撮影。13:10頃、館内。13:30 DC8フライトシミュレータ。子供ずれの方が、2番席を替わってくれて「副操縦士」。14:30?-15:30?屋上から離陸機を写す。400mmが欲しいところ。暑さでボンヤリウトウト。16:45出て、16:58⇒17:15?空港。喉がはれているので(喉荒れと咳、結局ハワイを往復)、旅行保険へ入ってやろうと思ったら、¥7000〜なので、見送り。荷物を回収し、17:50シャトルバス⇒18:00第二ターミナル。18:40預ける荷物のセキュリティチェック。ここで一悶着を予想していたが、オープンでポケット一つ一つすんなりチェック。いつもの装備だったが、問題なし。19:00会社のメンバ集合で説明。一名集合時間を間違えていて、遅れてくるし。出国手続き後、搭乗口へ。ついでに乗機のBoeing747をASA100,台置き,8"-15"で撮影。20:05搭乗口、JL076便43A席、私のお席は、左の窓側。ここはホノルル着陸時に、真珠湾が見える。翼の直後でちと視界に制約がありますが・・・。20:52離陸。20:58/02:58時計変更。02:35ドリンクサービス、03:15夕食。03:50おやすみ。時差ぼけの対処は、さっさと現地時間に合わせてしまう事。3:50と言えば、夜更かしが過ぎて、明け方が近い頃、もう寝ないと。

98.7.4 Sat 晴れ 市内観光、ホノルル港、ARMY MUSEUM
06:50旭で目覚め、07:30モーニング。着陸態勢に入り、オアフ島が見えてきた。フラップの隙間からの気流は、さながら風洞実験。島の北西側からアプローチし、8:49着陸、エアブレーキを上げたところ、地面が見える、8:52パーク。過去2回、ホノルル着陸時に、真珠湾が良く確認できなかったが、真横に位置する頃は、高度が低くなっている為のようだ。Middle Loch には、モスボール艦艇群か。戦艦ミズーリ(BB63 Missouri)も肉眼で確認。ホノルル国際空港と、ヒッカム空軍基地は隣接していて、ヒッカム空軍基地には、C140などがパラパラ。3両編制のシャトルバスで、ターミナルへ。入国審査、日米とも、ここは撮影禁止エリアだ。税関は「こっちを通れ」つーて、見もしない。前2回、空港でレイを受けていたが、今回は省略?(このレイ、喜んで一日かけていると、花の汁が染みになってしまう)。2台のバスに分乗し、アロハタワーマーケットプレイスへ移動。到着直前、ホノルル港の船の姿が・・・。ミーティング&お土産の説明〜11:30。ステーキの店を探しまわりオーダー。かなりかかりそうなので、周辺の船を写して回る。少々小雨(=ハワイではシャワーと呼ぶ)も。11:20食べ終わり、クルーズ客船(Independence)も撮っとく。曜日で動いているはずで、今日を逃すと、あとはわからないし。Independence Day=独立記念日 なので、沿岸警備隊の船は満船飾。横浜で撮り逃がしたAT&Tのケーブル敷設船 Long Lines も目前に。前回89年には、ここアロハタワー周辺は何も無い場末の港湾地域だったが、地域活性化の再開発で、賑やかな街になっている。しかし、アロハタワーそのものは、改装中で閉鎖、(;_;)。11:45頃バスで市内観光。コースは似たようなものなので、パスして港の探索も良かったのだが、まあ、共通の話題も必要だし、10年もすれば多少の変貌もあるというもの。-12:25ヌアヌパリ、あいにくの霞模様。パンチボウル、独立記念日で旗がいっぱい揚がっているが、下車ツアーは、最近は禁止になっているとかで、バスで一巡。続いてダイヤモンドヘッドのクレーターへ昇る。州兵の核シェルターがあるらしい。ダイヤモンドヘッドの峠で展望〜13:40。14:00-(14:30)免税店。かなり大きく綺麗になっているが、ドリンクサービスのコーナーがなくなっている。14:45-14:30近くのワイキキショッピングプラザへ寄って、本を少々。TITANICのコーナーがあって、十数冊ならんでいるし。バスで移動し、パシフィックビーチホテルへ。説明後カードキーを貰って、515号室へ、指すがアメリカ広々としている。。荷物を展開し、15:30再出陣 ARMY MUSEUM 15:45-16:30。展示をさっと見つつ一通り撮影。屋上の展示にヘリなどが増えている。16:30閉館で、ボツボツ散歩。夕方になると、Waikikiには、多数のパトカーが展開し、観光客の治安維持に当たってくれる。17:00過ぎ、ワイキキショッピングプラザ。ツアーの手配とか、検討とか。戦艦ミズーリのポスターが貼ってあって「何の意味か、真珠湾に来たと言うだけの事か」の問答から始まり。1999.1から公開する為のポスターと言う事で「これに目を付けたのは私が始めて」そして「もう1枚ある」と、もらえてしまった。18:20本屋でTITANICの本のチェック。バスでアラモアナへ進出。本屋で地図を収集。19:32〜夕食のスパゲティ、ルーが多くて麺が見えない。おりしも独立記念日で、20:00〜花火が上がると言う事で、見ようと思ったが。式典の花火か、個人が適当にやってるのかわからない状態。が、沖の方でやっていそうなので場所を変えると、20:20-20:40ほぼ正面で結構賑やかに上がった。パーっと打ち終わるやいなや、アナウンスも無いのに一斉に帰りの人の列。独立記念日なのに、ヤンキーのノリのお祭り騒ぎが無く、観光的色彩と、国家関係の国旗程度なのは、ハワイが元々白人のアメリカではなく、ハワイ王朝や、移民の国だからだろうか。バスでホテルへ向うが、急に針路が変わったので降りて徒歩。モーニングコールを頼んで、部屋へ。いやー、ガラクタ装備のベストを脱ぐとくつろげる。荷物をボツボツ整理し、シャワー浴びて、一服つけた頃が24:42。

98.7.5 Sun 曇り/晴れ 真珠湾クルーズ、アリゾナ記念館、BowfinPark
夜中、結構目が覚めてしまったが、7:00起床で、モーニング。7:45送迎バス集合のところ、運転手が居ない。まあなんとか、めっかって、ケワロ湾へ。今回の真珠湾クルーズの船(STAR Of Honolulu)は、大きくなっていて(前回は数百トン、今回は1000トン以上、と思う)、乗船口で、ウィンドジャマー風の演出。8:35出港、先ずはのんびりワイキキ沖へ。ダイヤモンドヘッドも、沖から見ると様子が変わる。ワイキキ沖には、ツアーの潜水船が遊弋している。9:30「あと数分で真珠湾へ入ります」とのアナウンスだが、まだ空港の手前なので、全速でも無理だと思ったが・・・。船内では、フラダンスの講習会。9:35ヒッカム空軍基地からF15が4機離陸。9:40-10:30真珠湾内。入港後、フォード島を右に見ながら湾内を一周するはずだったが、いきなり右へ入って行く。戦艦ミズーリの為のフォード島への橋が架かっていて、湾内一周が出来なくなっていて、アリゾナ記念館沖で折り返すコースになってしまっている。(私の予定に合わせて?)はるばる本土から回航されてきた戦艦ミズーリや、リムパックの演習(の途上、わざわざ寄ってくれた?)参加艦艇、と対面。戦艦ミズーリは、やはり退役状態だった為か、なんかボロ。勇壮さが感じられないのは主砲砲身が下げられている為かも知れない。ただ、独立記念日の為か、紅白青の幕でお化粧状態。太平洋戦争の、開戦の犠牲の象徴(Arizona Memorial)と、終戦の勝利の象徴(BB63 Missouri)が、静かに向き合っている。在泊中の艦艇もと、右に左に走りまわったが、このルートなら、ノンビリ片舷で構えていれば良かった。真珠湾出港後、船内ではファッションショーが催され、11:40ケワロ湾入港。ツアーバスで戻り、途中アラモアナで降ろしてもらう。当初、アロハタワーの横の帆船ミュージアム へ行く予定だったが、アリゾナ記念館のランチが日曜なのに運行されているので、真珠湾へ。#20エアポート行きバスを待つが、13:10頃までこないし・・・。14:00頃、アリゾナ記念館、ビジターセンター。みやげ品見たりして、26番の券で14:40〜シアター、15:10頃、ランチ(No.26)でアリゾナ記念館へ。戻って15:50頃。続いて、BowfinParkへ。前庭の展示品を写して、艦内見学。-16:30?。潜水艦博物館を見て、売店を見て-17:00。屋外展示品の残りをと思ったら、閉鎖の追い出しに遭ってしまった。バスで17:35⇒アロハタワーあたり、港の散歩&撮影。18:45マトソンのコンテナ船出港。19:08日没。バス停を求めて19:30?、アラモアナへ20:00過ぎ?、しかし、日曜なので、お店はみんな閉まっている。で、ワイキキへ戻って、21:00ステーキハウス、22:00過ぎ、くたびれて帰着。

98.7.6 Mon 曇り/晴れ マウイ島、ラハイナ、カーサジアン
5:20 ABCツアーからのモーニングコール。5:40起床、6:00集合、6:10バスに乗って、6:35空港。7:00搭乗、7:25発、アロハ航空のBoeing737。さて、このBoeing737実はあまり乗りたくなかった。以前ハワイで胴体天井が飛んでオープンカーのようになった事故もあるし、最近一部の機体でエンジンの欠陥が指摘されたり、なんとなくイメージが悪い。と言って、DC9も、離陸中にエンジントラブルで落ちた事故もあり、更に乗りたくない。Aloha266便 搭乗券 なんかただの紙っぺらで、先着順の自由席。当初搭乗予定の266便ではなく、となりの機に乗ったが、アメリカの国内線は、日本の新幹線程度の感覚で、立席こそ無いものの、搭乗便は融通が利くようだ。機の運行もバス並で、スポットから出たら、ガンガンタキシングして、さっさと滑走路へ入り、そのままターッと離陸して行く。離陸時にホノルル港の撮影を企画していたが、ジェットブラストや、振動のおかげで大した成果は期待できない。短いフライトなので、あわただしい機内サービス、ジュースはパック入り。7:40モロカイ島沖を通過、7:46ラナイ島上空、7:56マウイ島カフルイ空港着陸。翼の直後で、翼直付けのP&Wエンジンの逆噴射のシーンはなかなか壮観。マウイ島カフルイ空港のターミナルは、ボーディングブリッジが20もあるし、Boeing737や、DC9が、ひっきりなしに飛んでいる。これが日本なら、機材を大型化するのだろうが、広大なアメリカでは、1機あたりの扱い時間が増えるより、便数が多い方が便利なのだろう。8:30ツアーバス出発、ヘアピンカーブで3000m上り、9:40-10:00ハレアカラ山頂、2001年宇宙の旅は、ここで撮影されている。再び下って、11:00-11:30コーラルファクトリー(珊瑚・真珠の土産物製造販売所)、12:00-12:20イアオニードル、12:55-ラハイナで昼食。ラハイナと言っても、港町のところとは違う場所。さっさと食べて、少々散歩。14:10シュガートレイン乗車、ラハイナ−カアナパリ−プウコリイ。鉄橋を渡ったり、引込線ですれ違ったり。鉄っちゃんではないので気がつかなかったが、カーブの撮影など、車両後方に乗車した方が良かった。ラハイナ駅は転車台で機関車を操車するが、プウコリイ駅は引込線で一周。車内でやしの実を売って回っていて、試飲=爽やかだが、異風なお味。からの実をあっさり捨ててしまったが、かち割って内皮を食べられるらしい。15:00-15:30マーケットプレイス。バスで港町ラハイナへ、15:45-16:30フリータイム。カーサジアン見学、思ったより、小さい船。17:20カフルイ空港着、17:55発、アロハ航空のBoeing737(N803AL)、225便。17:59離陸、オアフ島南よりアプローチし、(洋上で出港中のCG1隻)真珠湾手前で旋回、18:30着陸。ツアー一行と別れて、Pacific Aerospace Museum へ。警官の「セキュリティの先にある」との説明に、探し回ったが、セキュリティエリア内との言で、所持品チェックの上入場。が、時間外か、しまっている。で、19:00 館外の GE-J-47B だけ写して、19:40バスで撤収、アラモアナへ。20:20夕食、21:15バスで撤収。荷物の整理後、再び、ホテル周辺の夜景撮影へ。

98.7.7 Tue 曇り アリゾナ記念館、BowfinPark、Pacific Aerospace Museum、Hawaii Maritime Center
6:20起床、-7:30モーニング。やはり写し損ねたBowfinParkの屋外展示が気になり、再び真珠湾へ。バス停へ行くと、7:38#20のバスが、すぐ来た。通勤ラッシュの時間帯か、バスも道路も混雑。リムパックの艦艇は出港済だろうか(独立記念日を期して寄港しているなら、月曜からさっさと演習に出ていてもおかしくないし)、ふととなりの人の新聞には空母の写真、?!ここの新聞に載るという事は、入港したという事だろうか。9:00ハラワゲート、CV70 Carl Vinson が来ている。私には、自動艦船探知追尾装置が備わっているような気がする。いや戦艦ミズーリや、リムパックの艦艇、10万tの航空母艦、みんな巡り合えるんだし・・・、艦船吸引装置かも知れない。アリゾナ記念館は、チケットを貰う行列が・・・。7番9:20−のチケットを貰うが・・・、港巡りの船がちょうど来そうな時間なので、映画スキップで早いのに乗せてもらい、9:45アリゾナ記念館館上。AOE422とわだ,DD101むらさめはすでに出港済みで、DD102はるさめがタグに伴われ出港中。撮影に夢中になっていたら、バックが無い。こんな所でまさかと思ったら、係りの人がしまってくれていた。 艦隊出港の関係で、港内が閉鎖されたのか、真珠湾クルーズの船は入ってこなかった。オーストラリア Rembranceのボートが、アリゾナ記念館を訪れていた。10:30戻るが、DDH143しらねなどは、出港準備中ではあるが、動きそうにない。BowfinParkの先日の写し残りを写して回る。CV70 も見れるのではとゲートに向うが一般公開はしていないとの言で、撤収。12:05#20のバスで12:25?空港へ。-13:55 Pacific Aerospace Museum で、写真とか、シアターとか。昨日は、オープンでと思ってエックス線防御袋を持ってこなかったのに、空港のセキュリティチェックを3回も通過した「大丈夫だからどうしても通せ」と言う事で、心配したが、とりあえず大丈夫だった。今日はエックス線防御袋で通したが、中身の検査はしなかったので(=真っ黒な箱に写ってるはずだぞ)、超音波か何かになっているのかもしれない。14:00#19のバスでダウンタウンへ。バス停で降りて、港へ向う途上今回最大の危機。T字路を渡りたいのだが横断歩道が無い。見ると横方向の車は停止していて、信号は左折中。で、この左折の車の列が終わるのを待って、左右に車が居ない事を確認して渡り、横切る左車線でふと右を見ると、4車線に迫り来る車。そう、右側通行なのだから、反対側なのである。ゲーッ、が、日本なら当然、猛烈なクラクションの元、人間の危険などお構い無しで走り去るところだが、ここは良識ある車社会のアメリカ、「アホ さっさと渡れ」と思っているかも知れないが、横一列徐行で私の渡るのを静かに待ってくれる。こういったモラルには感心する。沿岸警備隊の事務所があったので寄ってみると、マウスパッドを貰えた。15:05過ぎ〜Hawaii Maritime Center 見学。テープ式のヘッドホン解説に従い一巡。黙って回れば30分くらいかも知れないが、三脚撮影で、解説のテープを止めながら。ハワイの漁業は今や3隻?程度で、後の漁船はみな観光用とか(=ロブスターなどのシーフードは、みな冷凍空輸か?)。16:30頃から帆船を見る。汽笛が鳴ったと思ったら、Sea−Landのコンテナ船が出港。LASH転用型だ。アロハタワーに昇れていれば、こういったチェックは出来たのだが・・・。¢1コインを潰して記念プレートを作ってくれる機械があったが、アメリカでは、通貨を平気で潰したり、穴を空けたりしているが、日本では通過変造の罪になってしまう所だ。売店をチェックして17:10出場。バスで17:25/17:30アラモアナ経由、ホテルヘ戻って一服。18:00集合で、フェアウェルパーティ(社員旅行の行事)。ビンゴ、最期に当たったが、賞品1点に4人でじゃんけんで敗退。1ドルじゃんけんも、1勝で終わり。21:00?終了。ぶらりと外出、しかし、くたびれているので、敢無く撤収。喉の状態も最悪となり、さすがにバタンキュー状態。Gunツアーも今回は見送り。もっとも最近の銃は、ワイヤーで拘束してあるし、レーザー照準やスコープが有るので、しっかり握ってさえいれば命中するので、技と言うものがないし、火薬も弱装なので、実感が薄い。

98.7.8 Wed 曇り/小雨 ケワロ湾、出国
7:00過ぎ起床、モーニング。出発までに、ひと遊びできそうなので、8:30出、9:00-9:20ケワロ湾。真珠湾クルーズの船(STAR Of Honolulu)を写して置こうと思ったら、出港済み。丁度、防波堤の狭間から垣間見える沖を航行中なので、慌てて1枚。9:30-9:50アラモアナ、バスの路線図を確保(初日にするべきだった)。バスで、ARMY MUSEUM 寄ってやろうと思ったら、10:15ホテル辺りまでついてしまった。ワイキキビーチを一目見て、ホテルで一服。10:45集合、10:55バス⇒11:30空港。郵便局よって、外国宛ての郵便を発送。日本からだと、1通数百円かかりそうなものでも、アメリカからだと、4通で$3ちょっと。ターミナルで、離着陸の飛行機を撮影。日本の空港と違い、飛行機に乗らない人でも、ターミナルへ入れるし、ガラス張りにされていない吹き抜けの開放的なターミナルなので、航空機撮影には持ってこい。Honolulu International AirPortと、Hickam AirForce Base とは隣接していて、滑走路は共用されているので、時折軍用機が見られる。12:45搭乗 JL79便 50A席、左の窓側、翼の後方。ここはホノルル離陸時に、ワイキキ市街が見える。13:04出発、13:12タキシング、13:22滑走、13:25離陸。右旋回で、ハワイ・オアフ島を後にして、帰国の途へ。機内では、日本航空のキャンペーン「リゾッチャ」の、ビンゴ大会も催されたが、敢無く敗退。スチュワーデスさんたちが、なぜかアジア系の人が多く、タイ航空との共同運行?、研修?、と思っていたら、ハワイ線は、タイ人の別会社へ運行委託しているとか。

98.7.9 木曜 曇り/雨 帰国
鹿島港上空から本土上空へ進入し、16:03着陸、スポットは、ボーディングブリッジの無いところで、バスで移動。空港のエプロン周辺は通常入れないので、喜んで写していたが、バスの窓がやたら強力な紫外線防止だったようで、出来た写真は真っ青。16:23ターミナル。入国審査。税関は口頭質問だけ。荷物を回収し、17:55第二ターミナル・京成特急⇒18:02高砂・地下鉄直通⇒戸越⇒タクシー⇒19:00帰着。

ハワイの州税は4%前後で、始めてきた時は、驚いたが、今日日本の消費税5%の方がよっぽど大きい。
今回路線バスの移動で印象に残ったのは、車椅子での移動が便利な事。普通のバスだが、車椅子乗降時、サンダーバードのメカよろしくステップリフトが展開され、容易にリフト。座席は折畳式で、車椅子の固定場所が簡単に確保、所用時間1分前後。この辺、日本の交通機関は足元にも及ばない。海外研修なんて行って、血税を浪費している議員たちよ、この1点だけでも、考えないと、偉そうに「福祉」なんて単語は語ってもらいたくない。

現地オプショナルツアーのシステム
代理店(JTBや地元ディスカウント)−運営会社−本船・施設 となっているので、結局、どの代理店でも、同じツアーになってしまう(もちろん何種類かのツアーがある場合もあるが、JTB専用や直営のツアーはない)ので、価格差は、申込みの利便や安心感以外はの価値はない。ツアーは、送迎が1つのメリットで、これを省略して、路線バスで直接行くと、入場料だけですむ。アリゾナ記念館など、路線バス往復$2だけですむが、ツアーにすると、$25とかになっている。東京の人間がはとバスに乗らないのと同じ原理だ。

散々楽しんできたが、おかげで、帰国後、全身の骨がきしむ状態。写真は26本940枚程度(残存7本)、とややおとなしめかも知れない。
写真の成果は・・・お天気が悪かったのが効いて、何か期待外れなものばかり。


航空科学博物館(0479-78-0557)〒289-16 千葉県山武郡芝山町岩山111−3
交通 JR・京成線「成田空港駅」下車  博物館行きバスで約15分,
空港第一ターミナル11番乗場 博物館行き
行き 前略 1023,1120,1220,1340,1520 以下略
帰り 前略 1550,1658最終

屋外展示機
1.ヒューズ500(東日本ヘリコプター)
2.三菱MU2(JA8628)
2.富士重工 TA300
4.YS11
5.S62
6.セスナ429 金星U号
7.SA330ピューマ
8.56TCビーチ ターボバロン
9.Ka26
10.セスナ411 おおたか
11.ビーチ33 ボナンザ
12.セスナ172
13.セスナ175A(JA3136)
14.ロビンソンR22
15.エアロコマンダー

館内展示のエンジン
1.イスパノスイザ
2.R2800
3.ハ−50 富岳用
4.R3350
5.フランクリン
6.J33
7.チェルモ (ヘリ AS322?)
8.ガスタービン
9.RB21
10.JT9D(747用)
11.T53

館内展示機(主な撮影)
1.アンリ・ファルマン複葉機
2.モング スポーツ サムライ


US.Army museum
$0 10:00-16:30 月曜休館
ここは、もと陸軍の砲台陣地で、その設備を利用した博物館になっている。
屋上展示
砲弾、魚雷、機雷4種、電源と対空イルミネーター、要塞砲2門、ヘリ(アパッチ?)
屋外展示
1.US PREFABRICATED BILE BOX
2.一式砲(日本陸軍)
3.軽戦車(日本陸軍) ・・・現代のブルドーザの方がよっぽど丈夫
4.M24戦車
5.M15A1
6.M3A1
7.MONARCHEY CANNON


STAR Of Honolulu (808-983-7827)
真珠湾クルーズ
$25- 8:30-11:30 ケワロ湾より


真珠湾/アリゾナ記念館/ボウフィンパーク(Bowfin Park)
#20エアポート/ハラワゲート下車
他に Waikikiから#47,アラモアナから#49,#52,#62

アリゾナ記念館 Arizona Memorial (808-422-0561)
$0 8:00-15:00 日曜休館(今回は独立記念日週間での開館?)
ビジターセンターは、$0 8:00-16:30 無休 ?
ビジターセンター入口で整理券を貰い、指定時間に、シアターで概略の説明を受ける(約30分)、続いてテンダーボートに乗り、アリゾナ記念館へ。沈没後60年近いが、未だに油が流れ出ている。そして、次の便のテンダーボートで戻って、合計約75分のツアー。ビジターセンターでは、戦艦アリゾナ関係の展示がされている。売店では、関連するグッズの販売。滞在2時間ではゆっくりできない。毎日、3000名前後の見学者が訪れる。
アリゾナ記念館の意義は短絡的なものではない。奇襲攻撃が卑怯なものか、奇襲に屈するのが愚かなものかの議論は、少なくとも、レディネスを前提としている現代のアメリカ軍にとって、奇襲に屈さない体制を構築する教訓になっていると共に、国民世論への使い分けとなっているようだ。ただ、広島などの原爆の悲惨さを訴える展示と比べて、なにか違うものを感ずる。日本の場合、平和の大切さは訴えていても、その実現方法は他力本願の、のー天気だが、アメリカの場合は、やはり、明快な解答を持っているようだ。

Bowfin Park、WW2 Submarine Museum (808-423-1341)
$7.5 8:00-17:00 感謝祭、クリスマス、年末年始のみ休館
保存艦
SS287 USS Bowfin
館外展示品
1.Mark14 Steam-Driven 魚雷
2.Mark16 Hydrogen Peroxide-Powerd 魚雷
3.Mark14 Exercize 魚雷
4.Mark14 Steam-Driven 魚雷
5.Mark37 Electric 魚雷
6.Mark45 Nuclear 魚雷
7.Encapsulated Harpoon Missile
8.Regulas
9.Mark14 Steam-Driven 魚雷
10.Mark14 Steam-Driven 魚雷
11.Subroc
12.Harpoon
13.Conning-Tower SS384 Parche
14.40mmW機関砲
15.3'59砲
16.回天
17.トマホーク
18.Submarin Rescue Chamber(SRC15) ASR9 Florikan 搭載
館内展示品の一部
1.Mark27 Mod4 Acoustic 音響機雷

戦艦ミズーリ(BB63 Missouri)
92.1.1退役後、98.6.22真珠湾へ回航到着。99.1より、博物館として公開予定。

Open house
We have ships open to the public on the first Saturday of each month.
It's a different class ship each month
so there's no way to tell you which one at this time.
今回、スケジュール的に参加できなかったが、第一土曜に艦艇公開があるらしい。

真珠湾在泊の艦艇(7/4-7/7)
湾入口(東)
YRST1,ARS50 SAFEGUARD,宿泊船?,ASDY3,宿泊船?,小型艇?,小型艇?
湾入口(西)
YCV25,YCV?,YCV21
工廠地区
?,LCU2001型SAIPA,LCU2001型,HOLLANDA
YR91,YRR10,?,YR44,
CG70 LAKE ERIE(7/7不在)
CG65 CHOSIN(7/7在)
DD,FFG(7/7不在)
CG54 ANTIETAM (SAN DIEGO, CA)(7/7在),CG59 PRINCETON(7/7在)
LST1184 FREDERICK,SSN,(7/7在)
バージ,
クレーン船
DD972 OLDENDORF,FFG(7/7在)
桟橋
DDG174きりしま,DDH143しらね,DD102はるさめ(7/7出港),DD101むらさめ(7/7不在),
DDG38 PERTH(オーストラリア),FFG05 MELBOURNE(オーストラリア),FFG04 DARWIN(オーストラリア) (搭載艇? Rembrance)
CG,FFG48 VANDEGRIFT?,
FFH331Vancouver?(カナダ),FFHアルゴンキン級(カナダ),FFH334Regina(カナダ)
FF Ulsan級(韓国),FF Ulsan級(韓国)
LSD41級
AO,
SSN715 BUFFALO,SSN752 PASADENA,SSN762 COLUMBUS,SSN724 LOUISVILLE,
AOR509 Protecteur(カナダ)(7/7不在),
AOE7 RAINIER (BREMERTON, WA)(7/7在)
AOE422とわだ(7/7不在),AOR304 Success(オーストラリア)
AO(7/7在),
CVN70 CARL VINSON (BREMERTON, WA)(7/7在)
MiddleLoch
モスボール艦艇?
EastLoch
DDG41級など

ホノルル港(7/4,7/5,7/7)
ケーブル船 Long Lines
USCG WLB203 Kukui 新造船
USCG WPB1337 ASSATEAGUE (110-Foot Island-Class Patrol Boat) (7/5以降不在)
USCG WPB-82354 POINT EVANS (82-foot Patrol Boat Point Class)
Matson コンテナ船 Maui (7/4不在、 7/5 18:45 出港)
Sea-Land コンテナ船 Reliance (7/5不在、7/7 16:40 出港)
陸軍、中型揚陸艇 (7/7確認)
ホノルル市消防艇 Moku Ahi (7/5確認)
客船 Independence (7/5 出港)
日本の漁船 (7/5夕方 在) 年末からの操業で、帰国の途上とか
遊覧船 ROYAL PRINCESS
帆船 FALLS OF CLYDE (Hawaii Maritime Center)
カタマラン Hokule'a (Hawaii Maritime Center)
元遊覧船 Kulamanu(Windjammer) (先月 運行終了の模様)
双胴遊覧船 NAVATEK
双胴遊覧船 ALI'I KAI

アロハタワーの横の帆船ミュージアム
Hawaii Maritime Center (808-536-6373)
Pier7, Honolulu Harbor, Honolulu, Hawaii 96813
$7.5 8:30-17:00 無休
保存船
帆船 FALLS OF CLYDE
カタマラン Hokule'a
撮影した模型の一部
HMS ENDEAVOR
Matson MAIPOPSA
Matson CVRLINE
Matson HAWAIAN CRAFTSMAN
S.S.MAUI
HALEAKARA
LONG LINES
BLUEFIN かつお船

Kewalo Basin(Honolulu)
観光潜水艦 NAUTILUS
観光潜水船 Voyager
観光潜水船 Voyager2?
観光潜水船 支援船 LOPAKA
観光潜水船 支援船 HO'OKELI
観光船 カタマラン MOANA
観光船 カタマラン PALANI
遊覧船 Starlet
遊覧船 StarletU
観光船 STAR Of Honolulu

Pacific Aerospace Museum (808-839-0777) ホノルル国際空港ターミナル出発ロビー内
$3 8:00?-18:00
スペースシャトルのコクピットの実物大模型がある。

レンタカー (808-922-0882,0120-107186) 8:00-20:00

ABC HOLIDAY CLUB,INC (808-922-1103)ワイキキショッピングプラザ2階
WAIKIKI SHOPPING PLAZA, 2250 KALAKAUA AVE, #211, HONOLULU, HI 96815

The Bus (808-848-5555)
ハワイの路線バス「The Bus」は、$1で、乗り換えも出来る。島を一巡するバスなど、4時間も乗れて、$1。問題は、降車だが、車内案内は基本的に無く、自分で景色を確認しておりたい辺りで紐を引くと、次の停留所にとまってくれる。前後どちらの扉から降りても良いが、後ろの扉は緑ランプが点いている時に自分で開けて降りる。黙っていると、通り過ぎてしまうが、隣接する停留所はそんなに遠くない。たまに、帰りの為にと何番目の停留所などと数える人が居るが、エレベータの停止階と同様、意味が無い(40階直行エレベータは 2階か?)。また、運転手は見かけの判断は効かず親切なので、目的地を伝えておくと、個別に案内してくれる。
アラモアナショッピングセンター内に案内所があり、無料のルートマップ時刻表がある。
また、ABCストアで、「TheBusガイド」が販売されている。
更に、ABCストアで、4日間有効の乗車券$10が販売されていて、これも便利。

マウイ
ラハイナ
復元船 Carthaginian
$3 9:00-16:00
19世紀の帆船の復元で、先代の船は修理の為にオアフへ回航途上沈んでしまっている。

カアナパリ
Whaler's village Museum
Whaler's Village 2435 kaanapali parkway


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新規作成日:1998年7月18日/最終更新日:1998年8月23日