542 東京港 オーストラリア艦隊(ANZAC,SYDNY)入港、見学、夜景

542 東京港 観測記 平成10年10月20日 火曜 曇り 8:41〜12:30,19:00〜20:45

今日はオーストラリアの、ANZACと SYDNYが寄港するので出動。久々の出動の為、装備品の段取りがイマイチ。いつもなら戸越までは自転車で行くところだが、私の自転車、駅横の駐輪場に正しく止めてあったのに、品川区土木部が放置自転車として撤去し、抗議も無視するありさまで、非常に不便な状態となっている。血税を以って行う行政としては、非常に問題のある暴挙である。8:12戸越⇒8:30銀座⇒8:41晴海三丁目。ちょっと早いので寄り道したら、新造の漁業取締船 かなざわ (水産庁傭船)が在泊。バスでシフトし、晴海ターミナルへ。早くも9:20頃には台場沖にANZACの艦影が。そばにいた関係者の人が「先頭の船はどっちだろう」と言うので「ANZAC」と言うと、「どうしてわかるの」と言われたが…、「見ればわかる」ともいいづらいし、艦番号やら、形やら、説明するのも面倒だし…困ってしまう。接岸時、ガリガリ音を立てて接岸、でも、キズにはなっていなかったようだ。当初、HL南端につけたが、前方へ移動。続くSYDNYは、ANZACが手間取っているので沖で待機状態の後、ANZACの右舷へ。10:00前には着岸完了。消防艇の「ありあけ」「かちどき」が列を作っていたが、歓迎放水ではなく、豊洲での消防訓練への出動のようだ。10:15?頃から歓迎式典。終了後、パンフレットを貰う交渉をすると、報道陣ご一行と共に見学も。先ずは、SYDNY、アメリカのペリー級のフリゲートだ。ヘリ、前甲板、艦橋を見学。続いてANZAC。こちらは、原設計はドイツのMEKOの流れを汲む、ニュージーランドと共同開発の艦だ。ヘリは既に格納庫へしまわれていた。ヘリ甲板から、艦橋、艦内制御コンソール などを見学。艦中央の上部構造物煙突直後に、VLS8発が搭載されている。女性乗員も15〜20%乗艦との事。12:00頃下艦し、ターミナルからも撮影。ふと月島を見ると、大島丸が来ているので、バスの時間を気にしながら一撃。今日はなぜか、船の出入りも激しかった。12:33バス⇒12:47有楽町⇒13:20過ぎ、出社。弁当の時間も取れなかった。定時後、お弁当を食べて、18:10夜戦へ出動⇒18:45有楽町⇒晴海埠頭。到着後思い出したが…。護衛艦は奇麗なイルミネーションだが、そう言えば、オーストラリアは部分照明程度だった。まあ、とりあえずフル装備なので、一通り撮影。レセプション帰りの士官とメールアドレスの交歓をしたが、艦載のインターネット設備が有るようだ。そういう意味では、自衛隊は格段の遅れで、作戦上データをインターネットでやり取りする事もないだろうが、既にアメリカを始め全艦が搭載している状況では、水をあけられているわけだ。20:51のバスで撤収。

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新規作成日:1998年10月20日/最終更新日:1998年10月23日