５５０土浦陸上自衛隊武器学校・土浦駐屯地開設４６周年記念

５５０土浦陸上自衛隊武器学校・土浦駐屯地開設４６周年記念

５５０土浦駐屯地観測記平成１０年１１月１５日日曜晴れ 9:50～15:00

今日は、陸上自衛隊武器学校・土浦駐屯地開設４６周年記念の見学に出動。陸上自衛隊関連の行事は、自衛隊観閲式や、総合火力演習にボツボツ出かけていたが、一昨年辺りから、駐屯地の創立記念日等、鋭意巡っている。今年は出不精とごたごたで、大分サボっていたが、久々の出動。車で行くと、現地機動など便利なのだが、往復の混雑が大変なので、電車で。6:45起床、7:25西小山⇒7:34目黒⇒8:00/8:12上野⇒9:18/9:30土浦⇒シャトルバスで9:47入場。先ずは、探索。武器学校なので、色々あるとは思っていたが、車輌、火砲など、一品づつ、物凄い量。10:30～11:10式典、11:10～12:13アトラクション。先ずは、棒術演武、武器生徒・曹候学生による棒術披露。続いて、少年工科学校生徒によるファンシードリル。そして、総合装備品展示。移動方式装備品展示は、数台づつ会場に入場して個別に解説。模擬戦、これは通常の攻防戦の模擬展示。続いて、武器支援展示。模擬戦で「損傷」した車輌に対する、支援業務を展示。不発弾処理、装甲車の回収、戦車の機関脱着、短SAM・MRLSの脱着、など、武器学校ならではの展示。戦車のエンジンなんか、人目に晒して良いのだろうか。当初、模擬戦の突入シーンを想定して左翼に布陣したが、移動方式装備品展示など、右翼の方が良かったようだ。体験試乗で、９６式装輪装甲車に乗れるので、待ち行列へ。装甲車と言ってもタイヤなのでその分快適。さて、野外展示などの続き。屋外車輌の列、火砲の列、広報館、火砲館、など、物凄い量。また、霞ケ浦は、旧海軍予科練の地で、雄翔館、雄翔園がある。他の往時の名残は、霞ケ浦に面した部分のスロープ(水上機揚収用)と、山本五十六元帥の揮毫「常在戦場」の碑くらいだろうか。元々海軍の地であったが、今は陸上自衛隊が駐屯している。にもかかわらず、海軍の遺産を守りつづけていてくれる事は、陸海を違わず、国を守ってくれる頼もしい証だ。名残惜しいが、シャトルバスの最終が15:00なので撤収。15:07⇒15:27土浦。さて、まだ早いので、土浦城へ。ちょうど「東櫓」が復元した所で、見学。続いて、土浦市立博物館を見学。「東櫓」のライトアップも始まり、絶好の時間帯なのだが、三脚が無いので、今日は断念。17:08土浦⇒18:16/18:20日暮里⇒18:51目黒⇒19:00武蔵小山。

◎陸上自衛隊土浦駐屯地（0298-87-1171）茨城県稲敷郡阿見町青宿121
移動方式装備品展示:FH70、７５式１５５㎜自走砲、２０３㎜自走砲、MRLS、８８式地対艦誘導弾発射機、８１式短距離地対空誘導弾発射機、８１式短距離地対空誘導弾発射機(改良型)、８７式自走高射機関砲、８９式装甲戦闘車、７３式装甲車、９６式装輪装甲車、１２０㎜迫撃砲、７４式戦車、９０式戦車、８２式指揮通信車、８７式偵察警戒車、偵察オートバイ、７９式対舟艇対戦車誘導弾、８７式対戦車誘導弾
野外武器展示場:TH55J、OH6、V107、M24、M4、M36、LVT5、M42、６０式８１㎜自走迫撃砲、７３式装甲車、７４式１０５㎜自走砲、７５式自走多連装１３０㎜ロケット発射機、７５式１５５㎜自走砲、８２式指揮通信車、８７式砲側弾薬車、７３式牽引車、６１式戦車、７４式戦車、９０式戦車、６０㎜自走無反動砲、９０式戦車回収車、２０３㎜榴弾砲、F86D、T33
火砲館:M45多連装機関銃架、三八式野砲、改造三八式野砲、四一式山砲、四年式１５センチ榴弾砲、九一年式１０センチ榴弾砲、九四式３７㎜速射砲(対戦車砲)、九四式３７㎜速射砲(対戦車砲)、一式機動４７㎜砲(対戦車砲)、各種砲弾
野外武器展示場(屋根付き):１５５㎜迫撃砲(日本)、８２㎜迫撃砲(ソ連)、八九式中戦車、三式中戦車、１２０㎜迫撃砲(ソ連)、弾?、M27型105無反動砲(USA)、５吋多連装ロケット(USA)、４５㎜対戦車砲・短(ソ連)、４５㎜対戦車砲(ソ連)、M1942型７６㎜野砲(ソ連)、３５㎜高射砲
武器資料館(広報館):各種銃砲弾、各種小火器約１００
雄翔館(予科練記念館):航空機１機

◎土浦市立博物館（0298-24-2928）茨城県土浦市中央1-15-18
\105(東櫓共通) 9:00-16:30 月曜休館

開設４６周年記念武器支援展示９０式戦車回収車によるエンジン脱着 (98.11.15 土浦駐屯地)

開設４６周年記念武器支援展示短SAMランチャー脱着 (98.11.15 土浦駐屯地)

野外武器展示場八九式中戦車 (98.11.15 土浦駐屯地)

新規作成日：1998年11月16日／最終更新日：1998年12月19日