571 横浜港 M/V GLOBAL MARINER 見学、シーバス2 航海
571 横浜港 観測記 平成11年5月8日 土曜 晴れ 10:20〜17:00
- M/V GLOBAL MARINER 新港埠頭在泊(北向き)
横浜海上防災基地在泊の海上保安庁船艇
- PL31 いず
- 密航支援船(例の船倉に100人前後いた船)
- 密航船
- 旧FL01 ひりゅう
- PL128 あまぎ
- LL11 ほくと
今日はM/V GLOBAL MARINERの見学へ出動。何やら、貨物船が横浜へ来るという情報が有り、もしかして、ケーブル敷設船?と思ったが、便宜置籍船反対キャンペーンでの寄港とか。
朝から出動と思っていたが、結局午後になり、13:46西小山⇒13:56田園調布・急行⇒14:20頃 桜木町。シャトルバスで新港埠頭客船ターミナルへ。
舷梯より乗船し、船倉へ。この船は、船倉を展示スペースとして改装されている。
主な展示内容は、海上労働の状況、便宜置籍船の問題、海上事故、など。
便宜置籍船は「税金が安いので」と言うのが第一義だが、法的規制の問題も有るようだ。すなわち、規制の緩い船籍国=船の質が悪く、船員の環境が劣悪で、為に海運全体の悪化につながると言う。
船首方向からの写真を撮りたいのだが、出船で着いているので、水上バスでの洋上撮影を決定。
16:05 MM21ぶかり桟橋⇒16:13山下公園、シーバス2での洋上撮影。
下船後、山下公園から船溜りを探索しつつ、再び、新港埠頭へ。
M/V GLOBAL MARINER 支援の日本側関係者(=海員関係と思われる)が、港にゴミを捨て、埠頭に煙草の吸い殻を投げ捨てるサマは、本船の訴えの趣旨以前の問題で、訴えの質をも疑わせてしまう。
すなわち、便宜置籍船の問題は、労働問題と共に、海上運輸全体の大きな問題と言うが、かかるマナーの悪い関係者を見ると、結局、自己中心主義の現われとしか見えなくなってしまう。先ずは、自らを律してから、世界を論ずるべきであろう。
17:43桜木町・急行⇒18:08田園調布⇒撤収。
M/V GLOBAL MARINER
1979年6月英国サンダーランド造船所建造 12778トンの貨物船
ITF(International Transport Worker's Federation)国際輸送労連 が便宜置籍船反対キャンペーン開始50周年を記念しての、世界一周プログラムを実施。
1998年7月 英国を出港後、欧州、北米東岸、南米、北米西岸、を経由して、5/7-5/10横浜へ来航。
5/13-15神戸寄港予定。
M/V GLOBAL MARINER (99.5.8 横浜・新港)
新規作成日:1999年5月8日/最終更新日:1999年7月3日