586 東京港 DD106さみだれ 第一回出動公試出港

586 東京港 観測記 平成11年8月10日 火曜 小雨/曇り 07:55〜08:10

今日はDD106「さみだれ」が、第一回出動公試に出港するので、出動。きょうは、ちょうど日露戦争の黄海海戦の日だが、IHIでは初公試は、こういった栄光の日に合わせているのだろうか。
7:00起床、しかし雨。どうしようか思案したものの、雨では写真もろくな物ではないので、再度ふて寝。しかし、雨音が聞こえなくなったようで、7:15再度起床。まだ降ってはいるが、どうもやむ方向に向かっている。自転車で7:30前 発⇒7:55過ぎ、品川埠頭。8:00目標確認。既にIHI石川島播磨重工業の岸壁より離岸し、回頭を済ませている。タグに先導され、レインボーブリッジを通過、港外へ向かった。まだ艦影は大井を航行中だが8:10作戦終了。当初、このまま自転車で事務所へ向かう予定だったが、時間も有りそうだし、天候の推移等を勘案し、大崎へ自転車を置きに向かう。なんとなくすべての信号に引っかかりつつ、8:33大崎⇒8:53事務所。
撮影データ ASA100,1/125,f8,+0.3。

DD106 さみだれ
むらさめ型6番艦「DD2235番艦」として、IHI石川島播磨重工業で建造が進められ、平成10年9月24日に進水し、鋭意艤装工事が行われていた。
艦名だが、本艦は「さみだれ」となった。しかし、「あめ」の名前は、色々と憶測を呼ぶ。もともと、名前が少ないのである。先代の護衛艦「むらさめ」「はるさめ」「ゆうだち」「いなづま・電」「いかづち・雷」はすでにリバイバルを果たし、「きりさめ」が加わった。あと「雨」を考えると「しぐれ・時雨」「ながあめ・長雨」「しゅうりん・秋霖」「おおあめ・大雨」「こさめ・小雨」「あきのながあめ・秋の長雨」なんていうのが有るが、「わたあめ・綿飴」なんかと変わらないような程度のものも有るから、実際艦名に成るのは難しい。そう、8隻ものシリーズの名前としては、元々困難だったのである。その先は、リバイバルで「あけぼの」や、「ありあけ」「ゆうぐれ」と来るかもしれない。


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新規作成日:1999年8月10日/最終更新日:1999年8月10日