590 横須賀港 LST4001おおすみ出港

590 横須賀港 観測記 平成11年9月5日 日曜 晴れ 14:30-16:15

在泊の艦船
米軍基地:CV63KITTY HAWK,LCC19BLUE RIDGE,CG,DDG54CURTIS WILBUR, 海上自衛隊SS4隻,IX503,FFG43THACH,FFG48VANDEGRIFT,海上自衛隊SS,DE222てしお,
吉倉北: YAS96,MSC668ゆりしま,ASU83,
吉倉桟橋: AGS5102ふたみ,AGS5104わかさ,AGS5103すま,LST4001おおすみ, DD101むらさめ,DDH143しらね,DDG171はたかぜ,DD102はるさめ,AOE423ときわ,
曳航標的、YL119,YD03,
支援船溜り: YO36,YG201,YT48?,YO35,YT74,YT66,YF2088級3隻、YF2121級2隻、
YL13,YT53,YT83,YT60,YF1031,YF2146?

今日は、LST4001おおすみ が、入船で着桟していると言うので、出動。本艦は、トルコ震災救援物資輸送の任務に就くことが予定されている。噂では、AOE423ときわ,DD102はるさめ,も同行するらしく、それらの艦も、入船で着桟している。13:19洗足⇒田園調布・急行⇒13:50横浜・快速特急⇒14:14/14:25横須賀中央⇒14:26汐入。ダイヤが大幅改正されていて、日中の特急が無くなっていて、順当な乗換で接続できるようになっていた。14:40基地入場。が、おおすみ がいない…、と、隣の桟橋にいた。トルコへ行きそうな艦艇を、入船の状態で撮影し、おおすみへ。ふと、さっきまで気が付かなかったが、レーダーが回っている。おーい、レーダーが適当な位置で写していたのか…と、写し直し。が、いくら神経が散漫になっているとはいえ、レーダーくらい気が付くもんだ。もしかして出港。と、機関も始動し、甲板に乗員も配置。15:15位には、ほぼ態勢が整ったが…。やがて、舫の一部が解かれて、乗員は艦に戻り、舷梯も収容。付近の艦のマストには、UW1旗。田浦からタグが2隻やってきて、支援。ヘリ甲板のビットに、タグのロープをつなぐので、タグの船首が浮き上がる。やがて離岸、15:40出港。後進で、かなり沖まで下がり、時計周りに回頭。16:05港外へ向け、出港していった。基地公開は16:00迄なので、門限だ。16:15出場。16:29汐入⇒16:43横須賀中央・快速特急⇒17:10横浜・急行⇒田園調布で撤収。

救難物資輸送は、今迄なら、効率の問題から、一般貨物として民間輸送していただろう。しかし、今回、自衛艦が輸送することには、国際的な意義も大きい。トルコは、昔から親日派だ。その国の大事に、アジアの果てから、自衛艦旗をはためかせて救援物資を輸送する日本の艦艇が入港する。その姿に、両国の友好は一層深まるであろう。事務的に言ってしまえば、金と貨物だけで良いかも知れない。しかし、意義と言う物は、見える形も必要だ。自衛隊の存在意義は、こうした、国際貢献の時代にも入っている。

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新規作成日:1999年9月5日/最終更新日:1999年9月29日