593 横須賀港 ADMIRAL PANTELEYEV(АДМИРАЛ ПАНТЕЛЕЕВ) 入港 見学

593 横須賀港 観測記 平成11年9月16日 木曜 曇り 9:00-12:15

在泊の艦船
米軍基地:CV63KITTY HAWK,LCC19BLUE RIDGE,CG,CG,DD,DDG54CURTIS WILBUR,
IX503,LSD42GERMANTOWN, FFG48VANDEGRIFT,海上自衛隊SS,LST4151?
消磁所?:海上自衛隊SS
吉倉沖: DDG171はたかぜ,DDG174きりしま,
吉倉北: ASU83,
吉倉桟橋: AGS5102ふたみ?,AGS5104わかさ?,AGS5103すま?,AOE423ときわ?, DDH143しらね, DDG168たちかぜ,DD101むらさめ, ADMIRAL PANTELEYEV(АДМИРАЛ ПАНТЕЛЕЕВ)
曳航標的、YL119,YD03,

今日は、ロシアの大型対潜艦ADMIRAL PANTELEYEV(АДМИРАЛ ПАНТЕЛЕЕВ) が、房総沖で実施される日露共同救難訓練の前に寄港するので出動。ロシア艦と言えば、一昨年東京に寄港したおり、一般公開するしないで、大騒ぎとなったが、今回は、一般公開するようだ。ただ、右翼の活動などにかなり神経を尖らせているようでもある。前回のルートなどで、しばし調整し、報道の末席に入れていただく。
7:35西小山⇒7:43田園調布・各停⇒8:10/8:18横浜・特急⇒8:45汐入。臨海公園の様子を垣間見て、基地内へ。報道陣は9:30集合との事だが、待合所ではかなりのんびりムード。10:00入港と言う意味を知る船の人にとって、この時間のこの状況は落ち着かない。待っている報道陣の間では、船の人にとっては、当たり前のような質問が飛び交う。うーん、誤った報道の原因は、やはりこういった水準に起因する物なのだろうか。果たして痺れを切らせた、船の報道陣は、桟橋へ。ちょうど消磁所の沖を入港する艦影を確認。かなり大回りで接近し、吉倉桟橋の沖で回頭し、後進でY1へ接岸。かなりもたもたしていて、やがて「尻を擦りそうだ」と思った瞬間、バンと言う大きな音と共に白煙が上がる。舫が切れて飛んだようだ。10:20頃着岸。歓迎式典。10:50集合と待機していると、DDG168たちかぜ が入ってきている。11:00-11:30乗艦見学。報道陣のツアーと言う事だったが、上甲板、それも前半分だけ と寂しい。艦そのものは、前回来たアドミラル・ヴィノグラドフと同じで、見た所相違はない。甲板ジョンの色々は船の人には見れば判る物ばかりだが、一般報道陣には初体験のようで、「みんな何を写しているの」⇒魚雷発射管、など、微笑ましい状態。12:00出場、臨海公園の様子を確認し、12:18汐入⇒金沢文庫・快速特急⇒13:10泉岳寺で撤収。ダイヤが大幅改正されていて、日中の特急が無くなっていて、順当な乗換で接続できるようになっていた。
横須賀市内は至って穏やかな物で、デモや、警備の姿すら見られなかった。もっとも、最近毎日の不祥事発覚の神奈川県警、表に出ないほうが、安全でもある。

大型対潜艦 ADMIRAL PANTELEEV(АДМИРАЛ ПАНТЕЛЕЕВ)
1988/4/28起工 1990/2/7進水 1991/12/19就役 1992太平洋艦隊編入
Yantar Zavod 820, Kaliningrad, Kaliningradskiy Oblast建造
排水量7300t 全長164m 幅19m 速力30kt 乗員320(内 士官37)
100mm単装砲2門、4連装対潜ロケット発射機2基、4連装魚雷発射管2基、対空ガトリング砲4門、RBU2基、ヘリ(ka27)2機(今回は救難型) など
艦名の発音は アドミラール・パンチィリーィフ が近い
艦名は 太平洋艦隊司令官(1951-1956) Admiral Yury Panteleev に因んでいる。


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新規作成日:1999年9月16日/最終更新日:1999年9月21日