595 横須賀港 ADMIRAL PANTELEYEV(АДМИРАЛ ПАНТЕЛЕЕВ) 三笠 見学
595 横須賀港 観測記 平成11年9月19日 日曜 晴れ 9:30-16:45
在泊の艦船
米軍基地:CV63KITTY HAWK,LCC19BLUE RIDGE,CG,CG,DD, TAGM23OBSERVATION ISLAND,DDG54CURTIS WILBUR, 海上自衛隊SS2隻,
IX503,LSD42GERMANTOWN, FFG48VANDEGRIFT,海上自衛隊SS2隻,LST4151?
消磁所?: DDH143しらね,
吉倉沖: DDG171はたかぜ,DDG174きりしま,
吉倉桟橋: AGS5102ふたみ?, AGS5103すま?, DD102はるさめ?,DD103ゆうだち,
DDG168たちかぜ,DD101むらさめ, ADMIRAL PANTELEEV(АДМИРАЛ ПАНТЕЛЕЕВ)
曳航標的、YL119,YD03,
今日は、ロシアの大型対潜艦ADMIRAL PANTELEEV(АДМИРАЛ ПАНТЕЛЕЕВ)で、記者会見が行われるので出動。ロシア艦と言えば、一昨年東京に寄港したおり、一般公開するしないで、大騒ぎとなったが、今回は、ちゃんと一般公開も行われている。ただ、右翼の活動などにかなり神経を尖らせているようでもある。8:02西小山⇒8:08/8:10田園調布・急行⇒8:39横浜・特急⇒9:05汐入⇒(寝過ごした)9:07/9:14横須賀中央⇒9:16汐入。最近毎日の不祥事発覚の神奈川県警からは機動隊が来ていて、入り口周辺に展開している。入り口には既に長蛇の列が出来ている。今日は正式取材の扱いになっているので9:30頃基地内へ。9:45新聞記者等と本艦へ移動し、10:00頃から記者会見。ロシア海軍からは、沿海混成艦隊司令官、艦長ら5名が列席。士官室には、ヴィノグラドフには無かった冷房装置も取り付けられていた。10:30頃会見は終了し、艦上を一巡。11:00頃下艦。乗艦してきている候補生が、三笠見学に行くと言うので、取材陣も続行。三笠士官食堂で、三笠保存会理事長の講演に続いて、三笠艦内を見学。候補生等は過去の歴史的事実として受け止めていて、日本海海戦の敗北と言うマイナスの印象を持ってはいない様だった。12:15頃下艦し、記念写真の後、基地へ撤収。12:45右翼の街宣車17台が活動。果たしてロシア艦は、乗艦見学者の乗艦行列が吉倉桟橋の袂まで伸びるほどの活況。へり(ka27救難型)も公開されているが、黒山の人だかり。乗艦行列はついに16:00直前まで解消しなかった。艦の裏方では、乗員の物品販売があって「Change」と言って、バッチとかを見せて、金品と交換している。15:30頃ようやくヘリ観客が航空マニア中心になり、写真大会。前甲板に移動して人の少ない状態を撮影。16:00過ぎ退艦。ちょうど右翼の街宣が臨海公園で始まり、不祥事続きの神奈川県警も槍玉に上がって大受け。基地の門は硬く閉ざされ、盾で武装した海上自衛隊員も待機し、見学者のバス輸送が始まってる。16:45右翼の「ご静聴有り難うございました」の声で解散。16:50頃基地外へ。今日の来場者は7000人前後では無かろうか。16:55JR横須賀⇒18:00品川で撤収。
大型対潜艦 ADMIRAL PANTELEEV(АДМИРАЛ ПАНТЕЛЕЕВ)
1988/4/28起工 1990/2/7進水 1991/12/19就役 1992太平洋艦隊編入
Yantar Zavod 820, Kaliningrad, Kaliningradskiy Oblast建造
排水量7300t 全長164m 幅19m 速力30kt 乗員320(内 士官37)
100mm単装砲2門、4連装対潜ロケット発射機2基、4連装魚雷発射管2基、対空ガトリング砲4門、RBU2基、ヘリ(ka27)2機(今回は救難型) など
艦名の発音は アドミラール・パンチィリーィフ が近い
艦名は 太平洋艦隊司令官(1951-1956) Admiral Yury Panteleev に因んでいる。
新規作成日:1999年9月19日/最終更新日:1999年9月21日