608 東京港 御即位十年記念特別展、東京水産大学「第40回海鷹祭」
608 東京港 観測記 平成11年11月20日 土曜 晴れ 12:00〜17:00
今日は、御即位十年記念特別展と、東京水産大学の「第40回海鷹祭」へ。
先ずは皇居へ。11:16西小山⇒12:00前、大手門入場。三の丸尚蔵館特別展「饗宴−伝統の美」、約15分待ちで入場。続いて 百人番所で行われている、装束類特別展。本丸休憩所内の大嘗宮模型特別公開。本丸跡広場では、旛類特別展、官軍の錦の御旗を彷彿させる。御料車・儀装馬車特別展、ピカピカの車と、古式ゆかしき馬車。二の丸諏訪の茶屋では、盆栽特別展、盆栽と言うには大きいが、シロウトにも判る美しさ。写真も一応写すが、案内のパンフレットが、ほぼ全容を伝えてくれる。
□皇居東御苑で行われる特別展(平成11年11月14日〜11月23日の10日間)
■天皇陛下御即位十年記念装束類特別展
@ 束帯(そくたい)(黒袍(くろほう)・男子供奉員用)
A 五衣(いつつぎぬ)・唐衣(からぎぬ)・裳(も)(女子供奉員用)
B 束帯(黒袍・威儀(いぎ)の者)
C 束帯(緋袍(あけほう)・威儀物(いぎもの)(弓)捧持者)
D 束帯(縹袍(はなだほう)・威儀物(桙)捧持者)
E 束帯(縹袍・衛門(えもん))
F 五節舞姫(ごせちのまいひめ)
G 布衫(ふさん)(火炬手(ひたき))
H 采女(うねめ)服(陪膳(はいぜん)・後取(しんどり))
■天皇陛下御即位十年記念旛類特別展
即位の礼に使用した旛類を萬歳旛(ばんざいばん)2旒を中心に,日像纛旛(にっしょうとうばん)・月像纛旛(げっしょうとうばん)各1旒,菊花章大錦旛(きっかしょうだいきんばん),菊花章中錦旛,菊花章小錦旛各2旒,計10旒を展示
■天皇陛下御即位十年記念御料車・儀装馬車特別展
○御料車
・即位礼正殿の儀終了後の「祝賀御列の儀」の際に両陛下が御使用になった御料車(ロールス・ロイス)
・旧御料車(メルセデス・ベンツ)
○儀装馬車
・「即位礼及び大嘗祭後神宮に親謁の儀」の際に天皇陛下が御使用になった儀装馬車2号(昭和34年両陛下の御成婚の際にも御使用になった)
・「即位礼及び大嘗祭後神宮に親謁の儀」の際に皇后陛下が御使用になった儀装馬車3号
■天皇陛下御即位十年記念盆栽特別展
■天皇陛下御即位十年記念大嘗宮模型特別公開
■天皇陛下御即位十年記念三の丸尚蔵館特別展 第4回展「饗宴−伝統の美」
天皇陛下の御即位の際「大饗の儀」で,両陛下が御使用になられた御台盤を中心に,関連の巻子や冊子等を展示
続いて東京水産大学へ。14:57東京⇒15:20頃入場。東京水産大学の海鷹祭は、例年この時期に開催されていて(今年は20日程遅いが)、資料性のあるパンフレットや、自然関係の展示、そしてポンドの船と、見るべき物が多く、楽しみである。例年の海鷹祭のパンフレットは、1/3程度が勉強会のページとして真面目な資料となっていたが、一昨年から割愛されていて残念。研究発表としては、動植物研究会の展示・レポート、水産生物研究会のミニ水族館・レポート、うみがめ研究会の展示、海洋研究会の展示等が、とっても興味深い。たまには、こうして、船以外の自然に目を向けるのも良いものだ。日本捕鯨協会のコーナーもあり、ビデオを鑑賞。捕鯨禁止はある意味欧米の偏見のなせる物だが、鯨の大量の血を見ると、ちと考えてしまう部分もある。が、実際、ブタや牛、鳥を、生きた姿を肉屋で解体すれば、同様以上の物もある。
東京水産大学(03-5463-0510)108東京都港区港南4-5-7
東京水産大学海鷹祭実行委員会(03-5463-0502)108東京都港区港南4-5-7
東京水産大学ポンド(係船場)
・青鷹丸
・ひよどり
・カッター3,2
新規作成日:1999年11月20日/最終更新日:1999年11月20日