650 東京港 Air Force One 来日

650 東京港 観測記 平成12年6月8日 日曜 晴れ/曇り 9:20〜15:15

今日は、小渕前総理の葬儀のために来日する、アメリカ大統領ビル・クリントンを乗せた、Air Force One が、羽田空港に到着する日だ。通常、警備上の事由などにより、明確な日時は掌握が困難なのだが、運良く、ある程度の時間情報を入手したので、出動。さて、撮影場所なのだが、本来は、空港ターミナルの展望デッキとなるのだが、警備上の事由で当然閉鎖。また、京浜島などの公園も、恐らく閉鎖されるだろう。とすると、着陸アプローチの空中回廊を狙うしかない。この時期、風向きは南風なので、概ね、RunWay32(B滑走路)か、RunWay16L(C滑走路)となる。とすると、有明あたりが、ある程度の場所と言う事になる。9:00浜松町⇒9:25有明ビックサイト。到着時点では、RunWay16L(C滑走路)で、丁度だったのだが、たちまち、RunWayChangeでRunWay32(B滑走路)となってしまった。とすると、ここからは、かなりの距離である。まだ時間もあるので、有明の東京フェリーターミナルへの転進を決意。9:45バス⇒フェリー埠頭入口、丁度のバスがないので、徒歩で、10:05フェリー埠頭。さて、10:40と聞いていたのだが、なかなか現れない。この10:40と言う時間も、着陸か、スポット到着か、はたまた歓迎式か、車の出発か定かではなかった。もしかすると、早まったりして、既に到着しているかもしれない…。と、再びRunWayChangeでRunWay16L(C滑走路)となった。果たして10:45機首が青の機体がアプローチしてくる。やった、と思ったものの、ポケモンジェット99(747)であった。本来はこの機体も嬉しいところだが、今日の第一目標ではないので、ちと値打ちが下がってしまう。来ない、が、1時間くらいは遅れたりもするだろうからと待機。11:07再び、機首が青の機体、待望のAir Force One である。が、飛行経路が…。RunWay16L(C滑走路)へのアプローチは、南東より飛来し、この上空付近で左旋回し、大井埠頭付近で再び左旋回して着陸する。国内線の手慣れた機長は、テキパキと旋回するので、比較的沖で捻ってくれるのだが、慣れないとか、大統領を乗せて慎重だったりすると、大きく回り込む経路となってしまう。案の定、真上を通過して旋回していった。うーん、Air Force Oneのお腹の撮影となってしまった。ま「普通の人が狙わないアングルも良いかもしれない」と慰めるしかあるまい。ついでに撮影継続。エアドゥ、11:23ポケモンジェット99(767)、11:58スカイマーク、12:30中華航空、12:42JTA、フェリーの南へと陣地変更をしていると、13:01Air Force Two?(707)、フィルムが1枚しか残っておらず残念。続くJASのDC9、右翼フラップあたりから、ベイパーを引いていた。フェリーの南側は、約200mずれるので、結果的にはこちらのほうが良かったようだが、風向きなど僅かな偏差でどうにでもなるので、抜本的対策としては、青海埠頭の南端が良いようだ。が、今日のように強風の日は、コンテナなどの遮蔽物がないと、風の直撃でレンズをまともに向けられないし、波しぶきも食うので、トータル要素としては、なんとも言えない。また、RunWayChangeによる陣地変更を考えると、車は必須であった。が、慌てると危険でもあるし、南風と北風が入れ替わる場合など、川崎側の待機となり、どうしようもない。〜15:15撮影終了、15:35⇒15:43国際展示場/15:50ビックサイト⇒16:20浜松町にて撤収。

撮影条件 ASA100,Amode,f8,1/250前後 135-400mm, 100-300mm 久々に、135-400mmの出番となったが、ややピントが甘そうな気がして、また、747ではあふれるので、肝心なところは100-300mmとした。

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新規作成日:2000年6月8日/最終更新日:2000年6月25日