684 東京港 DD108あけぼの 進水式

684 東京港 観測記 平成12年9月25日 月曜 曇り 14:30〜17:30

今日は「DD2237番艦」の進水式の日だ。13:40高田馬場⇒14:00茅場町⇒14:03/14:10築地⇒14:20?晴海3丁目。まずは、晴海埠頭から確認〜14:35。で、14:45入場。控え室で待機、14:50現場移動。まあ、主だったところが集合、でも割と少数。今回も「進水式観覧券」も発行されていて、関東での護衛艦の進水式が最後と言う事で結構な観客、約3000名。撮影位置と言うと、報道席からは、ちと障る。で、左舷正面に布陣。進水式は、当初16:00〜の予定だったが、5分早められた。 真正面だと18-35mmのレンジだが、良く考えると、船体はたちまち後方へ進んで行くし、薬玉の割れる頃には28-70レンジだ。しかもレンズ交換の暇も無いし、数十秒で200-300m進むので、100-300mmもスタンバイ。

「DD108 あけぼの」の進水式の様子は次の通り。
15:55頃から式は始まり、国家奏楽、防衛政務次官による命名式、進水準備発令「ただいまより進水作業を行う」「進水準備」「腹受盤木取り外し始め」盤木を取り外す作業「進水作業始め」安全確認発令「安全ピンを外せ」)16:07頃支綱切断、シャンパンが割れ、船体はゆっくり、そして物凄い轟音と共に加速され滑走、タグの祝賀汽笛の中、進水。進水完了報告。タグに伴われ中央岸壁へ(17:15?)着岸。

艦名だが、本艦は「あけぼの」となった。しかし、「あめ」の名前は、色々と憶測を呼ぶ。もともと、名前が少ないのである。先代の護衛艦「むらさめ」「ゆうだち」「はるさめ」はすでにリバイバルを果たし、「きりさめ」「さみだれ」が加わった。あと「雨」を考えると「しぐれ・時雨」「ながあめ・長雨」「しゅうりん・秋霖」「おおあめ・大雨」「こさめ・小雨」「あきのながあめ・秋の長雨」なんていうのが有るが、「わたあめ・綿飴」なんかと変わらないような程度のものも有るから、実際艦名に成るのは難しい。そう、9隻ものシリーズの名前としては、元々困難だったのである。が、「いなづま・電」「いかづち・雷」が現れ、海上自衛隊発足当初の護衛艦名のリバイバルか、「あけぼの・曙」が来た。とすれば、続く、三菱長崎の進水式では9番艦が「ありあけ」「ゆうぐれ」と来るかもしれないと。

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新規作成日:2000年9月24日/最終更新日:2000年9月24日