688 東京港 オーストラリア艦隊(DDG41 BRISBANE、AOR304 SUCCESS)入港、見学、夜景

688 東京港 観測記 平成12年10月5日 木曜 曇り 9:10〜12:00、17:00〜20:30

今日は、オーストラリア艦隊(DDG41 BRISBANE、AOR304 SUCCESS)が入港するので出動。8:10過ぎ発⇒9:10晴海埠頭、早速布陣。9:23大井沖を北上する艦影を確認。先ずは、AOR304 SUCCESS 入港。続いて、DDG41 BRISBANE が、レインボーブリッジを通過。AOR304 SUCCESS の横に接舷。10:30〜11:00?入港歓迎式典。第八護衛隊司令が歓迎挨拶。東京ポートガイドの小森美奈さんが花束贈呈。そして最後に記念写真。
今回オーストラリア海軍との、2年越しのお付き合いのお陰で、本国より早々に通知を頂いており、来日各艦にまで連絡して頂いている。とりあえず、ご挨拶と思い、舷門の乗員に言うと、呼びに行ってくれたのは良いが、すぐ来ると言ったまま、その人は去っていった。おーい、初対面なんだから、あと、どーすんだよー。と、しばしして、それらしい人が降りてきたので、ご挨拶。早速「乗るか」との事なので、現場周囲のメンバーを集めて、急遽任務部隊を編成、早速DDG41 BRISBANEを見せてもらった。AOR304 SUCCESS の舷梯から上がって、DDG41 BRISBANE 乗艦。本艦は、C.F.アダムス級の艦で、元々の設計は、第二次大戦型駆逐艦の、戦後改良版を、対空ミサイル搭載艦化した物なので、ある意味、レア物。しかし、今でこそ、日本はイージス艦4隻を誇っているが、本艦新造当時は、海上自衛隊は「あまつかぜ」ただ1艦に対し、オーストラリアは本級3隻もあった。先ずは艦橋、機器も少なく、真鍮がピカピカ。続いて艦橋の上へ。そして、艦首5吋砲。蓋を開けてくれたと思ったら、中に入れと。写真もOKと言うが、近距離過ぎて、証拠写真。両サイドに2名、下に1名、照準に1名の、4名配置。続いて、ミサイルランチャー。たもとに何やら覗き窓が有って、ミサイルランチャーの制御室のようだ。さて、「あと、何か」と言うので、そこはやはり、CICと機関室でしょう。が、CICには、顔色が曇った。が、別にシロウト衆の我々としては写真に拘らないので、「見るだけでも」と言うと、再び艦橋へ。そう、本艦は、艦橋後方にCICがある。かなり年代物のコンソールが、3個づつ3群、あと艦長席など。奥の部屋には、IFFの機器など。更に奥には、コンピューターとそのメモリ。70年代の物と言う、さすがに骨董品で、もはや、近代兵器は相手に出来そうも無いのだが。途中、ペンキ塗りをしていたので、塗料を紙に塗ってもらう。そして、その、いまだ乾かぬ塗料を見かねて、ラップを持ってきてくれて、奇麗にカバー。艦内へ降りて、機関室へと、食堂を通過。ちょうどお昼時で、ごった返している。と言う事で、機関室も、ちと繁忙のようで、パンフレットを貰って、撤収。いやー、至れり尽くせりの対応で感謝。11:40下艦、11:57のバスで撤収、12:40高田馬場。
再び夜戦へ。16:11高田馬場発⇒16:58晴海埠頭。日のあるうちに、適当に写して、17:17艦旗降納。18:00〜ホストシップは、電燈艦飾を始めたが、オーストラリアは点灯しない。しばしすると、18:50? DDG41 BRISBANEがイルミネーション。AOR304 SUCCESS は、単なる照明。20:30作戦終了。20:40⇒有楽町にて撤収。撮影データ:ASA400,f8,8"前後,+2.0補正。

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新規作成日:2000年10月5日/最終更新日:2000年10月5日